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Milkのメモ帳

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

Milk's Memo Note

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

君は既に思考が停止している

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本当は、違うこと書こうと思ってたんですけど、購読させていただいている方の記事を読んで、急遽内容を変更。

nantehida.hatenablog.com

私も、Nandaさんの意見に激しく同意します。

Nandaさんが言及している方の記事も読みましたが、個人的には1mmも理解出来なかった。

www.ishidanohanashi.com

ちょっと社会を舐めすぎじゃないかい?

こういうことに対して、熱くなってしまうのが私の悪い癖なのですが、やはりどうしても話をしたくなってしまうんです・・・

もうオッサン化してるのかな?(汗)

人生の挫折がチープである

悪いが私から見て、この大学生は子供の思考にしか思えないので、「この子」と呼ばせてもらいます。

人生での挫折経験が、高校の部活であると言う時点で、これから先の人生は挫折以上の地獄しか待っていないでしょう。

もうこれは決定事項です。

高校の部活なんていつでも辞められた。それすらせず怠惰に自分の方向性を決めなかった。

生活基盤に直結するような問題でもないことで失敗したことを、”人生最大の挫折”と定義するならば、この子はこれから先の人生どんなレベルの”挫折”と向き合わなければならないのでしょう。

このレベルで絶望を味わっているなら、多分死ぬね。

何度かここでお話していますが、私の親は自営業です。元々は会社員をやっており、営業と技術を両方とも経験しコツコツと下積みを行いました。そして、その業界の1級の国家資格を異例の若さで取得し、自ら事務所を開設しました。

今は取引先から指名をもらうほどになり、ある程度は生活基盤が安定するようになりました。

しかし、社会の景気動向は個人の努力とは無関係にうねるのです。一時期は収入0円が何ヶ月も続くなんてこともありました。

その時の父親は、”人間”でなくなっていました。明らかに”動物”になっていたと思います。今でこそ心療内科なんてものがありますが、昔は鬱病などの精神病は受け入れられるような社会ではありませんでした。父は突然に泣き出したり、わめき散らしたり、心の制御が利かなくなった時がありました。ギリギリ家族へのDVはありませんでした。彼の中での最後の一線だったのでしょう。そこを超えたら自分が崩壊してしまうと。何のために働いているのか意味が分からなくなってしまうと・・・

この頃、私は中学生で「人間とは脆い。人はいとも簡単に人間でなくなる。」と感じました。父親の凄いところは、その状態を自らの力で立て直したところです。凄まじい精神力です。それを懸命に支えた母親もまた偉大でした。

子供ながら私は何か手伝えることはないだろうかと日々悩んでいました。

中学生の頃は母が新聞の折り込みチラシを入れるアルバイトをしていたのでその手伝いをしたり、大学生の頃はひたすらにバイトを入れまくって親にお金を貸せる状態にしていたり(お金は返ってこなくても良いと思っていました。自分が数カ月でも家族の生活の保険になればと思っていましたから。)、我ながら常に何かに悩み続ける人生でした。

だから、奨学金を借りて大学の授業料は払っていました。携帯電話を持つのも自分がお金を稼ぐようになってからですから、大学生になって初めて買ったのです。だって、中高生の時には必須なものではありませんから。自分でも良くわかっていました。もしそんなことで友人じゃないと言うならば、そんな薄い人間とは付き合う必要性はないと思っていましたしね。

別段、不幸自慢がしたいわけではありません。ですが、他人の不幸を聞くと心の中で「俺の人生と代わってみろ。なぁ!代わってみろよ!!」と思ってしまう醜い自分がいることも事実です。

ですから、この子は人生の挫折をまだ味わったことはないでしょう。そして、何も自立していない。自らの手で何も生み出していない。

そんな人間が、起業という新しい何かを生み出す作業を行えるはずがない。そう思うのです。

コミュニティーは自らつくるもの

この子の不満は、周りを見て向上心のある仲間がいないという事でしょう。

これは分かります。しかし、どの環境においても同様なのです。会社の中でも、向上心があり切磋琢磨して自分自身を磨いている人はごく少数です。寧ろ大学生の間のほうが、そういう人材は多いかも知れませんよ?

