Milkのメモ帳

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Windows Update が動かない【proxy(プロキシ)編】


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こんにちは。Milkです。
「Windows Update」が動かない・・・
そんなことありません?

「Windows Update」が動かないのは、Win10世代にとっては致命的。

なぜなら、Win10はOSバージョンアップも「Windows Update」で配信されるからです。

これに取り残されると「保証対象外」ということになりかねない(汗)

そもそも、「Windows Updateってどこでやるのよ!」って話もありそうなんですが、これはデフォルトでは自動的に設定されているので、あまり心配する必要はありません。

一般家庭では、インターネットにつながっているならば、最新のパッチがあるかどうかを自動で確認してインストールを始めます。

インターネットにつながる前に、「プロキシサーバー」を経由している場合が厄介。

と言っても、お仕事をするなら会社側がプロキシサーバーを建てている可能性は大です。


「プロキシサーバー」って何?

会社のコンピューターが外部のネットワーク。つまりインターネットにつながるには、様々なリスクが伴います。

一つは、内部の情報が外部に漏洩してしまうこと。

簡単に言ってしまえば、プロキシサーバーとは「監視役」のコンピューターだと思って下さい。

各コンピューターは、このプロキシサーバーに「外に出てもいい?」とお伺いを立てて、「うし。いいぞ。」と言われたら出られるという仕組みです。

閲覧の制限をかけているのも、このプロキシサーバーの設定によるものです。

各々は直接にインターネットに接続するのではなく、一旦「プロキシサーバーを経由しなさい」というルールです。

これを無視すると、そもそもインターネットにつながらないという仕組みになっています。

「Windows Update」に影響が出る

「Windows Update」は、当然ながら外部のネットワークにつながりに行って、最新パッチの確認を行います。

この時に、「プロキシー」が正しく設定されていないと、延々と「見つからない・・・見つからない・・・見つからない・・・」の堂々巡りをします。

「プロキシ」の設定を行う

先ずはプロキシの設定を行いましょう。

IE(Internet Explorer)を立ち上げて、[ツール]→[インターネットオプション]を選択。

「接続」のタブから、「LANの設定」を選びましょう。

「プロキシサーバー」という項目がありますから、そこに指定されたプロキシを設定します。

通常はこれでOKです。

IEは少し特殊で、ここで設定した内容はOS側のインターネットオプションと連携します。

コマンドで「プロキシ」をOS側に設定する

本当はこれで十分なはず・・・

しかしブラウザは、あくまで一つのアプリケーションであるので、「インターネットの閲覧」としてプロキシの設定をブラウザ内で保持するだけという場合があります。

「Windows Update」は、ブラウザを経由して行うものではないので「プロキシ」の設定内容を知らないということもありうるのです。

はて、OS側は「プロキシ」の設定を保持しているのか?

それを確認するには、以下のコマンドを入れましょう。

netsh winhttp show proxy

設定がされているならば、「プロキシ」の内容が表示されるはず。

しかし、認識していないと、

現在の WinHTTP プロキシ設定:

    直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。

このような表示が出るでしょう。

この場合は、IE(Internet Explorer)から「プロキシ」の設定をインポートしてしまいましょう。

netsh winhttp import proxy source=ie

すると、「この内容で設定したよ」とIE(Internet Explorer)の設定内容が表示されるでしょう。

もちろん、IE経由ではなく、直接的にプロキシの内容を指定することも出来ます。

以下を参照下さいませ。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2894304


最後に

あとは、「Windows Update」を手動で行えばよし。

取得できなかった項目がドドン!と並んでくると思います。
(気が遠くなるほどインストールパッチが出てくるけど・・・)

因みに、「Windows Defender」(Microsoftのウイルス対策ソフト)が更新出来ない場合も、プロキシが正しく設定されていない可能性が大です。

一度試してみて下さいね。

それでは、今回はこの辺で。

adios!!