こんばんは! Milkです!!
少しずつ、復職に向けて階段を登る準備が出来ました。
さて、私は東京の某IT会社で働くSEですが、2016年2月の中旬頃に、突然倒れました。
最初は食事さえ出来ない状態でした・・・
それが、仕事を視野に入れてリハビリしましょうとなったのです。
嬉しいですね。不安は沢山ありますが、焦らず、少しずつステップを踏みしめて行けていることに喜びを感じます。
リワークプログラムを受けませんか?
昨年の12月の最後の受診の時に、主治医のお医者様から突然言われました。
主治医「Milkさん。リワークプログラムを受けるのはどうですか?」
リワークプログラムって何でしょう?
主治医「県が用意している支援プログラムで、復職するにあたって前段階の心や体力を準備するプログラムです。」
え?そんなものがあるのですか?
主治医「受けるのはMilkさんの自由ですが、是非、参加されることをお勧めします。お正月の間に考えておいてください。資料をお渡ししときますね。」
復職していいのん?
今の今まで、一度も「復職」について話をしてこなかった主治医。
しかし、睡眠表(体調管理表のようなもの)を見て、回復に向かっていると思ったようです。
そして、公共機関を利用して通う練習を始めてくださいとも言っていました。
少々混乱しました。
今まで、その話はタブーだったからです。
何度も「いつ頃に復帰できますか?」と尋ねても、はぐらかされてきました。
しかし、ここに来て一気に現実味を帯びてきたのです。
じゃぁ・・・受けてみようか。そう思ったのです。
公共機関に乗る練習を始める
これはドキドキの連続です。
実は、今も時々発作が出ます。
今日も出ちゃった☆
さっと頓服の薬を飲んで、気持ちを落ち着かせます。
完璧を求めないように心に言い聞かせます。
「大丈夫。途中で帰っても、負けたってことじゃない。ここまで出来たことを自分で自分に褒めてあげよう。」
中には、甘い!って思う方もいるかも知れません。(過去、私もそういう気持ちでいましたから。)
でも、世の中には気持ちや感情で乗り越えられないものも存在します。
身体をちゃんといたわって、理解して、出来たことを喜ぶ。褒める。
それが大事なのだと、病気になってから分かりました。
少しずつ乗れるようになる
リワークの研修場所に行くには、バスと電車を乗り継ぐ必要があります。
バスは10分程度。
電車は5分程度です。
そして、目的地に歩いて行きます。
乗り継ぎの待ち時間を含めると、45分ぐらいかかります。
短いようで長い・・・
最初は怖かったですよ。
バスがまず怖い。うーん・・・うーん・・・って一人で唸って、目をつぶって、窓の外を見て・・・
降りる場所についたら、引き返すバスに乗る。
これから始めました。
これに慣れたら、次に電車のコンボに乗れるように頑張る!
電車は電車で辛い・・・通勤電車を思い出すので(汗)
冷や汗が出てくるし、吐き気も出てきます。twitterやブログを読んで、気を紛らわせます。
いやはや、たったこんだけ。
たったこんだけなのに、しんどい・・・ヘロヘロです。
今日は、体調が悪かったのか、久しぶりに必殺「頓服」を飲みました。
帰ろうかとも思いましたが、頓服の力も借りて、もうひと頑張りしました。目的地でやろうとしていたことも出来たので、OKとします。
頓服なしがいいけれど、完璧を求めるのが悪い癖。出来たのだからいいことにしましょう!
褒めて〜!褒めて〜!(←うざい)
リワークセンター
1月4日に電話でリワークセンターに連絡を入れました。
その手続きは、自分でしろとのこと。(主治医はこういうところ適当なんだよな・・・)
すると、6日にカウンセラーと面談しましょうということになりました。
リワークセンターに行くよ!
こちらがリワークセンター!
「鹿児島障害者職業センター」となっています。
はい。そうです!私は、鹿児島の出身なんだよー!(●´ω`●)
面談スタート
あれこれと、今の現状について聞かれました。
そして、アンケートにも答えました。
職業。病状。発症原因。復帰する上での不安要素等々です。
印象に残っているのは、以下の質問です。
カウンセラー「どのように職場に戻りたいと思っていますか? 以前のようなポジションから外れたいと思っているのが理想なのか、それとも、そのポジションに耐えられることが良いと考えますか?」
これには・・・数秒固まりました。
色々と考えた結果、以下のように答えました。
メンバーの困っていることや悩んでいることを聞き出し配慮するポジションは、誰もやりたがりませんでした。しかし、プロジェクトをまとめて正しく率いるには、このポジションで動くことは必要なことです。私はそう信じています。ですから、このポジションを引き受け続けてきたのです。
私は上手くストレスを逃がす方法を知りたいと思っています。私は、感情移入が強く、人の辛い気持ちの一部が自分に逆流するのです。なので、抱えるメンバーが多くなればなるほど、蓄積される辛い気持ちで潰れてしまいます。
ですから、これを上手く対処する方法を知りたい。それが目標です。
カウンセラーの方は、分かりましたと言ってくださいました。
上司に相談は出来ませんでしたか?と言われましたが、「上司も私に愚痴を言って、私が聞く立場でしたから。」と答えると失笑していました(笑)
今後の動き
このリワークプログラムは、本人・主治医・所属企業の三者合意があって初めてスタートします。
私の方からは、会社の担当窓口を確認し、リワークセンターに知らせます。
そして、リワークセンターは、リワークプログラムの内容や、経過報告を行うために、企業側と調整をしてくださるようです。
これには1ヶ月ほどかかるということです。
つまり、早くて本格始動は2月からです。
「いつまでに復帰したいですか?」とのアンケートに「なし」と答えました。
しかし、カウンセラーからは目標を決めましょう!と言われました。
これも初めてです。決めていいの?
と言うことで、2月〜4月でリワークプログラムを受けて、5月に東京に戻るという計画にしています。
5月からは、私の会社の復帰プログラムを受けることになるでしょう。
早くても、仕事を開始できるのは6月かもしれません。
当然ながら、身体の調子によってはこの期間は前後することもありえますから、変に期待するのは禁物です。
しかし、一定の目標が出来たことは私の中で、何か希望が見えてきたように思えました。
最後に
さて、県の方でこのようなリワークプログラムが用意されているとは知りませんでした。
利用する料金は0円だそうです。
もちろん、企業側の負担もありません。無償で利用が出来ます。
どの県にも用意されているかは分かりませんが、特に鹿児島県の方は主治医に聞いてみるのもひとつの手です。
リワークプログラムってどんななんだろう・・・
これは、これから受ける中で少しずつレポートできればいいなと思っています。
ちょっとずつではありますが、私の中の計画が現実味を帯びてきました。
コツコツ行きましょう!
もし、後戻りしても、そういう日もあるさ。
そう言い聞かせながら、少しずつ前に進むことにします。
それでは、今回はこのへんで。
adios!!