Milkのメモ帳

日々の思いつきを忘れないようにのメモ用です。

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「自分と向き合う」ということ


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こんにちは。Milkです。
「自分と向き合う」とは何か。それを何となくですが、私なりの解釈で綴ります。

私は精神疾患を持っています。

「うつ病」を経験し、これをきっかけに「身体表現性障害」が残りました。

「うつ病」も抗うつ薬を飲みながら毎日を過ごしています。

休職も経験し、様々な葛藤とも闘いました。

そんな自分が、絶対に忘れないようにしていたこと。

それは、「自分と向き合うこと」でした。

今から書くことは、「病気を持っている、持っていない。」と言うことではなく、「自分を見つめる時間が大切だよね」という話です。


自分を見つめる

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いつでも自分を真正面から受け入れられた訳ではありません。

「どうしてこんな身体になったのか?」

「誰のせいでこんな病気をもつことになったのか?」

「俺は何も出来ないのにそれでいいのか?」

そんな、不快な疑問が、休職中には沸々と私の中でうごめいていましたし、頭の中がキャパオーバーを起こすこともしばしばでした。

落ち着いて考えられるようになったのは、「しっかりと休息をとって」からのこと。

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この「休息」の期間に考え事をすることは、あまりお勧めではありません。

何故なら、悪い方向の考えしか頭に浮かばないからです。

目安にしたのは、体が動くようになってから。

寝たきりの時は、思考するなんてほぼ不可能ですし、考えれば考える程に下降しますから。

楽しむ

私の病気の療養で初期の頃に抱いていた感情は「怒り」でした。

まぁ、簡単に言えば「自分をこの身体にした犯人探し」です。

でも、あまり意味がないことに気が付き始めました。

「改心します。今度からそんなことしません。」

こんなことあり得ないと思ったからです。

それに、考えれば考える程に、「イラつく」という感情がストレスでした。

「楽しむ」ことに集中しました。

興味がないことも、取り敢えずやってみる。

今日も明日も、同じ毎日と感じるなら、少しだけ違うことにトライしてみる。

後から知ったことですが、これは大切な要素だったようです。

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しっかりと研究分野として確立され、エビデンスも出ていることでした。

現状を受け入れる

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過去の自分。今の自分。

その差分にショックを受けていました。

「昔はこんなじゃなかった。」

「俺はもっとやれたはずなんだ。」

「どうしてこんなことが出来ない?」

復職した時に、最初に感じたことです。

きっと、これは病気だけでなく、年齢や環境といった人それぞれの「過去」と「現在」があるでしょう。

どうしてこんなに苦しむのか。

それを考えていた時。結論に至ったのは、「『過去』と『現在』を同じと考えているからだ。」ということ。

季節は毎年同じように巡ってきます。

しかしながら、「全てが一致したように巡ってくる」という訳ではありません。

昨年の紅葉は、この木が綺麗だった。今年は、こっちの木の紅葉も綺麗。

さて、来年はどうだろう?

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きっとその年の条件によって、色づき方は様々に変化するでしょう。

私が求めていたのは「過去の自分」

私が比較していたのは「過去の自分」

今の自分は変化し、同じ条件は揃わない。ならば、今に合わせて「未来の自分」を形作る方が適切ではないか?

そう思うようになったのです。

「過去」は変化しません。

しかし、記憶の中で「自分の思うよう」に膨張したり、変形したりします。

つまり、その記憶は幻影とも言えるかも知れません。

自分の解釈によって、怯える対象になるのです。

そこから、「事実」と「糧」を得ることが出来たなら、「頑張ったね」と思ってそっと心の片隅に置いておくのです。

私たちは「今」を生きているのですから。

それが、自分の過去との程よい距離の保ち方でした。


何が出来るか

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落ち着いて考えてみると、昔では理解出来なかったことが、今なら分かるということが往々にしてあります。

あの頃の自分に言って聞かせてあげたいけど、でも「今」でないときっと聞き入れないだろうなぁって。

出来なくなったこと。それを挙げていくとキリがありません。

でも、逆に昔には「出来なかったこと」「理解できないこと」が、今では「出来ること」「理解できること」に変化していることにも気づきます。

私なら、「精神疾患」とはどんなものなのかや、それが人によって様々に異なるということ。

「無謀な自己犠牲」ではなく、「自分を大切にして、相手も大切にする」ということ。

自分の性格が変化しつつあること。

それに気づきました。

また、私の「身体表現性障害」にどのような特徴があって、何があるとどのような症状が出てくるのか。

それも自覚しながら、生活をコントロールしています。

例えば、仕事で山場を迎えたとしましょう。

しかし、山場と言いながらも大小ある。

「このタイミングで力をフルパワー出すと、後がもたない。ここは上手く流して、次の山が恐らく大切だからそこにフォーカスしよう。」などと言った形です。

「無謀な楽観主義者」にならない

ある人は言います。

「物事を考えすぎるから問題なんだよ。だから、考えないぐらい他の楽しいことをすれば良いのさ!」と。

私は、その人のことを「無謀な楽観主義者」と心で呼んでいます。

ポジティブサイコロジーという心理学は、「人が幸福感を感じる状態を維持するには何が有用か?」を研究している分野です。

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単純にポジティブなら良いのか?というと、そういう訳ではありません。

