こんばんは。Milkです。
今週も、懐かしボカロ曲いってみましょう!!
今宵の曲目はこちら。
shiningray
ギターが印象的な曲です。
病院のベッドで、自分に対して言い聞かせている曲ですね。
とても切なくなります。
人前では強がって見せるのでしょうけど、誰もいなくなると自分の最期が迫ってきていることを実感してしまう。
歌詞が可哀想なんですけど、精一杯力を振り絞っている感じが心に響いてきて、何度もリピートして聞いてしまいます。
どうか、苦しまずにゆっくり眠って欲しい。楽しかった思い出をずっと夢に見て眠って欲しい。
心が締め付けられます。
空を得た古代魚
ピアノが美しく流れるように演奏されます。
その不思議なリズムに身を委ねると、一緒に空を飛べそうです。
この発想はどこから出てくるんでしょうね?
ピアノが変化していくために、”こういった曲”と捉えるのは難しいですが、BGMのように浸っていると受け入れやすくなるかもしれません。
こういった美しさもあるのだと、気づかされた1曲です。
イージーデンス
今度は、ダンスミュージックです。
ちょっと古めで90年代のテイストな感じがしますよね(笑)
でも、そこがいい!懐かしい感じ。
また、初音ミクのビブラートを上手く調整していて特徴的です。
私は初めて聞いた時に、宇多田ヒカルを想像しました。
彼女のビブラートは特徴的ですよね。震えるような印象的なビブラートです。
因みに、ビブラートはボカロは調整可能ですが、そのパターンは無限大!
どれぐらい震わせるか。またそのうねりのパターン周期はどうするのか等々・・・考えることは盛り沢山です。
私は、ボカロの調整が苦手ですので、いつもデフォルトで用意されている順当なビブラートパターンしか使いこなせません(汗)
こういったボカロマスターは微調整に力を相当込めてますので、本当に尊敬します。
ハッピーシンセサイザ
さて、飛び跳ねるようなポップなチューンをご紹介。
ココロがピョンピョンするような、楽しい曲ですね。
この頃に流行ったのは、”ケロらせる”という方法です。
ケロケロした声、カクカクしたような声?なんと言ったらいいのでしょうか。意図的に、更にロボット的な声に調整する方法です。
これは、ボカロだけに特化した話ではなく、人の声でも同様にエフェクター(音声加工の機械)を噛ませて行う技です。
実は、世の中の歌手はほぼ、この音程加工エフェクターを使っています。Sonar V-Vocal などのエフェクターです。
例えば、CDでは完璧なのに、ライブになるとあれれ?というパターンの歌手がいたりしますよね。これは、声を録音した後に、一音ずつ音程を調整することが可能なアプリで補正しているのです。
つまり、世の中に音痴は存在しないことになります(笑)
こういう理由により、今では手軽に「君、歌手してみない?」的なことができるわけです。どんだけ音痴に歌っても、外れた音を適正な音程に戻してあげることができますから・・・
なぜこの話をしたかというと、音程加工エフェクターはこういった音痴補正のためだけに使われるわけではないということです。
例えば、歌詞を歌うと通常ならば言葉なので、音程はどうしてもつながるようにして変化していきます。しかし、これを意図的に音がつながる部分をぶった斬り、パルス信号のような形にしてしまうのです。
そうすると、一音一音が適正な音で正確に始まりすぎるために、ロボットのように聞こえるのです。
これがいわゆる”ケロらせる”と言われる状態です。
因みに、ボカロの場合は、音程加工エフェクターを通さななくても、ボカロ自身の中に音程調整パラメータがありますから、パルス信号のように調整してしまえば、同様の効果が得られます。
Ievan Polkka
では、最後はフィンランド民謡でお別れです!
もう、初音ミクが出てきた頃の初っ端でこれをやってくれたせいで、初音ミクはネギとセットというイメージが固定してしまいました(笑)
なぜネギを振っているのか意味は不明ですww
なんで?こっちが聞きたいわ!!
そして、三等身キャラの「はちゅねミク」が出来ちゃったのも、こいつのせいです。
一度聞くと頭から離れないんですよねー。
発売元のクリプトンも、こんなことになるとは全然予想してなかったと思います(笑)
初音ミクと言ったら、この「Ievan Polkka」がまず上がります。
もしかしたら、古い人間ほどこれを押す傾向があるかも知れない・・・(笑)
それぐらい衝撃的な曲でしたね。PVも含め。
では、今日はこんなところで!!
adios!!