Milkのメモ帳

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【就活】理系の就職活動事情


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楽しく購読させて頂いている方の記事で、就活について言及されていました。

g913.hatenablog.com

この方は、文系学部の大学を卒業されたようです。

読んで、「確かに確かに・・・」と納得。私も同意見で、文系学部の大学院への進学メリットは、今一歩理解出来ません。

まぁ・・・もしかすると、私の知らない世界が何かあるのかも知れないけど;

しかしながら、理系学部になるとちょっと環境が変わるのです。

そのことについて、今日は少しお話しましょう。

就職活動

就職活動は大変ですよね。

現在、経団連の指針が動きまくって、就職活動及び採用可能時期が毎年のように変動しています。

なぜにこの事情に詳しいかというと、私自信が自分の会社のリクルーターをやっていたからです。

つまりのところ、人事部ではありませんが、SEという職業や自分の会社について各大学に就職説明会を行うということを、自分の仕事+αでやっていました。(人事部から、各部署にリクルーターを出してくれと依頼が来るんです。)

学生さんの悩みについて相談に乗ったり、あるいは就職の選考ステップについての案内を行う、学生と会社の橋渡しの役割です。

やっぱり学生さんにとっては、SIerという職業や仕事の形態について、HPから推察するのは限界がありますからね。

その不安や悩みを少しでも解消し、会社と学生、各々の希望のアンマッチを出来るだけ回避しようと言うことです。

採用基準

私の場合、学生の頃にSIerだけでなく、電気メーカーを中心に就活していたこともありますから、そこら辺の事情は少し詳しいのです。リクルーターもしてましたし。

結論から言いましょう。

本体級(つまり、子会社ではなく本社)の会社を受ける場合は、院卒が必須条件です。

昔の採用条件とはだいぶ変わりました。

昔では、一律学部卒業が基準だったと思うのですが、理系学部になると院卒ということが新しい基準になっています。

これは、理系学部になると専門性が問われるからです。

少し嫌な言い方をしてしまいますが、学部卒というのは専門的な知識がないと判断されます。つまりは、根性とやる気がいっぱいある人間、とにかく元気な奴!という判断しか出来ません。

何故なら、まだ研究室に配属もされていなくて、研究が満足に出来てもいないのに、何が専門だなんて問うてもしょうが無いからです。こうなると理系だ文系だなんて差がありません。

この部分は考え方が古いと思うのですが、未だに日本の大手SIerや電気メーカーは営業を接待業と認識しています。つまり、この部分に専門性のある人間を割り当てることはもったいないという考えを持っているのです。

ですから、営業職には本体級も学部卒の文系の学生を割り当てます。そうなると、理系の学部卒は中途半端な人材ということになるのです。まだ専門的な知識を持っているわけでもない。でも、文系のように根性論や精神論のような環境には対応出来ない人材となります。(理系は論理的な思考が好きなので、営業職の精神論には同調出来ないのです。結果的に、これがいつも技術と営業の喧嘩の種になります。(汗))

即戦力が欲しい

で、私なんですけど、私は理系の学部卒です。

はぁ?なんで就職できてんの?

いや・・・分かりません。正直、分かりません・・・(汗)

最終面接で、経営幹部(人事部)に「お前何言ってんのか意味が分かんねぇ!」的なことを言われた記憶があるのですが、なんでか採用になりました。

採用枠が余ってたのかな?(笑)

だって、周りは見事に院卒ばかりでしたから。学部卒なんて数えるほどしかいませんでしたよ。

あと、限りなく本体級に近い、本体じゃない会社ですからね(笑)つまりは子会社!!

そこら辺はちょいと採用基準が甘かったんでしょう。本体は完全に「院卒が採用基準だ。」と明確に打ち出していましたから。

私がリクルーターになってからは、私の会社も同様の方針に転換しましたから、やはり確実に流れとしては院卒を採用して、即戦力として使いたいという意志がにじみ出ています。

残念なことに、今の会社は一から全てを教えるほどの体力と時間がありません。特にITは技術的に革新が早いということもありますし、古参の技術屋は対人関係に難ありの人が多かったりします。(これ全然言い訳にならないと思うんですけどね。)

という訳で、物事の分析や判断の基礎体力を大学院で研究を行う過程で身につけておいて欲しいという他力本願的な動きになっているのです。会社側の勝手な事情です。

ですから、理系院卒の学生には、研究内容によって配属先が考慮されます。

その専門的な知識を持っていると、判断しているからです。

またその分、給料は院卒と学部卒では異なります。2年多く勉強していますから、学費という面も考慮して学部卒よりも初任給が高く設定されています。また、昇給の曲線も明らかに院卒と学部卒とでは異なります。

そのうち、経営幹部になるためには、有名大学の院卒でなければならないという時代が来るかもですね。

大企業ならば本体に近い方が良い

これは、私が入社してから感じたことですが、仮に貴方が大企業に憧れていて入社したいと思っているならば、出来るだけ本体級に近い会社に入社できるよう努力したほうが良いと思います。

