Milkのメモ帳

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

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【2017年】F1のチームとドライバーの紹介【遂に開幕!】


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ストフェル・バンドーン、初F1フル参戦に「この夢のために頑張ってきた」 【 F1-Gate.com 】

www.milkmemo.com

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こんにちは!Milkです!
今日は、私の大好きなF1のお話だよ!

さて、もうすぐF1が開幕するのをご存知でしたか?

昨年までは、色々と難しいレギュレーションが存在したため、メルセデスの独走を止めるということに半ばあきらめモードに入っており、後半は実践データを取得するのに終始するという展開になったりしていました。

2017年は、F1の魅力を引き出すために、レギュレーションが変更され、より熱いバトルが期待されます!
(本当か??)


昨年との変更点

幾つか昨年までのレギュレーションとは変更されている部分があります。

私も厳密にレギュレーションを舐め回して見ているわけではないので、間違いがあったらごめん・・・

パワーユニットの開発が解禁

一番大きい変更はここでしょう。

現在のF1は、ブレーキングの熱などの回生エネルギーを上手く使うことが前提となっているエンジンです。
(熱エネルギーを電気エネルギーに変換し、補助ターボとして利用する。)

これは、市販車への技術転用を可能にするためです。

ですので、今ではエンジンとは言わずに、それらエンジンと補助系のターボを合わせて、パワーユニット(PU)と言うようになりました。

昨年までは、チーム間の力の差が資金力の差として出てこないように、PUの再設計の凍結というのがなされていたのです。

PUを大きく変更するということが出来ないため、これはメルセデス1強時代が長く続くという結果が生まれました。

また、本来の開発競争を上手く引き出すということも出来なくなってきたのです。

今年からは、F1のシーズン中にどんどんPUのバージョンアップがなされていくはずです。

シャシーの規格変更とタイヤ幅の変更

シャシーとは、F1の場合は車体だと思ってくれればいいです。

PUサプライヤーと呼ばれるPUを提供する会社と、それを購入してシャシー(車体)を開発するレーシングチームに大きく分かれます。

ワークス・チーム(PUサプライヤーとレーシングチームが同一のチーム)が一番強いはず・・・

なんですけど、やはり各レーシングチームによって、シャシーの設計が異なるので、それによってPUの本来の力を引き出せるかということが起きるのです。

有名なのは、レッドブルとルノー。

レッドブルは、PUはルノー製を使用しています。ルノーはもちろんルノー製のPUです。

しかし、昨年はレッドブルが圧倒的に強く、何とか上位3位に入り込むという健闘を見せました。

このようにシャシーは、F1の速さや安定性に大きく影響するのです。

さて、シャシーのレギュレーションが変更されることにより、F1の見た目が大きく変更されることになりました。

より、中央部分のボディーが大きくなり、レギュレーションの抜け穴?として、シャークフィンという部品を付けるレーシングチームが多く見られます。

また、タイヤ幅も変わり、よりF1の速さは速くなると予想されています。

これにより、抜き抜かれつのレースが展開されるようになるのでしょうか?

レーシングチーム

それでは、2017年に出走予定のレーシングチームを紹介しましょう。

MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team

昨年のドライバーズチャンピオン、及びコンストラクターランキングでも1位となった完璧で最強のレーシングチーム。

メルセデスのワークス・チーム。

ドライバー

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メルセデス 2017年 レーシングスーツ 【 F1-Gate.com 】

左から、ルイス・ハミルトン。そして、バルテリ・ボッタス。

ボッタスは、ウィリアムズから移籍して来ました。

これには随分とゴタゴタが・・・

昨年のF1チャンピオンである、ニコ・ロズベルグが突然の引退宣言。メルセデスAMGとしては、ハミルトンとロズベルグの2人体勢を続行する予定でした。

何しろ、2人ともチャンピオン経験者ですし、今、最もチャンピオンを争っている実力のあるライバル同士でしたからね。

しかし、ロズベルグはチャンピオンになったことに満足したのか、引退することを頑なに主張。

これには、メルセデスAMGはびっくり仰天。

様々な案を考えましたが、最終的にはウィリアムズからバルテリ・ボッタスをヘッドハンティングするという手に出ました。

本当にこれは大事件で、あちこちでドライバーの玉突き事故を起こしたのです(笑)

