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Milkのメモ帳

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

Milk's Memo Note

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

【視聴】TWELVE MONKEYS(12 Monkeys)【感想】

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最近、Amazon Prime Video に懐かしい映画が増えてきています。

子供の頃見て印象に残っていた映画の一つである、「12 Monkeys」も、字幕版ですが追加されました。

久しぶりに見てみましたよ。

あの怪しいアコーディオンの曲が頭に残って離れません(笑)

そして、最近ではTVドラマ化しましたね。実はそっちも気になっています・・・

概要

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1997年 50億の人間が、死のウイルスにより死滅するだろう。
生き残った者は、地上の暮らしを捨てて地下にもぐる。
地球は再び動物の支配する惑星となる。

ある分裂病患者の問診記録より。
1990年4月12日ボルティモア郡病院

ジェームズ・コールは囚人として服役中の身。そして、時代は2035年です。

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地上は死のウイルスにより99%の人間は死滅し、残り少ない人類は地下での生活を余儀なくされていました。

コールは夢をよく見ました。空港でアタッシュケースを握りしめて逃げる男。それを銃を持って追いかけ、警官に射殺される男。そして、射殺された男に金髪の女性が取り乱して駆け寄る姿。いつも同じ夢でした。

ある日、コールは囚人の中で特に体力と精神力がタフであることを認められ、科学者たちからある提案をされます。

それは、ワクチンを作るため、過去にタイムトラベルすることにより、死のウイルスがどういった経緯で蔓延したのかという情報を収集するという任務でした。

これが成功した暁には、終身刑だったのが減刑されるという恩赦を与えるとのこと。

コールはそれに同意し、1996年へタイムトラベルを行うのです。

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しかし、科学者はミスを犯し、コールを1990年に飛ばしてしまいます。「ウイルスによって人類が死滅する」と叫び続ける薬物中毒者と勘違いされ、また警官を2人も病院送りにしてしまったコール。

警察に取り押さえられ、精神病院送りにされます。そこで、精神科医のキャサリン・ライリーと出会います。

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彼は、キャサリンを含めた医者たちの前で、将来ウイルスによって人類が死滅すること、そしてそれについての情報を自分が集める必要があることを説明しますが、誰一人理解してくれません。

結局のところ、精神異常者として治療を行うために精神病院に強制入院されることになるのです。

そこは、薬物中毒者や妄想癖のある患者、そう言った所謂”普通の人”とは違う人々が隔離されている場所でした。その中に、ジェフリー・ゴインズがいました。彼は自分の妄想やこだわりが強く、話すと興奮してそれが抑えられなくなるタイプの人間。

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看護師から、病院内のルールをコールに教えてやるようにと指示されたことで、ゴインズはコールと深く関わるようになります。

コールは一刻も早く病院から出たいと考えていました。ゴインズはそれに協力しますが、もう少しのところでコールは脱走に失敗。個別の部屋に幽閉されることになります。しかし、次の瞬間にコールはいなくなります。誰もコールがどうやって脱出したのか理解出来ませんでした。

実は、コールは2035年に科学者たちから引き戻されていました。そして、科学者たちから尋問を受けます。しかし、1996年に送る予定だったのに、1990年に送られたため何も情報を掴むことは出来ていませんでした。

幾つかのスライドをコールは見せられます。そして、何か見覚えはないかと問い詰められます。すると、ある写真に見覚えがありました。病院にいたゴインズです。

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死のウイルスには、「12 Monkeys」という組織が何かしら関与しており、ゴインズはその組織の人間だったのです。

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コールは、再度1996年に向けてタイムトラベルをすることになります。今度こそ、死のウイルスの情報について掴みとるために・・・

解説

この映画は、かなり悲しい結末の映画です。

結果から言うと、コールは任務に失敗します。

と言うよりも、途中からコールは何が現実なのか理解できなくなるのです。

2度目に1996年に飛ばされる時も、科学者は失敗し第一次世界大戦の真っ只中に一瞬飛ばしてしまいます。そこで、2035年の時の友人、ホセに出会いますが流れ弾に当たってしまいます。しかし、次の瞬間、1996年に飛ばされるのです。

コールは車が運転出来ないため、キャサリンを誘拐。そして、「12 Monkeys」についての情報を集めることを強要します。キャサリンは、コールが妄想癖によって精神がおかしくなっているのだとコールに言います。しかし、一生懸命に「12 Monkeys」の情報を集めるコール。

次第に、「12 Monkeys」のリーダーがゴインズであり、ゴインズの父親は細菌学者であることが判明します。コールはゴインズに面会しウイルスの在り処について問いただしますが、「昔、精神病院でウイルスによって人類を破滅させる計画を言い出したのはお前だ!」とゴインズはコールに言い放ちます。

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当然ながら、これはゴインズの嘘八百。しかし、コールは精神病院にいた頃に強い鎮静剤を打たれていたため、記憶が定かではありません。遂には自分がウイルスを撒き散らす計画を手助けしたのだと思い込むようになり、精神が崩壊し始めます。

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キャサリンは、ゴインズもコールもそんなことはしておらず、二人共妄想癖や虚言癖のある病気なのだと激怒します。コールは、もう何が正しいのか分かりません。妄想ならば50億人の人々は死にません。なんと素晴らしいのでしょう。