その学年の首席と友達になればいいじゃないですか。私も大学生の頃、同学年の成績No1とNo2と仲良くしていましたが、彼らの思考スピード及び発想力は桁違いでした。私のような凡人には理解出来ない。そして、彼らは教授からスカウトされ在学中から、教授が立ち上げたベンチャー企業の社員として働いたりしていました。

そんな彼らですら、自ら起業するという選択はしなかったのです。それぞれ、有名な大企業に就職しました。

ある時、ベンチャー企業での苦労話を聞いたことがあります。深くまでは聞けませんでしたが、求められるレベルが尋常じゃないらしく、時間が足りないと言っていました。見るからに疲れきっていましたね(汗)

まぁ・・・学生を酷使することで有名な教授でしたから;(本人と同レベルを学生に求めてしまうのです。)

向上心のあるコミュニティーを形成することは、非常に力が必要です。また、そんな人材は本当に貴重です。これは社会人になってから、特に実感しました。その場に立ち止まっている人間がどれほど多いことか!

でも、私はずっと探し続けていました。社内のキーマンに接触する。社内にいないなら外部の勉強会に参加すればいい。社内で自ら勉強会を開いてみようとかね。自分の体力が削られていくのを感じました。そして、本当に疲れるのです。

でも、これに耐えられる人間でなければ人は集まらない。

人に何かを求めているのではないですか?人に分け与えられるようにならなければ、人は集まらない。

自分がそういった人間になるとともに、人に与えることが出来る人間を探す。そしてやっとコミュニティーが確立されるのです。

つまり、この子は他力本願なのです。誰かの責任にして、自らは何も行動を起こしていない。

誰が、この子と一緒にコミュニティーを形成しようと思うのでしょうか?

少なくとも私はゴメンですね。

社会人としての経験がない

この子の最大のウィークポイントは、社会人としての経験が無いという点です。

つまり、社会人として通常は備えている基礎体力が何もないということです。

例えば、チームワーク。

仕事とは自分一人では完結しません。当たり前のことです。

ということは、必ず他の人間との接触があり、その人との良好な関係を築けるスキルを身につけておかなければなりません。人は様々。自分の好みの人間だけと仕事するなんてことは出来ません。明らかに最初から自分に対して良い感情を持っていない人間だとしても、取引上は関係を改善する努力を行わなければなりません。

また、起業する上でどれぐらいの社員規模を模索しているのか分かりませんが、チームとして運営するためには、人間関係の摩擦を取り除く作業が必要です。何かの拍子に、人間関係はこじれるのです。それを上手くまとめることが、トップとしての役割です。

この子にそのスキルが身についているのか?社会人を経験して、どんな人間が世の中を占めているのかを理解してからでも遅くないと思います。寧ろ、その方が上手に人を使うことが出来るでしょう。

マーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズは大学中退して、ベンチャー起業を立ち上げたじゃないか!と言うかも知れません。

彼らを比較対象にしてはいけません。何故なら、彼らは圧倒的に普通と異なるスキルを持ち合わせている人種だからです。つまり、凡人ではありません。この子は、自分のことを凡人だと言っています。ならなおさら大学中退して起業など無理でしょう。

自分の過去の記事を引用しますが、巨大IT企業Googleでさえこのように言っています。

www.milkmemo.com

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きみがスティーブ・ジョブズ並の直感と洞察力をもっているなら、ジョブズのやり方を見習えばいい。でもそんな人間は世界に何人もいないんだ。私たちと同じ”その他大勢”のほうに入る人には、私たちのアドバイスが役に立つかもしれないよ。
「How Google Works」

トライしていないのに分からないじゃないか!と言うかも知れません。

それは違います。トライするために下積みがあり、企画があり、実際にそれが売れるという目算が立っているのです。

彼らにはそれが事実のように見えているのです。それが凡人との差です。

また、彼らには技術担当と営業担当というスペシャリストでチームを構成するという作戦をとっていました。2人のスティーブの話は有名です。

つまり、「起業しよう!」ってことが目的ではなく、自分の企画が世に出てヒットするためには、このタイミングで起業しなければ遅い!という話なのです。

この子の場合、目的と手段が逆になっています。

自分を凡人と認めるなら、社会の仕組みを理解し、どのようにお金が動いており、人はどのように流れているのか・・・これらを理解した上で、世に出したい企画を立案し起業して下さい。

今の状態では、無謀すぎます。

最後に

私は、起業するなと言っているわけではありません。

しかしこの子の場合、その準備が甘すぎるということが皆の反感を買っているのだと思いますよ?

人間、働いてお金をいただくとは、とても大変な作業なのです。

君は、下積みを嫌がっているだけだ。また逃げている。

断言しよう。

君は既に思考が停止している


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