だんだんと雨の日が多くなってきました。そして、これからは台風も多くなるシーズンです。
私は、台風がよく通過する県が実家なのですが、上京して多くのカルチャーショックを受けました。
今回は、是非ともお願いも兼ねて書いてみたいと思います。
東京でびっくりしたこと
上京して数年、というより毎年、必ず驚くことがあります。
それは、台風の中で傘をさすこと。
これは、百害あって一利なしの行動です。是非とも止めていただきたい。
そもそも、台風なので雨が横殴りに降ってきます。傘をさしても意味がないのです。
100%傘が壊れて終わりです。
そして何故か、その傘を捨てるのです!
本当に止めて下さい。
殺人行為に匹敵します。傘なんて凧のように飛んでいくに決まっているのです。そして、骨が折れた傘に直撃してみて下さい。
考えても恐ろしいことなります。
そんなことする人いないよー。って思っているあなた。
東京で何度目にしたことか。そして、道端に散乱したビニール傘の量!
地元で見たことがない量でした。しかも毎年。
地元民はどんな対策をとっているのか
東京に住んでいて、東京の人たちはあまりに台風に対して適切でない対応ををするので少々怒ってたんですよね。
台風を舐めすぎです。
台風通過県はこういう対策を行っているのです。
外の物は家の中に避難させる
台風が来る前に、お外に出しているものは玄関等に避難させます。
例えば、お庭のプランターやポストなど。自転車もです。
え?飛んでいくの?と思うかもしれませんが、飛んでいきます!
プランターなどは、一旦横に倒れて土が舞い散り、その後プラスチックのプランターがぶっ飛んでいきます。
そして、飛んでいった物が電線を切るのです。
こんなこともありました。東京で仕事をしていて、全ての交通機関が止まってしまい仕方なく歩いて帰ることになりました。友人と集団で帰っていたのですが、目の前を自動販売機のゴミ箱が凄まじい勢いで通過していったのです。
数秒違えば、私はそれに直撃していました。本当に危ない。
そういうわけで、少しの間ですから外の物は家の中に避難させて下さいね。
どうしても家の中に入れられないもの、例えばバイクなどは横倒しにするなど、風の抵抗が出来るだけ小さくなるようにして下さい。
窓ガラスにガムテープを貼る
窓ガラスに対して、対角線にガムテープを貼ります。
何のために?
それは、1つは窓ガラスの強度を上げるため。2つ目は窓ガラスが仮に割れた時に飛散するのを出来るだけ抑えるためです。
ちょこっとした工夫で、窓ガラスを強く出来ます。
出来ることなら雨戸を閉めるほうが効果的です。
停電時の備えをする
台風が大きくなればなるほど、電線が切れてしまう可能性が大です。
という訳で、停電してしまった場合の備えをします。
例えば以下の物があるかチェックです。
- 懐中電灯
- ロウソク
- 缶詰やレトルト食品
などです。
ロウソクは部屋を照らす用です。懐中電灯を点けっぱなしするわけにもいきませんので。
あと、水道やガスは生きている場合が多いので、温めたら食べられるレトルト等を買っておきます。インスタントラーメン等でもいいでしょう。
むやみに外を出歩かない
台風が通過する間に外に出ることは避けて下さい。
何が飛んでくるか分かりません。先ほどの私のように、何かにぶち当たったらどうやって病院に行きます?
出来れば会社や学校は休んだ方が良いですが、そんなこと出来るか!!というツッコミもあると思います。(それでも、私は休んだ方がいいと思いますけどね。結局、行き帰りに時間がかかって実際に仕事が出来る時間なんてたかがしれてます。)
そうであれば、暗くなる前に出来るだけ早く帰宅するようにしたほうが良いでしょう。
特に、歩道や道路の側溝部分を歩くのは止めましょう。
恐らくは大量の雨水で氾濫して見えなくなっていると思います。一部分が壊れていた場合、水の勢いで側溝の中に飲み込まれる可能性があります。(本当です。)
これで、子供が亡くなったりするんです。大人の場合も大怪我をしたりします。
また晴れてきても出歩いてはダメです。台風の目(中心部分)に入っている可能性があるからです。天気予報を見て確実に通過し終わっているか確認しましょう。
ですから、本当は出歩かないが原則です。
最後に
台風はみなさんの場所に到達する前に弱くなっているかもしれません。ですが、通常の強風とはやはり違います。
瞬間的に強い風が吹くので決してあなどってはいけません。
毎年私は、友人への警告も兼ねてtwitterにこういった内容を書き込みます。
本当に、全国で共有して欲しいぐらいです。
みなさんも出来るだけ周りに教えてあげて下さいね。
台風の日はゆっくりお家で過ごしましょう。
お子さんと「風がびゅーびゅーいってるね」と非日常的な風景を窓から楽しむも良し。
ビデオを借りたり、撮りためたTVを消化するでもよし。
ゆっくりまったり過ごしちゃいましょう。
今回はここまで!
では、adios!!