次の瞬間、2035年にコールは引き戻されます。キャサリンはまたしてもコールが一瞬にしていなくなる現場に居合わせることになったのです。

コールは2035年に戻されるのですが、ゴインズと「12 Monkeys」の関係について情報を得てきたということで、釈放することにしてもらえます。しかし、コールは科学者たちは自分の中の妄想だと思うようになります。そして、科学者たちに「12 Monkeys」を止められるのは自分だけだ。だから1996年に戻してくれと頼むのです。

残されたキャサリンは、TVで放送されていた事件(少年が井戸に落ちたという事件)の真相について知ります。実は、コールはこの事件は、実際は少年は納屋に隠れていたんだと言っており、TVの放送でも現実にそうなったのです。徐々にキャサリンは、コールが正しいことを言っていたのではないだろうか?と感じ始めます。そして、コールの脚から取り出した銃弾が、第一次世界大戦時代の銃弾であったこと、そして、その写真の中にホセと一緒にコールが写ってしまっていることを見つけます。

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コールは1996年に戻ってきました。彼自身はキャサリンに自分を治療してくれと言います。頭の中の科学者たちを説得して、1996年に戻ってきた。自分は君が言うように妄想癖のある精神異常者だ。だから治療してくれ!と懇願します。

しかし、キャサリンは数々の証拠から、今までコールが言っていたことが事実であり、着々と死のウイルスが撒き散らされることになる。だからそれを止められないのかとコールを問い詰めるのです。

完全に、コールとキャサリンの立場が逆転してしまいました。しかし、コールはもう混乱しており、何が正常なのかが理解出来ずにいました。そして、キャサリンとともに”今を生きたい”と言うのです。

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キャサリンは、コールを哀れに思ったのか、それ以上彼を追い詰めることはしませんでした。そして、彼とともに逃避行を決断するのです。

その頃、「12 Monkeys」は着々と計画を進めていました。ゴインズは、父親を誘拐し動物園に直行します。なんと、彼らは科学者たちが行う動物実験に反対する、動物愛護団体の過激派組織だったのです。そして、動物園から動物を放して、檻の中に父親を入れるということをしたのでした。実は、「12 Monkeys」と死のウイルスは関係が無かったのです。

キャサリンとコールは、変装して空港にいました。コールは念の為、「12 Monkeys」は死のウイルスと関係が無かったと電話で録音を入れます。すると、未来からホセがやってきます。コールに死のウイルスを持ち歩く犯人を射殺しろと言うのです。命令を聞かない場合は、キャサリンを殺すと。

キャサリンは、空港にゴインズの父親(細菌学者)の助手が居ることに気づきます。つまり、死のウイルスを撒き散らすのは、実はその助手だったのです。

キャサリンとコールは、その助手を追います。そして、助手は追われていることに気づきます。コールは無理矢理に追いかけ銃を取り出したため、警官に射殺されてしまうのです。

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その一部始終を見ていた少年がいました。そう。それは、幼いジェームズ・コールだったのです。

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彼がよく見ていた夢は、自分自身についての話だったのでした。

感想

最後のシーンが印象的です。コールが射殺された後、キャサリンは必死に空港内のある人物を探します。

そう。それは、コール少年です。

そして、彼を見つけた後に微笑むのです。目の前でコールは死んでしまったけれど、まだコールはあそこに生きている。

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そういう意味でしょうか。悲しいお話です。


ブルース・ウィルスもいい演技してるんですけど、なんと言ってもブラッド・ピットですね!

もうキチ●イで頭がイカれてます。

いつものキリッっとしたブラピじゃなくて、ヘラヘラのネジがぶっ飛んだ役をしても、いい感じにそれらしく見えるんですよ。

お前、ほんとに薬やってね?って感じに(笑)

だから、「12 Monkeys」がウイルスをばら撒くって言われればそんなことしそうだし、結局は動物愛護団体で動物園の動物を檻から出しちゃった!ってなっても、あぁ〜そんな感じだよねwwって納得するんですよ。

なんか、とにかくとんでもねーことやってくれちゃうね。コイツ。って感じ。


キャサリンがコールに対して、どうして愛情を抱いてしまうのか、そして逃避行という行動に出てしまうのか・・・という点が、私としては今一歩ピンと来ませんでしたね。そう・・・なるかなぁ?って。だって、死んじゃうんだよ?

何回か見直すと分かるんでしょうか?因みに、あちこちに伏線がありますから、何度見ても面白い映画になっています。

スライドに映しだされている写真が、映画の中にサッと出てきたり、未来の人間が実は1996年の中に紛れ込んでいたり・・・

最後には、科学者の一人が飛行機で犯人の隣に座るというシーンで終わります。

恐らくは、彼女がウイルスを持ち帰り、ワクチンを作るということを暗示しているのだと思われます。

しかし、自分の中ではそれはもうどうでも良いと感じてしまうんですよね。

苦悩したコールが救われない。あまりに可愛そうだと。


そういう意味でも心に残る映画ですし、ピースとしてカチッカチッ!とはまっていく爽快感もある映画ですので、SFとミステリーが好きな方には、是非オススメです。

それでは、今回はこんなところで。

adios!!

12モンキーズ(字幕版)

12モンキーズ(字幕版)