Milkのメモ帳

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

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先ずこれを読んで下さい!うつ病の方とその家族へ【休職・治療・そして復職】


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こんにちは。Milkです。
職場復帰をして数ヶ月。今日はちょっと体調があまりよくなくて休みました。
こういう時だから、ゆっくり過去記事を交えながら「うつ病」についてまとめてみようと思いました。

私はある日、突然に家で過呼吸を起こして倒れました。

急に耐えられない恐怖と不安感に襲われ、涙が止まらなくなりました。

誰かに常に責められている気持ちになって、怖くて布団から出られなくなったのです。

私が入社して5年目のことでした。

当然のことながら休職。

そこから、約1.5年をかけて職場復帰を果たすことになります。

これはその振り返りです。そして、今苦しんでいるあなたに届いて欲しい。また、その家族にも読んで欲しいと心から思っています。

※私のパターンについてご紹介します。これがそのまま、あなたに当てはまることはないかもしれません。しかしながら何かのヒントになることを願っています。

休職に至る経緯

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私はSE(システムエンジニア)として働いています。

うつ病が発症したのは、入社して5年目。

自分で言うのもなんですが、かなり仕事は出来る方でした。

それは、私が仕事復帰してから、3つのPJ(プロジェクト)から「うちのチームに来てくれないか?」とオファーが来るほどでした。
(書いていて恥ずかしい・・・)

しかしながら、これは完全に私の身体のキャパオーバーをした状態で仕事をしていたためです。

「仕事が出来る」の評価は、キャパオーバーを起こし続けて、自分でも見て見ぬふりをした結果。

そこに本当の私は存在しません。

精神的なダメージを負うようになった

私は連続で大炎上のPJに参画することになりました。

とにかく、人間関係がズタズタになっているチーム。

統制がとれていない無法地帯。

そのチームを立て直すために、私は人と人の間に入って、心を砕くようになりました。

皆の不満を聞き、それをPJリーダ(PL)に進言し、PLの仕事を補佐して・・・

そして、幾度もPJが炎上するなか、何度も各PJが同じループにはまっている状況に嫌気がさしてきたのです。

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とどめを刺したのは、PLでもないのに、私がPLの役割を担わなければならなくなったことでした。

あれが終わってない。これも終わってない。
えっと・・・あのメンバーの仕事をフォローしなきゃ。あれ?そうしたら自分の仕事が進まない。
でもでも、あの人とこの人の間を取り持たないとチームが崩れる・・・

毎日の睡眠が浅くなり、何度も目が覚めました。

2時間おきぐらいに目が覚めるのです。

当然ながら、仕事に行く時には既に疲れている状態。

何もかもが噛み合わなく成り始めたのです。

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体がストップをかけるようになる

ある日のこと。私は通勤電車内で「吐き気」に襲われるようなったことに気づきました。

しかしながら、

行きも帰りも「吐き気」が出るんだから、ストレスじゃない。うん。
ストレスなんかじゃないよ。きっと胃が荒れてるんだ。

そう思い、消化器系の病院に行ったのです。

病名は、「逆流性食道炎」

ほらやっぱり。胃腸が悪かったんだ!