現在は、ハミルトンが一番チャンピオンに近いでしょう。ボッタスがどれほどまでに、彼に近づけるかに注目が集まっています。

W08

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メルセデス、W08を発表 / 2017年F1マシン 【 F1-Gate.com 】

テスト走行でも、かなりの好成績を残しています。

カラーリングは昨年と大きくは変わりません。

他のチームは、背びれのようなシャークフィンという部品を付けていますが、メルセデスは目立ったシャークフィンは付けていません。

シャシーの美しさで言えば、一番と言えるでしょう。

また、PUの出来も自信があるようです。ドライバーのコメントでも、ポジティブな意見が出ています。

Williams Martini Racing

PUはメルセデスから供給を受けている。しかし、幾度もチャンピオンを輩出してきた古豪のレーシングチームである。

ドライバー

http://f1-gate.com/media/img2016/20161104-lancestroll.jpg ランス・ストロール 「父の金で買ったF1シートではない」 【 F1-Gate.com 】

若き18歳のランス・ストロールです。

昨年までは、テストドライバーとして採用されていました。

ウィリアムズの予定としては、バルテリ・ボッタスとランス・ストロールの2人体勢で行く予定でしたが、ニコ・ロズベルグの引退によって、予定が狂いまくります。

そして、ボッタスは引き抜かれ・・・ランスとは誰が組むの?ということに。

http://f1-gate.com/media/img2017/20170220-massa.jpg フェリペ・マッサ、引退表明直後のF1復帰は「ちょっと変な感じ」 【 F1-Gate.com 】

なんと、昨年で引退宣言をしていてしっかり引退の会見等も行って、フォーミュラE等の別のレース契約寸前までいっていた、フェリペ・マッサと再交渉。

急遽、呼び戻すことに。

ロズベルグは引退して、マッサは引退を撤回させられるという滅茶苦茶な状態になったのです。

まぁ、本人も複雑な気持ちだとは言っていますが、ポジティブな様子。

特に、ランスは父親の金でシートを買ったと揶揄されており、彼自身のドライビングテクニックは未知数。

マッサに圧倒されてしまうのか。それとも一矢報いるのか?

ウィリアムズは、若者とベテランの熱い闘いが繰り広げられるでしょう。

FW40

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フェリペ・マッサ 「問題なく目標としていた走行距離を走れた」 【 F1-Gate.com 】

昨年と大きくカラーリングは変わりませんね。

ウィリアムズは、ドライバーのコックピットから後方のウイングにかけての、縦の羽(シャークフィン)を採用しました。

PUはメルセデス製ですから、シャシーの調整が上手く行けばメルセデスAMGに追いつくポテンシャルはあるはず。

ウィリアムズは、シャシーの出来については定評があったのですが、昨年は何を間違ったのか直線は早いがカーブに入ると激遅というシャシーが出来上がってしまいました。

今年は、全体のスピードアップが施されるのでしょうか?

昨年のレースは、中団のグループで争うと言う感じでしたね。

Sauber F1 Team

歴史的には長いチーム。しかし、成績は低迷。ある意味で、フェラーリの育成チーム的な扱いを受けていた。

しかし、近年はメルセデスAMGとのつながりが強くなっている?!

ドライバー

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パスカル・ウェーレイン、第2回F1バルセロナテスト参加にゴーサイン 【 F1-Gate.com 】

今年から参加した、パスカル・ウェーレイン。

実は、彼はメルセデスAMGの育成ドライバー。

そして、本当はマノーというレーシングチームで走る予定でした。

しかしながら、マノーレーシングは経営破綻。今年は出走不可能になりました。
(このマノーレーシングを買収して、F1チームを立ち上げるレーシングチームがあるとかないとか・・・)

マノーに貸し出していて、育成するつもりだったのにチームが無くなった!!