ネガティブにメリット(用心深い。慎重である。など)とデメリット(予期不安を感じる。無気力、無抵抗な行動を選ぶ。など)があるように、ポジティブにもメリットとデメリットがあります。

意外と知られていないことは、ポジティブにデメリットがあることです。

ポジティブ(楽観主義)が過剰になると、「根拠のない推論により行動を起こす」ことがデメリットになるのです。

つまり、後先考えずに行動してしまうということ。

例えば、家の屋根から別の家の屋根に跳び移る。

大概の人は、「落ちるほうがリスクが高いので止めておこう」と考えるでしょう。

でも、行き過ぎたポジティブ(楽観主義)は、「快感がたまらない。この距離は跳んだ事ないけど、まぁ、なんとかなる。俺なら出来るさ。」と準備もなしで行ってしまう。

上手く行ったとしても、それは運が良かったという話。

こんなことを日常で続けていれば、どこかで破綻するのは目に見えているでしょう。

大切なのは、ポジティブとネガティブのバランスです。

そう。バランスを壊して「無謀な楽観主義者」にならないことです。

自分と向き合う大切さ

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「自分と向きあう」

これは、簡単に見えて、とても難しいものです。

そして、方向を誤ると負のスパイラルに陥ってしまいます。

自分の欠点を並べ始めるからです。

そうではなくて、今の自分の「事実」を先に並べることが大切です。

  • 年齢
  • 環境
  • 病気

などです。

そして、各々の特徴を掴んでおきます。

例えば「病気」について無頓着で、その理解を放棄したら、自分が何をすることで身体にダメージを受けやすいのかが分からないということになるからです。

双極性障害という病気があります。

これは、「躁状態」と「うつ状態」を繰り返す病気であり、波の周期に個人差があります。

ある方は「元気だなと感じるよりも、少し低めな状態を目指すようにしている。楽しいことがあったら、併せて落ち着く時間を設けるとかね。」と言っていました。

なぜ、このような対処をとるかと言うと、「楽しいことの連続」が自分をハイな状態。つまり「躁状態」に加速させていくからです。

「躁状態」に入ると、なかなか自分が「身体がオーバーヒートしている(ブーストしている状態)」ということに気づかないのです。

「何でも出来るぞ!」「睡眠なんてとらなくても大丈夫!」「なんでこんなことも出来ないのさ!(他人に対して)」と言ったように、興奮状態になります。

でも、それが続くかというとそうでもありません。反動で「うつ状態」になるからです。

「どうしてあんな無茶なことをしたのだろう。」

「気前よくお金を沢山使ってしまった。」

「人に失礼なことを言ってしまった。」

と、「躁状態」の時の自分を客観的に見ることで、更に「うつ状態」が酷くなります。

ですから、自分の体や心。そして自分を見つめることで、「自分のモノサシ」を作るのです。

「ここまでは大丈夫。」

「これは、躁状態(或いは、うつ状態)の前兆に近い。だから、体を休めよう。」

など、自分なりの早めの対処が出来ます。

年齢や環境といった要因もそうです。

「急に走り出したらアキレス腱が切れた」なんてよく聞くこと。

この時に、「歳をとったから、もう運動なんて何も出来ないんだ。」とはなりません。

その為に、ストレッチをするんですよね?

大事なのは、「事実」を並べて、それに「対処する方法」を見つけること。

次のステップは、それを「踏まえた上で」楽しむことです。

「昔に比べて、自分の仕事のある分野は若者に敵わなくなった。でも、そんな若者が悩んでいる時にアドバイスは出来る。昔、似た経験をしたから。」

「この病気のせいで、自由に外に出ることが難しくなった。でも、本が新しい友人となってくれる。それに、少しずつ外に出る機会にトライしている自分を褒めてあげよう。」

今の自分を見つめ、「事実」を取り出し、「対処」を考える

そして、それを踏まえた上で、「新しい自分」の出発をする。

だから、いつでも「自分と向き合う」ことは大切だと思っています。

等身大の自分でいるために。

自分を大切にするために。

新しい自分を描くために。

それでは、今回はこの辺で。

adios!!