この病気は、胃酸過多になり、胃酸が上って食道を焼いてしまうという病気です。

通常ですと、食道と胃の間には弁があって逆流は発生しないのですが、何かがトリガーとなり上手く弁が機能しなくなることがあります。

例えば、太りすぎや、食後に直ぐに横になる習慣など。

そして、「ストレス」

半年も通いましたが、改善しませんでした。

医者も普通の治療では治らないと疑い始めました。

つまり、「ストレス」が要因じゃないか?と・・・

私が突然に、その病院に駆け込んだ時がありました。

吐き気とめまいが酷くなり、通常もらっている薬でも対処出来なくなったからです。

医者にお腹を押されましたが、

お医者様「君。いつもこんな状態? ガチガチに力が入ってるよ?」

え? 自分では分かりません。

お医者様「あのね。もっと深くまでお腹は押せるんだ。だけど君の場合は、常に緊張状態でガッチリ腹筋に力が入っている。恐らくストレスが原因だと思う。」

私はその言葉を聞きたくなかった。

決して、「ストレスに負けた」なんてことにしたくなかった。

お医者様「通勤時と食事の時に吐き気が出ると言っていたね。漢方での治療に変えてみよう。通常の逆流性食道炎の治療とはアプローチを変えたほうがいい。」

そうなんです。食事も出来なくなっていたんです。

唯一食べられそうなのは、そばぐらい。

しかし、2〜3口ほど食べると、吐き気が酷くなり、直ぐにトイレに駆け込んで飲み込めなかったものを口から出していました。

そもそも、食事前に既に緊張してるんです。

また、苦痛な時間が来る。吐き気が怖い。怖い・・・

病院に駆け込んだ数日後、夜に過呼吸を起こして私は倒れました。

実家に電話をして、

助けて。お願い助けて。ごめんなさい。ごめんなさい・・・

とわけの分からないことを言い続けていました。

翌日、言葉のまま親に「引きずられながら」地元に帰って治療することになったのです。

休職期間

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休職期間は、本当に自分との闘いの日々でした。

ある時には、家族とも喧嘩をしました。

上手く表現できないフラストレーション。

理解してあげたくても、その人ではないので理解できない家族のフラストレーション。

それが互いにぶつかるときがあるのです。

それでも、私を支えてくれた家族に感謝しています。

精神科・心療内科に通おう

最初の一歩は、「自分がどのような状態なのか?」を把握することです。

「精神科・心療内科」と聞くと、何か怖いイメージがあるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

詳しくは以下の記事をどうぞ。

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私は「うつ病」じゃない!と思っていました。

だって、仕事だってやる気があるし、興味が沸かないなんてこともない。

とにかく、仕事をしたい。仕事を終わらせなきゃ。

しかし、診断書には「身体表現性障害・うつ状態」と書いてありました。

身体表現性障害とは、ストレスが体の症状として出やすい体質のこと。

そして、なんとうつ状態を併発していました。

先ずは「休む」こと

そもそも、「うつ病」って何なんでしょう?

よく、「心の風邪」と言われますが、この認識は誤っています。

「心の骨折」が、よりニュアンスとしては近いですね。

そして、一括りに「うつ病」と言われますが、例えば色んな骨折の仕方があるように、うつ病にも様々なパターンが存在するのです。

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私の場合は、「燃え尽き症候群」に近い状態でした。

あまりに周りの人に心を砕きすぎて、自分を二の次にしていましたが、途中から自分がケアされないことに不満を持ち始めたのです。

そして、ブツッと電池が切れたように、思考が停止しました。

精神的なエネルギーが尽きたのです。

自分にも供給出来ませんし、他人にも供給が不可能な状態に陥ったのです。

その当時、闘病中のときに綴った記事です。

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さて、最初の段階で行うことは。

「休むこと」

これは意外と難しいのです。

やる気があると思っていましたが、興味のあることは「仕事」だけでした。

傍から見ると、どう考えても正常ではありません。

そして、感情の上下も激しく、どうしようもなく自分が役立たずのように感じる時がありました。

自分だけが時間が止まったかのように・・・

気持ちがふさぎ込んで、「もう自分はダメなんだ!こんな自分を必要とする人なんていないんだ!」と心で泣き叫んでいました。

利用できる制度は利用する

休職の間に、どうしても離れない悩み事。

それは、お金。

会社の福利厚生について、一度調査することをお勧めします。

あるいは、資料が送られてくることもあるでしょう。

しかし、うつ状態では文章を読むのも苦しい。

どうか、ご家族の方の力を借りて下さい。

私? 私の場合は・・・

人事部の野郎! こんな分厚い資料を送ってきても読めるわけねーだろ!
とにかく、傷病手当だ。それがあれば食いつなげる。
他は知らん!読めん!

