こんにちは。Milkです。
今回は、ちょっとブロガーっぽいタイトルをつけてみました(笑)
自分のメンタルを守ることは大切です。
「特にメンタル不調を早期に判断出来るか」が、その後の状況に大きく影響します。
気づかずに放置し続けると、最悪は「うつ病」と言った精神疾患を発症する可能性もあるのです。
これは誰にでも起き得ることです。私は大丈夫とは思わないで下さい。
骨折は誰にでも起き得ることです。しかし、無理な体勢をとらなければ、そのリスクの発生率を下げられることと同じです。
ですが残念なことに、メンタルは目に見えません。
でも、あることをチェックするだけで、自分の心に余裕がなくなっているかどうかが分かるのです!
笑顔を見た時にどのように感じるか
その判断する方法は簡単。
「人が笑っている時に、プラスに感じるか、マイナスに感じるか」です。
例えば、あなたが仕事を一生懸命にやっているとしましょう。
遠くのデスクから、数人の同僚の笑い声が聞こえてきます。
あなたはどちらに感じますか?
- 楽しそうにやっているな。何をしてるのかな?
- こっちは忙しいというのに、何を暇そうにしているんだ。本当に邪魔だ!
同じ現象なのに、人によって捉え方が異なります。
そして、2番に近く感じる人は要注意です。
あなたのメンタルは追い詰められている可能性があります。
余裕があれば笑い声は心地よいもの
今日は久しぶりのゆっくりした休日。
散歩でもしようと思います。
仕事は一段落したし、散歩をして帰ると楽しい夕食も待っています。
川沿いを歩くことにしました。
すると、若い男女が楽しそうに座って笑いながら話をしています。
そんな時に、「けしからん!今すぐにでも話を止めろ!」と割って入りますか?
恐らくはそうしないでしょう。
別段、あなたに危害を加えているわけでもなく、楽しそうにおしゃべりしているだけです。
もしかすると、あなたも笑顔になっているかもしれません。
このことから、あることが分かります。
「人が笑って楽しそうにしていること」が、怒りの原因にはなっていないということです。
あなたの心が印象を歪める
元来、職場において笑顔が多くあると言うのは「良いこと」のはずです。
ですが、それが煩わしいと感じる。
妬ましいと感じる。
怒りまで湧いてくる。
そのチームは効率よく仕事をこなして、時間的余裕を持っているのかもしれません。
決して責められる要因はありません。
また、事情を知らなくても、そもそもあなたに関係のないことなのですから、そこに苛立ちを感じる必要性はないはずなのです。
でも、自分の感情を逆なでしてくる。
これは、「自分自身の心の余裕がなくなっている」と言うことなのです。
言い換えるならば、自分のメンタルが耐えられる限界の手前に来ているか、あるいは限界を超えていると言うことです。
悪いのは「笑っている人」ではない
まず整理すべきことは、「笑顔が多くある環境」は良い状態であると言うことです。
これに苛立つ感情を持つのは、自分に何か気になる点があるからです。
少し冷静になって考えてみましょう。
それは仕事量が多いからですか?
周りとのコミュニケーションが上手くいかないからですか?
家族のことで何か気になることがあるからですか?
将来に何か不安を感じることがあるからですか?
少しずつ掘り下げていくと、本来の苛立っている原因が分かってくるでしょう。
「本当の」原因に対策を行う
対策が出来るなら、そんなことはしてるよ!と大声で言いたくなるかもしれません。
確かに、あなたは頑張っているし、一生懸命にやり遂げようとしています。
しかし、「無理」なことをしようとしていませんか?
例えば
- 誰も信用出来ないので、自分が仕事をしなければいけない
- 周りは非協力的なので、自分にばかり負担が来てしまう
- 上司から無理なことを言われて、それでもやらなければならない
- パートナーはいつも暇そうにしていて、家事は私がやらなければならない
- 子供に対して、しっかりと面倒を見なければならない
ある程度共通していることは、「~でなければならない」と考えていることです。
これは本当に、そうで「なければならない」のでしょうか?
