いつも楽しく購読させていただいているブロガーさんの記事に、こんなのがありました。
amenominakanushi.hatenablog.com
あぁ〜。この経験、あるあるだな・・・って思ってたんですけど、よくよく思い出すと私も自販機に酷い仕打ちを受けたことが。
思い出したぞ!! あのヤロウ!!
※この記事は、過激なシーンや表現が登場します。用法用量を守り、適切に読みましょう。
パチンコ化した自販機
そう、あれはまだ私が純粋な高校生だった頃のお話。
ほんっと純粋ですね。欲望に忠実です(笑)
まぁ、それは置いといて、すんごい暑い日だったんですよ。
その日は、たまたま授業が半日だったのかな?
真っ昼間に帰ることになって、夏でのどはカラカラ。自転車通学だったんで汗もだらだら・・・
そこへ。自販機が誘惑するのです。
「こっちに、素敵な飲み物があるよ〜❤」って。
(※自販機です。)
オロナミンCを買う
もう暑すぎて、頭はもうろうとしていましたんで、誘われるままに自販機に吸い寄せられていきました。
もう、その冷えた飲み物のメニューにメロメロです。
どの娘にしようかな・・・あ・・・違う。
どの飲み物にしようかなぁ。
(※自販機です)
家に帰り着くには、山を越えないといけない・・・
おっし! おらは決めたぞ! オロナミンCにする!!
金髪美少女が出てくる・・・あ・・・違う・・・オロナミンCが、ゴトンっと出てくる予定だったんです。
うん。本当はね。
飲めないんですけど!!
買った時に、どう考えても正常な音がしなかったんですよ。
「ゴトッ!! ガンッ!!」
はぁ? なんだ今の音・・・
普通なら、一つだけ出てくるでしょう?
扉を開けて取り出そうとしたら・・・パチンコのフィーバー状態!!
扉の中身が、オロナミンCだらけになっていて、止まんない!!
ってか、詰まって取り出せない!!
何をどうしても、奴らはピッタリ、レゴブロックのように結束しやがってびくとも動かねぇ。
と言うよりも、そんなガチャガチャ手荒なことをしていると、私が犯罪者の扱いにされちまう。
あー。どうすっか。どうすっかねー。
しばらく、思案していたんだけど、お店の前に設置された自販機だったから、恐らくは管理者はこの店の人!!
ということで、事情を説明しに行った。
がしかし、そこの店主曰く、「あー。この自販機ね。あの斜め向かいの店の持ち物だよ。」
分かりにくいこと、してんじゃねーよ! なんか恥ずかしいだろ!!
仕方ないから、その「斜め向かい」の店に、再度事情を説明しに行った。
そうすると、おばちゃんが出てきて、自販機の様子を見てくれた。
ガッツリ、手荒く奥まで手を突っ込んで、引っ張りだしている。
そして、地面に並べだした。
おばちゃん「好きなだけ持って行っていいよ。」
あ・・・いや・・・そう言われても、俺が買ったのどれかもう分かんないし。
それに、それいつから出っぱなしになっているやつか分からないじゃん?
当時、ペットボトルに注射器で液体を注入し、自販機の中に入れておくという事件が多発していたのだ。
あ・・・1本だけでいいです。
おばちゃん「ほんとに、何本でもいいんだよ?」
お気持ちはありがたいんですけど、何本も飲めないので、1本でいいですよ
当然ながら、飲む気は起きず、移動してから中身は流して瓶はゴミ箱に入れた。多分、飲んでも大丈夫だったとは思う。バグって、ゴトゴト出ちゃんたんだろう。
しかし、いつからあの状態なのかも分からなかったからなぁ。
あの金髪・・・違った・・・オロナミンCめ。
私の大事な、お金を飲み込みやがって・・・
私を凍死させようとする自販機
それは、デルタフォース事件の時の話。
もう世間は、クリスマスが迫っていた。
確かあれは久しぶりの大雪が降った時だったんですよね。
22時とかになって、頭が末期に来ていたので、一旦は気分を変えようと思って喫煙所に行こうと思ったんです。
そしたら、またあの娘がいるんですよ。
「ねぇ。私で温まってよ〜❤」って。
(※自販機です)
もう、残業だらけで幻聴や幻覚が見えるんでしょうね。
いいよ。じゃあ、俺を温めてくれよ。
その誘惑に惹かれて、私はSUICAをかざして、コーヒーを買っていました。
タバコとコーヒーの組み合わせは最強です。
甘い一時が待っているはずでした。一時的な関係でも、私を慰めてくれると・・・
(※自販機です)
君を信じるよ。
そう思って、下をまさぐると・・・冷てぇ!!
くぅ〜! キンキンに冷えてやがる!!
はぁ?? はぁあああああああああああああ????
ちょっと、何が起きているのか分からないんですけどぉ!! 何? 何?
雪の日に冷えてるコーヒー出すとか、バカなの? 死ぬの?
確認しましたとも!
明らかに、「温かい」って書いてましたよ?
何? なんなの? この女、バカなの?(もう度重なる残業による幻覚でおかしくなっています。)
凍死させる気か! ふざけんな!!
それでも飲む
で、どうしたかって?
飲みました。(飲むのかよ・・・)
22時の喫煙所は明かりも消され、暖房も効いてない状態なので、もう既に寒い。
しかも、雪が降りまくっている東京。
私は、外を眺め、キンキンに冷えたコーヒーを胃袋に流し込む。
そして、タバコを吸いながら・・・
「もう・・・帰りてぇ・・・」と喫煙所で一人でうっすら涙を浮かべて呟いていました・・・
外から見たら、悲しく火がゆらゆらと動いていたことでしょう。
覚えていて欲しい。君たちリア充カップルが眺めている夜景は、社畜の残業の灯だ。
そして、今日も自販機にバカにされながらも、一生懸命に働いているのだ。
最後に
こんな話に、まとめもクソもない。
ちゃんと自販機はメンテナンスしろ!
そして、温度の設定はちゃんと見とけ!!
そうでないと・・・そうでないと・・・
悲しくて倒れてしまう社畜が出現することになるのだぞ?
自販機は、我々、社畜の生命線だ!
頼む。しっかりしてくれぇ!!