ということで、今度はザウバーに貸し出すことに。

http://f1-gate.com/media/img2016/20161212-ericsson.jpg マーカス・エリクソン、2017年のザウバーに“強いチームメイト”を望む 【 F1-Gate.com 】

彼と組むのは、マーカス・エリクソン。

昨年までは、フェリペ・ナッセと組んでいましたが、彼らは犬猿の仲に・・・

ナッセが自分のマシンには細工がされている!なんて難癖をつけるので、エリクソンは「マシンを交換してやってもいいぞ。」と言い出す始末。

ザウバーには今年、新しいスポンサーが付き、エリクソンはそことのつながりが強かったため、ナッセはクビになっちゃいました。

また、これに伴い、ザウバーの創設者である、ペーター・ザウバーも排除されるという事態に発展しました。

C36

http://f1-gate.com/media/img2017/20170314-sauber-f1.jpg
ザウバー、1年落ちのフェラーリF1エンジンの採用は正解? 【 F1-Gate.com 】

PUは、まさかのフェラーリの2016年版PU!!

1年型落ちなのです。

昨年は、トロ・ロッソが同じ戦略で行き、シャシーが好調で中団グループの中でも上位をキープしていました。

しかしながら、今年のレギュレーションでは、PUのシーズン中のブラシュアップが可能。

確かに、安定性という点では勝っていますが、これをどこまで改良できるのか?

他のチームの改良スピードに追いつくことは、現時点では不可能と考えられています。

さて、ザウバーはどこまで追いつくことが出来るのでしょうか?

因みに、ザウバーは昨年、マノーと下位争いを行っていました。

それは、資金力不足からシャシーのグレードアップが出来なかったためです。

今回はスポンサーの参加で、下位から脱出出来るでしょうか。

Renault Sport Formula One Team

ルノーのワークス・チーム。ロータスという老舗のチームを買収し、昨年に発足。

これには訳があり、PUを供給していたレッドブルとの不仲から、激怒して自分たちのチームを持つことに。

ドライバー

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ニコ・ヒュルケンベルグ 「ルノー R.S.17はセクシー!」 【 F1-Gate.com 】

昨年までは、フォース・インディアでドライバーを務めていた、ニコ・ヒュルケンベルグ。

ルノーは、ジョリオン・パーマーとケビン・マグヌッセンの2人体勢で行こうとしていましたが、マグヌッセンが急遽移籍。

ルノーの計画はここで大幅に変更されていきます。

そして、ニコ・ヒュルケンベルグをフォース・インディアからヘッドハンティングすることに成功したのです。

フォース・インディアでは、ある程度の力を示していたヒュルケンベルグ。

ルノーの再興の一翼を担ってくれることを期待されています。

http://f1-gate.com/media/img2017/20170222-palmer.jpg
ジョリオン・パーマー 「R.S.17は本当にレーシーなマシン」 【 F1-Gate.com 】

マグヌッセンに対していつも後方を走っていた、ジョリオン・パーマー。

どちらも若いドライバーでしたが、パーマーは今度はベテランと闘う必要があります。

是非とも、ヒュルケンベルグから多くのドライビングテクニックを学んで、成長してほしいものです。

R.S.17

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ニコ・ヒュルケンベルグ 「クルマの理解をさらに深めることができた」 【 F1-Gate.com 】

当然、PUは純正のルノー製PUです。

また、シャシーも今年から自分たちで作り、やっとワークス・チームとしての実力が試されます。

昨年は、ロータスの買収に時間がかかり、ワークス・チームでありながらロータスのシャシーにルノーのPUを無理やり載せるという、かなり無理な状態で走行していました。

ですから、これから伸びしろがある可能性が高いチームです。

なにしろ、日産・ルノーの全財力が投入されるチームですからね!

マシンのカラーは当然、ルノーのコーポレートカラーであるイエローです。

スポンサー名として、「INFINITI」を使用しています。

これは、日産・ルノーの高級車部門のブランドです。

www.infiniti.com

今年は大化けするのか? 期待のチームです。

Sahara Force India Formula One Team

インドをホーム国籍としているチーム。ここ数年でシャシー開発が順調に進み、表彰台にも上がることが出来るようになってきた。

特に、コブラノーズと呼ばれる、独特の2つの穴が空いたフロントノーズが特徴的。

ドライバー

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フォース・インディア、エステバン・オコンとの契約を正式発表 【 F1-Gate.com 】