誰も信用出来ないのは、自分が信用していないからですね?
過去に何度も部下は失敗しているのかもしれません。
本人にやる気もないのかもしれません。
しかしながら、その人から仕事を引き剥がすと、ますます怠惰になる可能性があります。
どんどんスキルは落ちるわけです。これは状態が更に悪化していくことになるでしょう。
上司に相談をして、チーム編成を変更してもらうか、時には部下に対して自分がどのような状態にあるかを端的に話す必要もあるでしょう。
また、「自分は仕事を多く抱えて大変にさせられている!」と感じているとしても、実は「自分で仕事を抱えに行っている」というケースは多いものです。
簡潔に言うと、「頼られている自分が嬉しい」に収束するのです。
「苦しんでいるのに、嬉しい? そんなバカな!」
そう私も思っていました。
しかし、「明日から、君は仕事をしなくても大丈夫だよ!」と急に言われたらどうします?
何故か何か出来る仕事を探そうとしませんか?
自分はクビになっちゃうのかなとそわそわし始めませんか?
あるいは、周りに借りをつくってしまうと不安になりますか?
実は、自分を満足させるために仕事を抱え込んでしまうのです。
自分は、この組織に必要な人間だと感じたいためです。
「どうでもよい!」と本当に思うなら、そこでまったりと時間を過ごせるはずです。
どのように改善すべきか?
「自分がやらなければならない」と言う考え方が、段々と自分の心を追い詰めていきます。
そして、徐々に怒りの矛先が変化していくのです。
- 自分から仕事を抱え込んでしまう(回避することが適切だが、不安で抱えてしまう)
- 自分のキャパシティを超えそうになる、または超えてしまう
- 自分の気持ちに余裕が無くなる
- 他人の行動に厳しくなる(この段階が、他人に苛立つ状態)
- 完璧主義になりやすくなる
- メンタル面での疲弊が長く続き、自力での回復が難しくなる
これ以降になると、「うつ病」等の精神疾患の発生リスクが高まります。
と言うことは、1番の時点で予防するのが大事です。
仕事や家事を、「自分が必ずしなければならない」と思い込まないことです。
仕事であれば、上司に相談を行う。また、仕事はあなたの人間的な評価には影響しませんから、頼れるものは頼りましょう。
完全に断ってしまうのも手段としてありです。なにより、それまで一生懸命に頑張ってきたのですから、それぐらい”迷惑”をかけてもいいのです。
(これは私にも当てはまります。ですから気をつけようと思っているのです。)
家庭の問題でも、頼れる人を頼りましょう。自分だけで抱える必要はありません。
パートナーと話し合いを先ずは行ってみる!のが大切です。
役割の分担について、上手く調整できていないことを相手は気づいていないだけかもしれません。
独り身の人も、自分が何か悩んでいるときには友人に話を聞いてもらうだけでも気持ちは軽くなります。
インターネット上の友人に話を聞いてもらうのも手段としてはありでしょう。
人に話を聞いてもらうときには、ポイントがありますのでこちらを踏まえて話すと効果的でしょう。
大事なのは、「自分だけが抱えなければならない。」と言う染み着いてしまった癖を、少しずつ「誰かを頼ってもいいんだ。」に変化出来ることが大切です。
2番、3番と順番が進んで行く前に手を打ちましょう。
あなたが笑顔を取り戻すこと。
それが何よりも大切なこと。
そして、周りと一緒に笑えることが大事なのですから。
最後に
これらはリワークプログラムに通う中で、教えていただいたことでした。
また、様々な専門書を読む中でも、同様のことが書かれていました。
他にも自分を分析する方法や、上手く気持ちをコントロールする方法はあります。
でも、一番簡単なメンタルの確認方法は、「周りの笑い声をプラスに捉えられるか?」です。
さぁ! 自分に問いかけてみましょう!
「今日も、自分は笑顔に笑顔で返せるかな?」って。