※イラスト:ことこと (id:cotocotocoto)
こんにちは!
「懐かしボカロ」のお時間ですよ!
あなた、だーれ?
トトロ?
誰がトトロだ!
Milkだって言いたいんでしょう?
やれやれ・・・今度は何に変身したんだい?
格好いい狐男子だよ。ふふーん。いいだろ〜。
ケモナーロリコン変態っていう属性付きだけどね。
世も末だね・・・恋愛でごたごたするといつも変身するんだから・・・
それ言うのは反則だろ〜 (´;ω;`)
はいはい。面倒くさいんだから・・・もう「懐かしボカロ」に行くわよ!
Innocence
初期の頃は、やっぱり初音ミクと言ったボーカロイドは”ロボット”に近い扱いだったんだよね。
そうね。そういう歌詞が多かったわね。
あくまで、一つのソフトウェアが人格を持ったという感じだよね。
今は、もう初音ミクというキャラクターが確立して、独立したから歌詞で”人間”と敢えて表すことはなくなったわね。
これも時代の流れですね。
発売当初は、やっぱり「シンセサイザー」としての役割が強く、キャラクターが付いたとしても、それは人間に近づこうとしているロボットのような扱いでした。
ですから、人間の感情を理解しようと一生懸命に頑張る!と言った歌詞が多かったですね。
今では、普通のボーカルとしての扱いが多いですから、そういう風に表現される機会は滅多になくなりました。
こういう歌詞を聞くと、ボカロの黎明期を感じているようで懐かしくなります。
Nostalogic
MEIKOの有名曲は?と言ったら、これを挙げる人は多いと思うんだ。
どうだろう・・・最近では難しいかもよ?
やっぱり古参の扱いになっちゃうのかな?
これだけのピッチを上げて、ロリっ子に声を調整するというのも特徴的だったのよね。
これは、最初はショート.verとして発表されました。
その後、フル.verとして再発表されるのですが、なぜかPVにもかなり力を入れて実写化されてます。
謎のフランス人?と、Yumiko(MEIKO役)が共演しております(笑)
オケで言うと、ラジオ風のチューニング等、あちこちにギミックが入っており面白い構成になっています。
MEIKOの調整としても、ピッチを上げまくったロリっ子MEIKOの声の走りと言えるでしょう。
この曲で市民権を得たとも言えると思います。
それまでは、MEIKOはある程度、姐さんとしての声を求められていましたからね。
ここで一気に、新しいボーカルが誕生しました。
1/6 -out of the gravity-
特徴的なギターリフだね。
シンセサイザーと、いい歪みのギターサウンドよね。
恋心が跳ねているのが伝わるよね。
本当に初々しくて優しい気持ちになるわね。
恋に落ちて、苦しみや悲しみがどんどん霞んでいく・・・
1/6の重さになっていく。そんな力があるんだね。
そういう歌詞でしょうか。
ギターで太くサウンドを構成していますが、しっかりとピコピコと跳ねまわるシンセサイザーが可愛らしさを演出しています。
オケのバランスが凄くいいですね。
真ん中でミクが力を持って歌っており、各楽器は正しい位置に配置(パン)が調整されています。
そして、ミクと入れ替わるように特徴的なギターリフにスイッチングしますね。
印象に残る曲です。
モノクロ∞ブルースカイ
最初の入りが、わざと音を破壊しているのがいいね。
ラジオ風というか、ノイズを乗せるのよね。
途中の、印象を切り替える部分も素敵だね。
メリハリのある曲よね。
テクノポップを突き進んでいる曲ですね。
PVは最初は暗い部分から始まります。それを、ノイズを乗せることで表現していますね。
その後、段々と明るく、気持ちが切り替わっていきます。
ノイズ調整は、様々なやり方がありますが、簡単なのは、やはりEQをいじってしまうことです。
軸となる周波数帯よりずらした部分をブーストさせます。
すると、余計な情報によって、軸の情報がぼやけますからね。
後は、オーディオソフトによっては、そのような設定を設けてくれている場合もあります。
(結果的には、EQをいじっています。)
その分、情報過多となりますから、マスタリング時に負荷にならない程度に調整しましょうね。
弱虫モンブラン
DECO*27の曲は、ギターのイメージだよね。
本当は色々作っているけれどね。
でも、太いギターのバッキングで安定させるから安心して聞けるよ。
確かにそれはあるわね。
DECO*27の有名曲「弱虫モンブラン」
曲全体として大きく変化のある曲ではありませんが、彼の安定感を感じることが出来る曲ですね。
得意のギターを中心とした曲です。
また、これをサポートする形で、高音のシンセサイザーを入れるというのが、彼の基本的なスタイルですね。
そして、GUMIとの相性がとても良く、GUMI曲が多くを占めているというわけではありませんが、なぜか私は彼に対してはGUMIのマスターというイメージがあります。
GUMIも特徴的で、少しざらっとしたハスキーな部分を残しているのが上手いですね。
音のつながりも滑らかで、GUMIのマスターの中ではトップレベルなのではないでしょうか。
人間の歌い手に対抗しうるボカロマスターというのは貴重です。
人間にはやっぱり勝てない部分がありますからね・・・
しかし、それを凌駕する「ボカロ」の本当の力を引き出すのは、並大抵の調整能力ではありません。
最後に
いえーい☆ 皆、ノッてるかーい?
また、変身してる・・・
キャラが安定しないわね・・・
だって、さっき誰か分からないって言ってたから。
それ以前の問題だね。
軸がブレブレよ・・・可哀想になってくるわ。
ぶれぶれぶれぶれ・・・・
そういうとこだよ!!
禁煙してるんじゃなかったの?
アイコンぐらい、昔の俺の格好いいタバコを吸う姿になってもいいじゃない。
格好いい?!
もうダメね。この人の家には鏡がないわね。
埒が明かないから、今回はここでお別れ!
adios!!