Milkのメモ帳

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【何曲知ってる?】懐かしの大好きボカロ曲14


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いやぁ・・・昨日はびっくりした!!

史上過去最高数のブクマ来るんだもん・・・コメントもオロオロしながら眺めてました。

打たれ弱いのよ私。てへ☆

でも、案外、共感してくれる方々もいたし、中には違う見方の意見もあって勉強になりました。皆さん読んでくださってありがとうございます。スターもブクマもとっても嬉しいです。励みになります!

後ね、最近ブクマとtwitterの連携機能を見つけたんですよ!(←遅すぎ

ブログ読んだら、twitterに感想を垂れ流してしまう感じになってますけど、ごめんね;

さて、今日は金曜日!懐かしボカロ曲と行きましょうか!

今回の曲目はこちら。

えれくとりっく・えんじぇぅ

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古典ボカロ曲と言っても過言ではないと思います。

初期の頃は、やはりボカロというシンセサイザーは異質な存在で、そのまま人間ボーカルとして受け入れる土台が出来ていませんでした。

また、調整しだいではありますが、なかなか人間の流暢なボーカルに匹敵する程の実力を見出すことは難しかった。または至難の業だった。

と言うこともあって、初期はボカロは心を理解し感情を持った、異色な”ロボット”や”ソフトウェア”の存在として描写されることが多かったですね。

この「えれくとりっく・えんじぇぅ」もとっても切ない歌詞で、聴いていて心がキュンとします。

オケとしては、かなりシンプルではありますが、十分ポップでちょっと電子的な世界を表しています。

これぐらいの音数の方が、耳としても疲れなくて何度も聞けるのでいいのかも知れませんね。

これからも語り継がれ、ボカロクラシックとなるでしょう。

イケ恋歌

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これも古典ボカロ曲に入るかもですね。

鏡音レンの元祖イケレン曲です。何しろ、鏡音兄妹は扱いが難しい!

そう言いながら私は、無印鏡音リン・レンと生活しているんですけどね(笑)

彼らは、上手くコンプレッサーを使って、なおかつEQによって周波数を調整してあげないと滑舌が悪くなります。

一番はやはりコンプレッサーの影響が大きいですね。

コンプレッサー

何度か出てきているコンプレッサーという単語。

コンプレッサーとは、音圧差を調整するエフェクターです。

例えばこういう波形があるとしましょう。

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前半部分にコンプレッサーを強烈にかけてみます。

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波形が大きく変化しているのが分かりますか?

簡単に言うと、小さい音は大きくなるように、大きすぎる音は抑制するようにというエフェクターです。

上手くこれを調整すれば、曲全体が均一に調整されます。その後、この波形を底上げしてあげれば、音圧の大きい曲が出来るわけです。

ただし、上手く使いこなさないと、抑揚がなくなりますから、全体的にのっぺりした曲になり、空間の広がりが悪くなります。

例えば、この曲の「イケ恋歌」の波形を見てみましょう。上手に使うとここまで行けるんです。

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驚異的ですね。フルに上限幅を使いきっています。

少しでも外にはみ出ると、クリップ。所謂、データ欠損を起こして破裂音やノイズ音が出てしまいます。

私も、この波形データを見てびっくりしました。凄まじいマスタリング力です。

ボカロの特徴もコンプで変わる?

コンプレッサーを略して、コンプと言ったりしますが、使うコンプによってやはり音の感じが変わります。

ボカロは、得意な言葉(音)と音域があり、コンプを当ててあげないと上手く均一に音量が出ません。(人間のボーカルにも当然ながらコンプは当てますよ。)

そして、作曲者が使うコンプによって、そのボカロの声質は変わってくるのです。

温かみがある声だったり、機械的な声が強調されたり。

これは、楽師(ニコ動では作曲者をそう呼んだりします。)の好みで変わるので、同じボカロでも大きく声の特徴は変化します。

いろは唄

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鏡音リンは、和風曲がよくマッチするんですよね。

リンちゃんは特徴として、鋭い音が多く入ったボカロですから、EQでいらないHz帯を削ってあげると、ぐんっ!と聴きやすくなります。

ただし、私の力量不足なのですが、レン君は全体的にもやっとした声質であるため(声の中に広く様々な周波数帯が混ざっている。つまり芯となる周波数帯を見つけ出すのが難しい。)、上手く周波数帯をカットするのが難しくて、少しでも間違うとパンチがなくなってしまいます。

これが難しい・・・

ですので、私の曲はどうしてもメインがリンちゃんになっちゃいます。レン君ごめんね;

君はコーラスでリンちゃんを助けてあげて(汗)

さて、この「いろは唄」ですが、歌詞も面白くて聴いていて洒落が効いてるなぁって思います。

また、ギターに関しては、恐らくこの音はシンセサイザーのギターですね。でも、そこまでチープな感じはしなくて、なかなかマッチしていると思います。

かなり格好いい曲に仕上がっています。

ハイセンスナンセンス

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この方は、ボカロ電波ソングの教祖的な扱いを受けてます。

一回目は衝撃を受けたのですが、何度も聞いてると頭が痛くなってきます・・・(汗)

もう、音楽の概念が破壊されます。

正直に言うと、なんだこれ!!意味不明!!

まぁ・・・電波ソングに意味を求めても虚しいだけなんですけどね。

世の中にはこんな分野もあるということで。

この方の他の曲は、更に電波度が増して行っているので、私はついて行けませんでした(笑)

正に、「ハイセンスナンセンス」

トリノコシティ

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では、最後は美しいピアノ曲でさようなら。

この作曲者は、とても優しい曲が多いですね。

歌詞も、曲自体も優しく包み込むような曲です。

特に「トリノコシティ」は、寂しさと孤独さを抱えながら、誰かとつながっていたいという気持ちがひしひしと伝わってきます。

ピアノの入れ方が洒落てますね。とってもCoolです。

また、パーカッションも格好良くて、この組み合わせはセンスですよね。

ドラムだけで終わらせるのではなく、要所で上手く別のパーカッションを噛ませて、曲全体が独特な雰囲気を醸し出しています。

普通のバンド曲の枠から一歩飛び出している感じです。


では、今日はこんな感じで!!

adios!!