Milkのメモ帳

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【Visual Studio】デバッグ時に引数を与えて起動する


こんにちは。Milkです。
今回はちょっとした、テクニックの話。

基礎的な話なんですけど、例えばコンソールで終わらせるようなバッチ系のプログラムを書いた時。

引数を与えて起動したい場合はありませんか?

デバッグを実行すると引数なしなら問題ないですけど、引数を与えて処理を行う時は直ぐにエラーとなります。

かと言って、直接に「EXE」に引数を渡して起動すると、デバッグの機能が使えません。

どうしよう・・・


引数を与えてデバッグを行う

「Visual Studio」には、起動時の設定を行う場所があります。

まずは簡単なコンソール画面で終わる処理を書いてみましょうか。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //引数を足し算する
            int result = Convert.ToInt32(args[0]) + Convert.ToInt32(args[1]);

            //結果を表示する
            Console.WriteLine(result.ToString());

            //キー入力待ち
            Console.WriteLine("キー入力で終了します");
            Console.ReadKey();
        }
    }
}

このプログラムは、起動時に2つの引数を与えることを前提としています。

デバッグ時の引数の設定

では、引数の設定を行いましょう。

初めに起動するプロジェクトのプロパティを開きます。

f:id:maxminkun:20180611170444p:plain


次に、「デバッグ」のタブを開きます。

すると、「アプリケーション引数」があります。

f:id:maxminkun:20180611170540p:plain


ここに必要な引数を設定しましょう。

f:id:maxminkun:20180611170622p:plain

大事な点があって、この時に「保存」を行います。

そうでないと、プロパティは更新されません。


実行してみよう

それでは、デバッグボタンを押しますね。

コンソールが立ち上がって、計算結果の「15」が表示されればOKなはずです。

f:id:maxminkun:20180611170805p:plain

ちゃんと引数が起動時に渡されています!

これによって、デバッグの機能が使えますね。

最後に

他にも色々と「Visual Studio」には便利機能がありますが、見つけたらメモ書きしますね。

それでは、今回はこの辺で。

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