今年から参加する、エステバン・オコン。

彼は、パスカル・ウェーレン同様に、メルセデスAMGの育成ドライバーでした。

マノーに、オコンとウェーレンを貸し出し、F1ドライバーとして場慣れさせて、より力をつけさせる予定でした。

しかし、前述したようにマノーは経営破綻。

オコンは、ヒュルケンベルグと入れ替わるようにフォース・インディアのドライバーシートを射止めました。

まだまだ若いですからね。今後の活躍に期待です。

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セルジオ・ペレス:2017 F1オーストラリアGP プレビュー 【 F1-Gate.com 】

彼と組むのは、セルジオ・ペレス。

昨年のポイントランキングでは7位ですが、これはメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの6台に次ぐ順位ということです。

彼によって、フォース・インディアの能力は最大限に引き出されていると言えるでしょう。

更に開発が進めば、表彰台も夢ではありません。

VJM10

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エステバン・オコン 「僕たちはVJM10の理解を本当に前進させた」 【 F1-Gate.com 】

PUはメルセデス製のPUです。

やはり独特なのは、コブラノーズと呼ばれたフロントノーズでしょう。今年は更に改良が加えられました。

フォークのような容姿になっています。

昨年は、フロントノーズの着脱に問題があり、走行中に外れてフロントノーズが飛散するという、本当に危ない事故がありました。

当然、その部分は改良されているでしょう。

このフロントノーズは、フォース・インディアのトレードマークにもなっています。

さて、カラーリングは昨年と同じで行く予定でしたが、開幕前にスポンサーが更に追加されたようで、大幅に変更されるようです。

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フォース・インディア、F1マシンのカラーリングをピンクに変更 【 F1-Gate.com 】

なんと、まさかのピンク!!

開幕で披露される予定です。

Scuderea Ferrari

多くのF1チャンピオンを輩出してきた、イタリアを代表するチーム。

必ず上位にはいるのだが、ここ数年、元気がないフェラーリ。カラーリングに白を入れると低迷するというジンクスがある。

さて、今年の調子は?

ドライバー

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セバスチャン・ベッテル、ドライバーペナルティ基準の変更を歓迎 【 F1-Gate.com 】

セバスチャン・ベッテル。

ハミルトンを倒すならこの男と言われるドライバー。

レッドブルでチャンピオンになった後に、フェラーリに移籍しました。

しかし、その後、フェラーリは低迷。レッドブルが自滅をする中で、やっとメルセデスAMGの次に速いという状態。

彼がどんなにプッシュしても、メルセデスAMGに1秒ほどの差を付けられることもしばしば。

今年のレギュレーションの変更により、フェラーリは化けたという噂あり。

これによって、ハミルトンを追い詰めることが出来るか?!

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キミ・ライコネン 「フェラーリは去年よりスムーズなスタートを切った」 【 F1-Gate.com 】

彼の先輩にあたる、キミ・ライコネン。

口数が少なく、クールな性格なため、あだ名は「アイスマン」

しかし、ベッテルとは仲が良いらしく、フェラーリにとって相乗効果を得られているらしいです。

昨シーズンは、フェラーリのポテンシャルが低く、ベッテルはかなり放送禁止用語を無線で言ってしまってましたが、ライコネンも相当なもの。

最年少F1ドライバーの、マックス・フェルスタッペンのドライビングにガチギレして、「奴のマシンに突っ込んでやる!」と言い出すほど。

まぁ、フェルスタッペンの強引すぎるドライビングに、ベテランが激おこするのは仕方ない・・・

まだ奴は、おこちゃまだからさ・・・(汗)

また、前にマシンがいるとなぜか、どんどん走行スピードが増すという、謎の属性を持っています。

つまり、獲物が前にあるとガッチリとマークしてペースアップ出来るタイプ。

先頭になると・・・? ここ最近、先頭にならないので分かりかねます(汗)

SF70H

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セバスチャン・ベッテル 「2017年の目標はF1ワールドチャンピオン」 【 F1-Gate.com 】

今年はかなり自信があるもよう。

ベッテルはチャンピオンを十分に狙えると言っています。

やっと跳ね馬の躍動が見られるのでしょうか?

