過去の写真を見ていたら、懐かしい物が沢山出てきて・・・
そしたら、自分のDTMでの作曲風景も一部ありました。
今、手元に環境がなくて、東京の自宅の写真ででしか説明が出来ませんが、DTMで曲を作るってこういう感じなんだよ?ってのを紹介しようと思います。
あまりいい写真はないから、期待はしないでね?(笑)
DTMとは
DTMとは、デスクトップミュージックの略で、要するにPC上で音楽を作ることを言います。
そう言いながらも、現代の音楽はDTMなしでは成立しません。
何故なら、ギターやドラムなど収録した音源をPC上で合わせて行って、一つの曲にしているからです。
DAWとは
DAWとは、デジタルオーディオワークステーションの略で、DTMと言うのがPC上で作曲するという意味ならば、これを実現するためのアプリケーションということです。
このDAWには本当に沢山の種類があります。
有名所で行くと・・・
- Sonar
- Cubase
- FL STUDIO
- ProTools
などなどあります。これは使用するOSで使い分けたり、作りたい曲に適したDAWというのもあるので、好みが分かれます。
で、私はと言うと、Sonar使いです。
DTM環境
では、ちょいとどんな環境で作っていたかをお見せしますね。
これが、Sonarの編集画面です。
ディスプレイ上部に、音源のトラック(楽器)がありますよね。
左には、そのトラックにエフェクター(音声加工)とボリュームを調整する場所があります。
下には、各トラックのピアノロールと呼ばれる、打ち込みを作成する場所があります。
これ以外にも、画面を切り替えて、本格的に全てのトラックの調整を行うMIXする場所もあります。
実は見えていませんが、写真のもっと左にデスクトップPCが置いてあります。
このPCから先ずは、テレビですけどHDMIケーブルで音声と画像を接続させます。
そして、音声だけをアナログ端子で、写真に映っているONKYOのコンポに経由させます。
そうすると、PC内部のノイズはコンポでキャンセルされるようになります。
この構成なので、通常のテレビ視聴もONKYOのコンポからいい音で聞けてました(笑)
この環境で映画やアニメを見たら、もう離れられないww
テレビのスピーカーでは非力で耐えられなくなりますよ(笑)
リモートでもっと快適に
手元でもっと楽に作業を進めるために、一時的にリモートでログインして作業することもあります。
部屋せまっ!!!
一人暮らしだから許してぇ・・・
手前のノートPCから、デスクトップPCにリモートで入って、微調整を行うこともしばしばです。
また、基本的に私は写真に映っているMIDIキーボードで実際に弾いて曲をつくります。
納得行くまで何度も、フレーズを弾いてストックさせていきます。
最終的には、このストックさせたフレーズをふるいにかけて、ジャンクか採用かを決めて曲に統合します。
因みにですけど、大画面の方に映っているのがMIXをやっている状態です。パラメトリック・イコライザー(通称:パライコ)というEQを使って、周波数帯のカットあるいはブーストを行っている状況ですね。
アップで見てみましょうか。
これは、Surface pro 2 でリモートログインした状態ですね。
こんな感じで曲を作っています。
周辺機器
私が愛用していたヘッドフォンはこちらです。
SONY MDR-7506
通称、青帯と呼ばれるSONYのヘッドフォンです。
赤帯と呼ばれるものもあるのですが、そちらの方がMIX向きです。
この青帯は、より音楽を”聴く”という方向にチューニングされたヘッドフォンになります。
しかし、十分に素のままの音を表現してくれるので、これでもMIXは出来ます。(と思ってます(笑))
これに切り替えてから圧倒的にMIXは楽になりましたね。
変に音がブーストされないので、どの周波数帯がおかしいのか直ぐに分かります。
後は、先ほど言ったEQでの調整に没頭するのみです。
これは、パソコンキーボードとMIDIキーボード、そしてトラックボールですね。
意外と、このトラックボールはつまみの微調整には向かなかったので、親指トラックボールに切り替えました。
因みに、私はPCキーボードはMicrosoftのエルゴノミクスと決めています(笑)
このMIDIキーボードは、もうちょっと音階が広いと良いんですけどねぇ。
そうでないと、フレーズが2オクターブ分の中ででしか発想が出来ません。自分は実際に弾きながらフレーズを作っていくタイプなので・・・
オクターブが足りないのは、ちょっと足かせになります。
最後に
どうでしょうか。DTMとはどういった感じかご理解いただけたでしょうか。
この状態で、朝から晩までヘッドフォンを付けて、引きこもって調整を行います。
夏なら耳が汗疹で大変になりますww
冬でもこめかみが痛くなりますね・・・
結構、苦行です。
本当は、鏡音リン・レンの写真も見せてあげたかったんですけど、無かったみたいです・・・無念!!
曲を作るのは結構、体力が必要ですけど、曲が形になった時の達成感は本当に嬉しいものですよ!
皆さんも手軽に始められるので、少し挑戦してみるのはどうでしょう?