街中を歩いていると、時々モデルなの?って思うぐらいに可愛い子がいたりしますよね。
別に声掛けようとかそんな気持ちは起きないですけど、何か別の世界の住人のような・・・
だがね。
残念だったな!君はこれから、違う世界の話を聞くことになる!!
がはははww
初めて一人で上京した
それは就活で初めて一人で上京した時の話。
その頃、Yasuと基本的に行動を共にしてたんだけど、Yasuは東京に用事が無かったので、彼は福岡から実家に帰り、私は東京に移動していたのです。
東京には色んなファッションの人達がいて、そりゃーびっくりでしたよ。
髪はレインボーだったし、ピアスもあちこちに空いてるし。
ヒャッハーだったね。
【Milkビジョン】
私の食料はマクドナルド
貧乏学生のYasuと私のお気に入りは、マクドナルド!!
当時、「100円マック」なるものがあって、「ポークハンバーガー」とか「アップルパイ」とか、全部100円だったのだ!
これで、お腹を満たすのが、私達貧乏学生の手段。
そこで、いつもどおり、私はマクドナルドに寄ろうと思った。
うーん。確かだけど、あれは新宿のマクドナルドだったと思う。
さて、並ぼうかなって思ったら・・・・
何かの異変に気づいたのだ。
女子高校生が並んでいたのだが、明らかに違う人種がいる!
じょ・・・じょし?
お・・・おじょし?
おじ・・・おじしゃん?
おじ・・・おじさん??
そっと覗いた。
うん。君は女子高生ではない!
なんか、頑張ってるけど・・・
もう一度・・・ |д゚)チラッ
うん。君は女子高生ではない!
何か・・・やべぇ空気がする。
お・・・俺にはまだ早い。
この空間は、俺にはまだ早い。
どう考えても、同じ空間で食事をする勇気はない。
そっと逃げ出すように、私は並んでいる列から離れた。
まるで空気のように。
衝撃的な、東京の洗礼を受けた。
だ・・・だれも不思議な顔すらしていなかった。
たぶん、あれはツッコんだら負けなのだ。
そういうサバイバルゲームなのだ。
私にはまだ東京で闘えるほどの戦闘値を、この時は持ちあわせていなかった。
しかし。しかしだ!
この例は、まだ良かったのだ。一生懸命に、この方々は女子高生になろうとしていた。
その努力が見えたからだ。
東京で就職した後、もっとヤバイケースに遭遇することになる。
心はピチピチ女子高生?
女子高生のイメージと言えば、こういう感じだろう。
ブレザーじゃなかったとか、セーラーだとか異論は認める。
ただしだ。一応は、男性も女性もそれなりに、「女子高生」のイメージはあるだろうし、女装したい人もそれに近づけたいと思っているはずだ。
がしかし、何かを超越した”女子高生”に出会ってしまったのだ。
ちゃんと登校しなさい
それは、会社の昼休みに近くのスーパーに飲み物を買いに行こうと思った時のこと。
私は同期と一緒に歩いていた。
そこで、何やら女子高生がとぼとぼとこちらへ歩いてきたのだ。
私は、「ったく。遊んでないでちゃんと学校に行きなさいよ。登校せい!!」と心で思っていた。
しかし、すれ違った数秒後には。「早く投降しなさい!今すぐに!!」と心で叫んでいた。
ポケットの中で、スマホを握りかけたかもしれない(笑)
そこには、紛れもなく「おっさん!」しか居なかった。
そう。すね毛はボーボーで、顔の下半分はヒゲで青い、そのまま女子高生の服を着た、「おっさん!」しか存在しなかった。
お・・・おじさん。あなたは、もはや何になりたいの?
どういうこと?制服着ると興奮する系?
謎が謎を呼ぶ、怪奇現象だった。
最後に
いや・・・女装趣味を否定したりはしない。
しかし、目指すものがあるのではないのだろうか?
クオリティーを求めるものなのではないのだろうか?
私が出会った、女装家?コスプレイヤー?は、白昼堂々と街中を歩いていたが、何をどう考えても「女性」に歩み寄れていなかった。
あれか?新しい新境地を開こうとしていたのか?
見た目は男性のままで、女性の服を着てもいいじゃないか!という思想の持ち主だったのかも知れない。
そう推論すると、私は根本的に彼らの思想を理解できていなかったことになる。
それは申し訳ない。
が・・・しかし、それを直接に聞いてみる勇気もない。
これは一生謎のままだろう。
じぇ・・・ジェンダーフリーばんざい!!(ごめん。まとめきれなかった!!)