って状態でした(笑)

会社の制度として利用可能なのは、「傷病手当」がありますね。

通常の給与より減額になりますが、受け取れるなら受け取りましょう。

その為には診断書や申請書の記入が必要になったりします。

各会社によって制度が少々異なるでしょうから、その部分は家族にサポートしてもらいながら、少しずつ理解を深めましょう。

また、「医療費を3割負担から1割負担にする」ということも可能です。

詳しくは以下の記事を読んで欲しいのですが、簡単に言うと、手続きを踏めば国の制度で治療の補助がなされるということです。

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これは、とても家計的にも助かる制度ですね。

特に治療の最初のころは、1週間に1度の頻度で通院したりしますから・・・

結構、病院代はかさむんですよ? そのまま放置すると、月々に万単位で払うことになります。

しかし、今私は上限5000円になっています。何度通院しても、薬を受け取っても、払うのは月々5000円までです。

しかも、3割負担ではなく、1割負担です。

悩みがどうでもよくなったら次の段階へ

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うつ病は、仕事をしている人だけがなる病気ではありません。

誰でもなりうる病気です。

先ずは「休む」こと。

そして休みきって、自分が徐々に冷静に受け入れられるようになったら、やっと次の段階です。

いいですか?

焦って、「もう十分休んだ!大丈夫だ!」と自己判断するのが、一番再発率が高いです。

骨がやっとつながり始めたのに、松葉杖なしであるき出すのと同義です。

直ぐにポッキリ折れます。酷いのは、更に変な折れ方をしてしまうこと。

複雑骨折になると厄介です。かえって治療に時間がかかるようになります。

ですから、

外に出てみたいなぁ。
ゲームしたい。
パソコンをいじってみよう。

こんな感じに、何かに自然と興味が出てきたら少しずつ動けるようになった証拠です。

「仕事のための何か」とかじゃないですよ?

今まで出来なかったことや、昔熱中してたこと。面白そうと思ってたんだけど、時間がなかったなぁって考えていたこと。

そんなことに興味が出るようになったら、「休み」の段階から「行動」の段階に来ています。

そして、大事なことは担当医と相談をすること。

毎度、担当医と密にコミュニケーションをとって下さい。 いきなり、

登山に行ってきました!

なんて言ったら、担当医はビックリどころか、注意されてしまうでしょう。

なぜなら、「休み」の期間で、体力が落ちているので、散歩等で徐々に回復させていくという方法を担当医は考えているかもしれないからです。

認識にズレがないようにしましょうね。

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抗うつ薬って飲まない方がいいの?

よく「うつ病を治すための薬は、依存性があるから飲まない方がいい」なんてデマを言う人がいます。

完全に間違いです。

うつ病は、脳の中の神経伝達物質の量が少ないことで起こる病気です。

抗うつ薬は、アプローチによって補強する神経伝達物質が異なりますが、現段階で自力で分泌が難しい状態を補強する為に必要なものです。

拒否するとかえって苦しい状態になります。何しろ自力で分泌できず、精神状態が安定しないからです。

皆さんも通常に分泌している、セロトニンやノルアドレナリンなどが欠乏しているのです。

抗うつ薬とは、これが十分に満たされるように助ける薬です。

お医者様の処方にしっかり忠実に飲めば、依存などは発生しません。

薬物依存は別の問題です。

抗うつ薬がという話ではなく、風邪薬でも薬物依存は起こるのですよ?

薬物依存は、うつ病と全く別の話なので混同しないで下さい。

また、一生飲み続けるというわけでもありません。十分に自分で分泌が出来るようになってきたと判断されれば、徐々に減薬が始まります。

突然に断薬すると、脳がビックリして、「いつもと状態が違う!異常事態だ!」とパニックになります。

これも、お医者様の処方に合わせて減薬を行って下さいね。

因みに私は今も抗うつ薬を飲みながら働いています。

少なくともあと半年は最大量を飲み続けて、その後に減薬を徐々にしていくでしょう。

別段、悲観的になる必要もないんですよ?

糖尿病の人だって定期的に薬を飲むでしょう?

それと同じです。これで元気に毎日が送れるなら、万々歳です(笑)
(後述しますが、飲んでいて元気を保っていますから、無理は禁物ですからね!)

