こんにちは。Milkです。
ちょっと走り書きになりますが、忘れないうちに残しておこうと思います。
外部媒体(外部メディア)が無い状態で、どうしてもOSをインストールしなければならない。
まぁ・・・これが発生するのかどうか分かりませんが、今現在私は遭遇したので困り果てていました。
OSの「ISOファイル」はあるのだけれど、それを焼く(今はそんな言い方しない?)媒体がないわけです。
そもそも、ISOファイル自体が4GBを超えていてDVDに焼けないという状況に。
通常ならばUSBメモリをboot用として代用するのが筋とは思います。
それも状況的に出来ない。(もうどんだけ縛りプレイしたらいいねん的な)
その回避策を走り書きします。
NGパターン
先ずはNGだったパターン。
単純にマウントはダメ
エクスプローラーで「ISOファイル」をマウントさせて、そこから「setup.exe」を起動する。
これはダメでした。
インストール途中で再起動を行うので、その時にマウントが外れるからだと思います。
「bootする対象がいなくなった」的なエラーでインストールが止まります。
ネットワーク上から引き込むのもダメ
UEFI(昔で言うBIOS)からネットワーク経由でbootさせようとしましたが、これも再起動を行う中で通信先と遮断されるのでダメっぽい。
というか、そもそも「ISOファイル」へ辿り着けない問題が発生しました。
今回はDELLを利用しましたが、UEFIが自端末のHDDしか認識しない仕様になっていたようです。
Windowsの回復機能を使ってもダメ
最近のWindowsには、「出荷状態に戻す」という機能があります。
これのオプション機能として、別の「回復イメージ」を引き込むということが可能です。
しかし、どうやっても「ISOファイル」を指定して起動は出来ませんでした。
OKパターン:「ISOファイル」を展開して起動させる
さて、上手く行ったパターンです。
別ドライブを切る
先ずは、Cドライブとは異なるドライブを用意します。
そもそも、Cドライブをいじくるので、ここに何かしらOSを変更しようとするファイルを置いていても問題があると思います。
よって、別ドライブを切って、そこに「ISOファイル」を移動させます。
「ISOファイル」をマウントしコピーする
次に、別ドライブに移動させた「ISOファイル」をマウントします。
マウントすると「ISOファイル」の中身にアクセス出来るようになります。
そこで、このファイル全てをCドライブとは異なるドライブに全部コピーをします。
BitLockerは解除する
「Windows 10」になってから、HDDの情報を暗号化する「BitLocker」が標準機能として付きました。
これが時としてブートセクターへの書き込みを遮断するときがあるので、念の為に「BitLocker」の解除を行って下さい。
(Ubuntuとのデュアルブートをさせようとした時に、BitLockerに阻まれた経験あり。)
インストールが完了した時点で、「BitLocker」の有効化をすればOKです。
「setup.exe」を起動する
マウントしたとは言え、再起動時にはマウント状態が切れます。
よって、マウントした中からインストーラーを動かしても問題が出てくるわけです。
それを回避するために、別ドライブに「ISOファイル」の全部を退避させました。
このドライブを起点としてインストーラーは動作してくれれば、読み出し箇所を見失うことはありません。
まぁ、言いたいことは、退避させたドライブにある「setup.exe」を起動すれば良いということ。
これで動くはずです。(ただし、保証はしかねます。)
最後に掃除を
インストールが完了したら、「Windows.old」というフォルダがCドライブにできています。
これが過去にインストールされていたOSのファイル群です。
ドライブに対してクリーナーを動作させて下さい。
そうすると、「過去のWindows」が削除対象として見つかるはずです。
チェックを入れてクリーンして下さい。
手動で「Windows.old」を削除すると、変な残骸というか亡霊が残りますので、この機能を使うのが無難と思います。
(これも経験あり。どうやら散らばっている関連ファイルも掃除している模様。)
終わりに
かなり難航しました・・・
外部媒体が直ぐには手配出来ない。しかし、今すぐにでもOSを入れて環境を作らなければならない。
ただでさえおバカな自分がたどり着いた先が、この方法でした。
怖い方は、現在のOSバックアップはとっておいて下さい。
あと、ご自分の責任でお願いいたします。
それでは、今回は走り書きな感じですが、この辺で!
adios!!