なぜかと言いますと、やはり本体級の採用人材はピカイチが多い。

頭の回転スピード、リーダー的要素、行動力。どれをとってもやはり、トップレベルの学生です。

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私は最初の研修がグループ全体の合同の研修だったのですが、その時に彼らとの格差を感じました。彼らは本気で、「自分達が明日の日本を切り開く」と考えています。見ている視点と考える範囲が違うのです。自分の生活という小さな世界で閉じている人材ではありません。

私自信、彼らのその思いに共感しましたし、一緒に熱くなれました。今でもとっても楽しく尊敬する友人たちばかりです。

ただし、これが子会社、孫会社・・・と本体から離れていくと、世界観が小さい人材へ変わっていきます。これはこれで仕方ないと思うのです。しかし、ただでさえ会社とは熱を奪われる環境ですから、切磋琢磨して吸収し続けたい、熱を失いたくない!と思うならば、そういう人材を友人として、又は知り合いとして見つけ出し、仲良くすることが大事でしょう。本体級であればあるほど、そういう人材が多くいる確率が高くなります。

大企業が全てではない

大企業に入れたからハッピーというわけでもありません。

このご時世、一体何があるか分からないからです。シャープだって、いつの間にか台湾の企業になっちゃいました。

それに、大企業は大企業特有の病気もあります。とにかく行動が遅い。

一つ行動を起こすにも、手続きが多く必要です。

実を言うと、先ほど本体で仲良くしていた友人の幾人かは、既に会社を辞めています。

これはマイナスな意味で辞めているのではなく、目的や目標があって会社を辞めた人達です。

つまり、優秀な人材であればあるほど、「大企業」だから就職したという欲求や気持ちはあまりないのです。

自分の能力に自信がありますから、自分のこれからのステップを考慮して、今吸収できるものは吸収できたと判断したら躊躇なく次のステップに進んで行っています。

変な言い方かもしれませんが、最後までしがみつかなければならない人材になってしまった場合が悲惨です。

会社が死んだ時に、自分も同時に死にますから。

ですから、就職は「仕事」の枠で考えてみて下さい。大企業というのを経験してみて、一通り環境や実態を掴んでみるという選択でも良し。中小企業で、より実践的で直ぐに中心的なメンバーとして活躍するという道でも良し。

その会社の人とじっくり話をしてみて、その人の本当に思っていること、感じていることを引き出してみて下さい。

そして、その会社に自分がトライしてみるかを十分に自問自答してみるのです。

何がしたいのか。どういう夢があるのか。自分のポリシーは何か。

すると自ずと道は決まってくるでしょう。

学部卒で後悔しているか?

この問は、正直に言ってしまえばYesです。

大学院にまで行っていれば、もうワンランク上で、「本体」で仕事が出来たのに!と思うことはあります。

でも、今更思ってもしょうが無い。

私は、「過去に戻れたら」というのが嫌いです。恐らく過去に戻ったとしても、同じ選択をしていたでしょうから。

ですから、明日をどうするかです。

それに、勉強はいつでも意欲があれば出来るのです。

私が、いつも更新を楽しみにしているブログがあります。(勝手に紹介してごめんなさい;失礼に当たりましたらご連絡下さい。削除いたします。)

www.gothefulldistance.com

ジェニファーさんという方なんですけど、アラフィフらしいです。でも、通信制で大学の授業をとっておられます。

本当に勉強熱心です。その歳にして、この飽くなき意欲!

私なんて、「うがwwwこんな研究やってられるかぁ!気が狂う!教授のアンポンタン!!」って理由が8割で、大学院に行かなかった身ですから・・・お恥ずかしい・・・

そして、この方のブログに出会いまして、「勉強はいつでも意欲さえあれば再開出来るんだな・・・」と心にしみたのです。

読むと内容は難しい!!私の苦手な金融論です。そして、統計論です。

www.gothefulldistance.com

昨日は、この記事を1度では理解出来ず、3〜4回ぐらい読んで、「あ・・・そういう意味か!!事象の前後でリスクに対する考え方が違うのか。へぇ〜勉強になるなぁ・・・」と思いました。私はバカなんで許してちょ。

だって、大学の頃は統計学の授業で、「くそぅ・・・なんでみんな同じ大きさに成長しないんだよ。このクソバッタが!!お前らのせいで正規分布を計算しないといけなくなっただろーが!」って思ってましたから(笑)

すみません・・・怠惰なバカ学生だったんですぅ・・・

でも、ジェニファーさんの前向きさ。そして勉強熱心な姿を見ると、私もなんだか熱くなってきます。

俺もまだまだ勉強頑張るぞ!ってね。

学問って、その知識を取り入れるだけでも面白いですよね。知らないことを知るとは、それだけで気持ち良くって、ワクワクしてきます。

今になって、更にその気持ちは大きくなりました。(大人になったら、好きな勉強に集中できるってのも大きいのかも知れないけど☆)

ですから、私もジェニファーさんみたいに頑張ります!

技術屋としてまだまだ未熟ですから。人生は一生勉強です。就職してからも勉強です。

でも、それが自分自身を守り、そして自由にするのだと思います。

さて、この記事は果たして役に立ったのか?(笑)

意味のない駄文になってしまっていたらごめんなさいね。


それでは、adios!!