Photo via SEVENHEADS via Visual Hunt
今思えば、私は何故あんな事をしたのか理解に苦しむものがある。
それは、動画投稿。
いや・・・顔出しとかはしてないんだけど、当時流行っていた「歌ってみた」を調子こいて投稿したことがあるんだよね。
結果は散々だったけど(笑)
歌ってみた
私がバカ大学生をやっていた頃は、ニコニコ動画の全盛期で、凄い数の動画が乱立していたんですよ。
その中でも、人気があったのはボカロと、それを「歌ってみた」というカテゴリです。
私は、ある程度、曲も作り始めて慣れてきたこともあって、ちょっとだけ「歌ってみた」をしてみたくなったのだ。
そして、ここで悪魔の囁きがされる。
Milkの声、聴いてみたいなぁ〜。
当時、付き合う前の話で、互いに顔も声も知らない状態だった。
Kyoがこれを言い出したので、私は揺らいでいた気持ちが傾いて、「歌ってみた」をしてみることにしたのだ。
確か、Kyoが好きな曲を歌ってあげるよ!って話で、以下の曲を歌ったと思う。
MIX地獄
何が苦しいって・・・
MIXで自分の声を聞き続ける苦行!!
家にあるマイクをあれこれ使ったのだが、結局ヘッドセットが一番音の通りが良いという結論に至り、これで歌った。
その後、この「crossfade」のカラオケバージョンの音源と、自分の声のMIXを始める。
MIXとは、それぞれの楽器トラックの音を整えたり、加工する作業を言います。
この後に待っている作業は、マスタリングと言い、整えた全てのトラックを合体させ、音圧(音量)をデータ欠損(クリップ)が起きないギリギリまで引き上げる作業です。
んで、自分の声を整える為に、コンプレッサーをかけたり、EQでいらない情報をカットしたり、軸となる周波数帯をブーストしたり・・・
結果、一日中、自分の声を聞く!
これ程までに、メンタルを削られるとは・・・
もう、心が折れそうになりましたよ。
途中から、麻痺ってきて「誰だよ! この下手くそ!! ちゃんと歌えよ! MIXし難いだろ! バッキャロー!」って言い出す始末。(その下手くそは、お前だよ。)
投稿してみた
何とか形にして、投稿したんですよ。
そして、Kyoからの反応は・・・
こんな感じの声なんだね!
終わり。
感想・・・それだけ?
もちろん、再生数なんて伸びない! だって、俺も聴いてて恥ずいもん!
今、付き合ってるから言う。「あんた、人に歌わせといて、扱い雑すぎ!!」
家族にも聞かれてた
この後、更に酷い仕打ちを受ける。
私は実家から大学に通っていたから、歌うなら実家しかあり得なかったのだ。
よし・・・誰もいないな?
今のうちに録音だ!!
残念〜! いました〜!!
マジでぇ〜!!
母親から一言。
母親「あんた、カラオケの練習してると思ってたよ。」
かぁちゃん! あんた、どこに隠れてたんだよ!!
もう嫌やぁ・・・かぁちゃんにも聞かれて・・・俺はもう家出するしかない!!
ゲーム実況も試そうとした
実の所、ゲーム実況もやってみようと考えたことがある。
これも、顔出ししないでいい。うん。
だが・・・問題が発生。
ゲームに熱中して、何もしゃべらない! 致命的!!
てへっ☆ すみません(笑)
ダメだこりゃ! 俺、向いてない!!
私一人で何かを語るのは難しいかも・・・
最後に
と言うわけで、何の取り柄もない私は、ひとり語りをするというのもまたハードルが高いかも知れない。
上の記事を見てくださった方からは、「声を聞いてみたい!!」等のお話もあるのですが・・・
もう、この悲惨な状況、分かるでしょう?(笑)
絶対、何しゃべったら良いか分かんないし、途中でテンパッておかしくなるよ。たぶんww
誰かとのおしゃべり形式なら何とかなるかも知んないけど・・・
だって、一人だったら何もしゃべること思いつかないもん!ww
まぁ・・・そもそも、今時の放送の仕方とか分かんないし ┐(´д`)┌ヤレヤレ
※因みにですが、現在、当時の動画は存在しません。