バルセロナの共同テストでは、最高スピードを敢えて抑えて走行して、他のチームに見せつけるというパフォーマンスまでしてます。

他のチームからも、明らかにカーブに入ったときにアクセルを戻していると指摘されるほど。

それでも、トップクラスのスピードを叩き出しています。

今年は本気で、打倒メルセデスAMGが狙えるのかもしれません。


Mclaren Honda

ホンダがマクラーレンと組み、再参入して3年目のシーズン。

過去2シーズンは表彰台はおろか、完走すら難しい状態。昨シーズンの終わり頃には上向きの兆候を見せ、中団を引っ張るグループまでには安定してきた。

ドライバー

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ストフェル・バンドーン F1ヘルメット (2017年) 【 F1-Gate.com 】

ストフェル・バンドーン。

今年から正式に、マクラーレン・ホンダのドライバーに昇格しました。

それまでは、テストドライバーとして貢献。

また、昨年はアロンソの代わりとして出走し、マクラーレン・ホンダの最初のポイントを得るなど、F1に衝撃的なデビューも果たしました。

正に実力でドライバーのシートを獲得した、若手ドライバーです。

これからも力を伸ばし、モンスターになる可能性を秘めています。

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フェルナンド・アロンソ、MCL32に期待 「速ければセクシーに見えてくる」 【 F1-Gate.com 】

彼と組むのは、元F1チャンピオンのベテランドライバー、フェルナンド・アロンソ。

そして、アロンソが凄いのは・・・未だにチャンピオン候補として予想されている点。

つまり、競争力のあるマシンに乗せれば、十分にチャンピオンに返り咲く可能性があると、誰しも(ドライバー達も)認めているのです。

だからこそ、マクラーレン・ホンダは、十分な能力のあるマシンを彼に授ける義務があります。

昨年までは、ジェンソン・バトンという、こちらも元F1チャンピオンのドライバーと組んでいました。

ドライバーの腕としては一流を揃えていたのですが、マシンが用意出来なかった。

バトンは、一旦は引退し、バンドーンにシートを渡していますが、2018年にはマクラーレン・ホンダのシートに戻るという複雑な契約が存在します。

これにより、2018年(来年)はどのような状態になるのでしょうか?

仮に、マクラーレン・ホンダが競争力のあるマシンを用意できない場合、アロンソは今年で契約が切れるので、チーム移籍が考えられます。

そもそも、ニコ・ロズベルグ引退事件のときに、白羽の矢が立ったのは、このアロンソだったのです。

それでも彼は、マクラーレン・ホンダを信じ残ってくれました。

MCL32

http://f1-gate.com/media/img2017/20170317-mclarenhonda.jpg マクラーレン・ホンダ 「開幕戦を完走できるかわからない」 【 F1-Gate.com 】

マクラーレン・ホンダは、MP4-××というプロジェクト名を使用してきました。

これは、「Marlboro Project」の名前の名残です。その昔、マールボロがスポンサーであり、最強チームとして君臨していたためです。

しかし、今年に入り、「Mclaren」のプロジェクトとして、再度マシン名を設定しなおしました。

また、カラーリングも原点回帰として、マクラーレンのレーシングチームカラーである、オレンジに変更しました。

レギュレーションの変更により、復活を誓ったマクラーレン・ホンダですが・・・

現在の共同テストでは、最悪の状況。

シャシーの振動により、電源トラブルが発生することが発覚。

また、原因不明の電源シャットダウンも発生することが分かりました。

そして、更に追い打ちをかけるように、直線スピードでも他のマシンに比べ30Km/hの差があると言われています。

とてもではありませんが、表彰台どころか完走も難しい状態。

シャシーを用意したマクラーレン側が激怒しているという情報もあり。ホンダはPUが過去最悪の状態に陥っています。

ここまで酷い状態は誰も予想していませんでした。悪いなりに、過去2年間は徐々に改善していましたし、2017年の為にデータをとるということでドライバー達は我慢していました。

ここに来て、2017版PUがテストの状態でも、完走出来ないなど前代未聞です。

開幕までに間に合うのか? そして、シーズン中にどこまで改善が可能なのでしょうか?