毎日のスケジュールを固定化する

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今までは休んだり、自由に時間を過ごして、心を元気にしてきました。

今度は、段々と朝起きる時間や寝る時間。外出をする時間など、そのスケジュールを固定化させていきます。

日中の活動を縛る必要はありませんが、少なくとも起きる時間と寝る時間を固定化するのは大切です。

一日の活動のエネルギー源は、「質の良い睡眠」だからです。

しっかり寝ましょうね。そして、時間通りに起きましょう!( ˘ω˘)スヤァ

このスケジュールを記録して、お医者様に見せることで大体の回復度が分かってきます。

そして、日中の活動量を考慮して復職が可能か?を判断します。

やっぱりここも大事なことは、「ありのままを伝えること。」

無理に元気なように見せかけても、最終的に自分のためになりません。

しっかりコツコツと。それが大事です。

また、スケジュールを記録すると、自分自身の状態の波を捉えることが出来るようになるでしょう。

調子が良い日もあれば、悪い日もある。

それをそのまま受け止められるようになると、気持ちが楽になります。

特に私は、「身体表現性障害」なので、一生治りません。

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ですから、

これも、自分の個性なんだね。

と受け入れるのに時間がかかりましたけど、スケジュールを記録することは、その兆候をつかむことに役立ちました。

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復職に不安だったら「リワークプログラム」を活用してみよう

スケジュールから見てそろそろ回復ができたと、お医者様が判断したとしましょう。

でも、まだ少し自信がない。

そんな時は、「リワークプログラム」を利用してみるのはどうでしょうか?

簡単に説明すると、「復職するにあたって一定の期間、課題を個人や共同でこなしてみて、自信を持って職場復帰しましょう」というものです。

独立行政法人が開いているものだと、無料で受けることが出来ます。

詳しくは以下をどうぞ。

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ビジネスマナーの基礎から、ストレスとは一体何なのか?といった座学まで、本当に内容は様々です。

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自分が何に対してストレスを感じやすいのかという分析であったり、休職の経緯をじっくり思い返してみたり・・・

最終的にはプレゼンの形で、自分の過去とこれからをまとめるので、とても有意義な時間でした。

そして、3ヶ月は通いましたから、仕事の定時の時間は動けるということを自分で確認出来たという点でも、役に立ちました。

また、以下は習った中で特にお勧めのものです。

ストレスを上手く逃がす方法についてまとめました。

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復職を行う

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さて、復職出来たとしましょう。

よーし!バリバリ働くぞ!!

ちょっと待った!

張り切る気持ちはよく分かりますが、働いてみると、以前の自分と全く違うことに驚愕することでしょう。

それは当然です。

一つには、仕事となるとスピードが全然異なるからです。

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そのスピードに自分が追いつけない。

でも、それは仕方のないことです。これは体力とはまた違う、「仕事の勘」を戻すことに時間がかかるからです。

また、連動して体力も削られます。
(これ、ホントですよ。何も仕事が進んでいないのに、体力だけはガンガン削られるのです。)

ですから、毎日出勤することなど、小さな目標から始めましょう。

そして、大事なのは・・・

「あなたは、昔のあなたではない。」

と言う事実を受け入れること。

それは、マイナスに感じるかもしれません。

私も思い悩みました。

もともとのポテンシャルから言って、こんな状態じゃないはずなんだ!
もっと仕事が出来たはず。どうして?なんで身体がついてこないの?

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でもね。あなたは、無理をしていたから、そのポテンシャルで仕事を出来ていたんです。

そう。無理をしてたんですよ。

同じことを繰り返しますか?

ゆっくりもう一度、自分に合った働き方を探しましょうよ。

仕事で「人間的価値」は定まりません。そうです。

「仕事≠人間的価値」なのです。

逃げではありません。これは事実だからです。

そして、再度、仕事をバリバリ上手く無理なくこなす方法を探しましょう。

そうです。一緒に探しましょうよ!

最後に

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簡単にですが、私の闘病生活と今の仕事の状態についてまとめました。

まだまだ模索中ですし、闘病の真っ最中の私です。

今日は今日。明日は明日。

毎日が変化の日々。

ゆっくり行こう。そう。今まで十分に頑張ってきた。

だから。ゆっくり行きましょう?

これは「回り道」ではありません。あなたにとって大切な時間なのです。

そう。私にも。