Red Bull Racing

ルノー製PUを搭載するレーシングチーム。しかし、シャシーの出来が他のチームを圧倒しているため、ワークス・チームであるルノーを凌駕する走りを叩き出す。

今年も順調にシャシーの開発が進み、メルセデスAMGとフェラーリがライバルであると公言している。

ドライバー

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ダニエル・リカルド:2016 F1アメリカGP プレビュー 【 F1-Gate.com 】

ダニエル・リカルド。

昨年は、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンの闘いに割って入ることが出来た、数少ないドライバー。

十分に実力を持っており、チャンピオンに成れるかどうかはレッドブルのマシンの出来次第ですね。

また、彼は数年はレッドブルから移籍するつもりはないと述べています。

表彰台で1位をとると、「靴シャンパン」という酷いパワハラを強行することで有名(笑)

シャンパンを靴に注いで、自分で飲み、他のドライバーやチームメイトにも飲ませます。

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マックス・フェルスタッペン 「ドライバーズ選手権4位を狙う」 【 F1-Gate.com 】

リカルドと組むのは、マックス・フェルスタッペン。

彼は17歳という若さでF1デビューを果たします。これにより、後からレギュレーション変更がなされ、F1は18歳以上でなければドライバー登録出来なくなりました。

彼の才能により、レギュレーションを変更させ、そしてもう最年少デビュー記録は更新されることはありません。

ただし、若さゆえか、かなり強引なドライビングを行っており、ジェンソン・バトンやキミ・ライコネンからは、大変に怒りを買っています。

F1は抜く、または抜かれるときにも礼儀があり、それを守らないと、あまりに高速で移動しているので大事故が発生します。

どちらが先にコーナーに入ったかによって、コーナーを専有する優先権が発生します。

また、セービング走行と言って、抜かれないように後方のマシンの動きを封じ込める動きも有りといえば有りなのですが、抜く状態に入ってから急にセービングを始めれば当然衝突します。

つまり、相手がベテランで上手く回避してくれるので大事故に至っていないだけなのです。

才能はありますが、彼の自己中心的なドライビングには、ドライバー達から非難が出ています。

RB13

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ダニエル・リカルド 「RB13はより多くのポテンシャルを秘めている」 【 F1-Gate.com 】

順番で行くと13なのですが、普通は縁起が悪いため飛ばします。しかし、この数字を敢えて使いました。

RB13のデビューPVでは、黒猫や蹄鉄など、様々な要素の迷信を絡めて動画デビューさせました。

ドライバーのコメントから行くと、レッドブルもシャシーの出来はかなり良いようです。

また、シャークフィンも付けており、他のチームが試しているカモメウィングも今後、シャシーの改良に加える予定であるとも言っています。

更に進化が見られるマシンとなるでしょう。

そして、ルノー製PUの出来が良いとのことで、マシンパワーも上がっている様子。

PUの力も得ることができ、もともとシャシーの設計に実力のあるレッドブル。

今年は、3強時代の1角を担うのは確実でしょう。

Haas F1 Team

アメリカにホーム国籍を置くチーム。昨年から参戦した。

最後尾を走行すると予想されたが、全くの予想外の健闘を見せる。フェラーリ製のPUを搭載し、技術提携も行っている。

ドライバー

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ケビン・マグヌッセン F1ヘルメット (2017年) 【 F1-Gate.com 】

ケビン・マグヌッセン。

もともとは、マクラーレン・ホンダのテストドライバーでした。

マクラーレン・ホンダでは、バトンとアロンソがいたためデビューが出来ず、ルノーに移籍をします。

昨シーズンはルノーで過ごしますが、何を考えたのか、ハースに移籍。

これは予想外の移籍でした。

ルノーはワークス・チーム。ハースはあくまでも、フェラーリから援助を受けている状態であり、フェラーリほどの競争力はありません。

ですから、個人的にはルノーで頑張るほうが良かったのでは?と思っています。

ルノーでは常に、ジョリオン・パーマーより良い成績を残していましたからね。

案の定、移籍後はルノーからかなり非難されました。

マグヌッセンとしては、いつかフェラーリのシートを狙っているのかもしれません。

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ロマン・グロージャン F1ヘルメット (2017年) 【 F1-Gate.com 】

ロマン・グロージャン。

彼はハースが発足した時に、ロータスから移籍を決意して共に歩んでいます。

つまり、ロータスがルノーに変わるときに、ルノーのドライバーになるのではなく、新しいチームにかけてみたのです。

昨年のハースのポイントの多くは、グロージャンが獲得しました。

グロージャンは安定的に競争力のあるドライバーです。

チャンピオンが狙えるかというと、そこまではあるかは疑問ですが、しっかりと実績は残してきています。

今年は、新しくマグヌッセンが加入しました。

マグヌッセンも実績を残したいと思っているはず。彼ら2人の仲間同士のバトルは見ものになるでしょう。

VF-17

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ケビン・マグヌッセン 「全体的にテストにはとても満足している」 【 F1-Gate.com 】

PUはフェラーリ製です。また、技術的な援助も受けています。

今までは、フェラーリはザウバーに対して協力を行ってきましたが、ハースにより力を入れている印象を受けます。

もしかすると、レッドブルがトロ・ロッソを育成ドライバー用のチームとして運用しているように、ハースを自分たちの育成ドライバーを乗せたいと思っているのかもしれません。

画像から見ると、メルセデスAMGやフェラーリが検討している、カモメウィング(シャークフィンとリアウィングの間にウィングを更に追加する。)が見えます。

こういう部分からも、フェラーリとの協力が垣間見えます。

果たして、ハースが今年も中団グループをかき回してくれるのか。

楽しみです。

Scuderia Toro Rosso

通称、トロ・ロッソ。

レッドブルの育成ドライバーを乗せる為に用意されたチームです。

このチームの特徴は、ドライバーはレッドブルとトロ・ロッソの両方で契約する点。

調子が良ければ、シーズン中でもレッドブルとトロ・ロッソのドライバーの交換がありえます。

ドライバー

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カルロス・サインツ 「レッドブルのオプションで終わりたくない」 【 F1-Gate.com 】

カルロス・サインツ。

レッドブルの育成ドライバーとして大切に育てられていますね。

ですが、これと言って大きく目立った活躍は出来ていません。

なかなかアピールが出来ていませんね。

彼と一緒に走っていた、マックス・フェルスタッペンは、昨シーズン途中でレッドブルに昇格しました。

彼自身も焦っているようです。

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トロ・ロッソ、ダニール・クビアトの2017年の残留を発表 【 F1-Gate.com 】

ダニール・クビアト。

昨シーズン中に、降格処分にあったのはこの人です(笑)

なぜか? それは、あまりに焦って危険なドライビングをし続けたため。

日本のF1ファンには、「クビアト魚雷」と名付けられるほど。

コーナーの内側に無理やり入り込んで、他のマシンの横にぶつけて巻き込みながらクラッシュをするということを、数回起こしました。

あまりにクラッシュを頻発させるので、レッドブルの逆鱗に触れます。

よって、調子が良かったマックス・フェルスタッペンとシートを交換することになります。

しかも、交換した途端に、フェルスタッペンは表彰台に!

これによって、現在のレッドブルとトロ・ロッソのシートの体勢は確実となりました。

STR12

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カルロス・サインツ 「テストは走り込むことが重要!」 【 F1-Gate.com 】

シャシーは秘密裏に開発されていましたが、蓋を開けてみると設計思想はメルセデスAMGと似ていたようです。

トロ・ロッソとしては「似ていることが残念だ。」とコメントしていますが、逆に言えばメルセデスAMGに近い調整が可能ということでは?

喜ばしいのではないのかな?と思います。

これが、フェラーリやレッドブルが言うなら分かりますが、トロ・ロッソは中団を走るチームですからね。

昨年は、型落ちのフェラーリ製PUを搭載していました。しかし、シャシーの出来が良く大健闘。

ハースと争ったり、時にはフォース・インディアと闘ったりしていました。

今年は、最新型のルノー製PUを搭載するため、どこまで能力がアップするか見ものです。


最後に

さて、現時点で分かっている情報をまとめました。

やはり特徴的なのは、シャークフィンですね。

当然ながら、風の影響を受けやすいとの話も出て来ています。

天候によってはシャシーの形を変更していくということもありうるのでしょうか。

今年は、PUの開発競争も激化するはずですから、毎レース力関係が変動する可能性が高まります

楽しみですね。

皆さんのお気に入りのチームはあったかな?

因みに、開幕戦は3月26日(日)となります。

個人的には、マクラーレン・ホンダには、それまでにトラブルを直して欲しいのですが・・・

無理かなぁ・・・

それでは、今回はこの辺で!

adios!!

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