こんにちは。Milkです。
今回は、雑誌への広告を出すための手順についてご紹介。
雑誌に広告を出したいなぁって思ったことありませんか?
あるよね?
うん。あるはず。
あるよね!?(威圧的)
取り敢えず、広告を出す出さないは置いといて、広告を出すための手順って気になったりしませんか?
今回、「Milkカフェ」はとある雑誌に、応援の意味もこめて広告掲載を行うことにしました。
それは、発達障害を専門に扱う雑誌「きらり。」です。
こちらのサイトには、「きらり。」に掲載しきれなかった数々の情報が載せられています。
もちろん。「きらり。」はとっても読みやすく、発達障害だけでなく、他の「障がい」に関する特集を組んで分かりやすい解説をしてくれています。
皆さんにも一度、手にとってもらいたいと思います。
さてさて。私は広告を出すなんて初めてのこと。
何をどうしたらよいのじゃ?
広告募集に応募する
第一歩はここからですね。
広告掲載に関しては、その雑誌に連絡先があるはずです。
そこに問い合わせを行います。
今回、掲載する「きらり。」では一番小さい広告枠(B9)で1万円。
それ以上の大きさの広告枠や雑誌の購買層などの資料を、丁寧にも送付頂きました。
他の雑誌では、もちろん掲載金額は様々です。
よく新聞のような形態の雑誌がポストに入っていたりしますよね?
また、市報に出すという手もあります。
少しリサーチしたところ、ある広告枠は一番小さなものでも5万円からなどと記載されていました。
納期を確認する
次に、掲載頂くためにデータをいつまでにお渡ししたらいいかを確認しましょう。
これによって、掲載する時期や掲載したい内容は変わってくる可能性があります。
もう一点。大事なことが。
受け渡しデータの「形式」を確認しよう
これとっても大事なことで、私はPNGやJPEGなどの画像フォーマットで渡せばいいのだと思ってました。
掲載出来ないこともないけれど、出来れば「AIデータ形式」で欲しいとのこと。
うん? AIフォーマット?
そんなデータフォーマット知らないぞ。
どうやら、イラストレーター(Illustrator:イラレ)のデータ形式みたいですね。
なぜ、この形式を指定されたのか。
それは後々分かってきます。
イラストレーターさんを探す
次の難易度が高いのは、実際に広告を作って下さるイラストレーターさんを探すこと。
実は、イラストレーターさんが必ずしも広告用の仕事を請け負ってくれるかというと、そういう訳でもないのです。
これには、実際にWebや紙媒体にイラストを掲載した経験があるかが関係してきます。
「DTPデザイナー」という職業があるほどです。
この方は何をするかというと、イラストや雑誌の文字などの配置について考え調整をかけていく仕事をします。
ですから、イラストレーターさんが必ずしも広告用の仕事を請け負ってくれるかは分かりません。
なぜなら、広告は文字入れや配置が大事になってきますから、「イラスト」は請け負うけど、他の配置などの部分は「DTPデザイナー」さんにお願いして欲しいと言われるケースもあるからです。
今回は、幸運なことにそれらをひとまとめに請け負ってくれる方にお願い出来ました。
あいまいみー(id:imyme_999)さんです。
アイキャッチの依頼などを引き受けていらっしゃいます。
因みに、依頼するためのステップや料金についても載っていますよ!
今回の場合、ちょっと特殊で「広告用」の依頼となりましたので、提示して下さっている料金体系とは違うプランとなりました。
(相場はちょっと分からないけれど、至れり尽くせりなので格安だと思う!)
私達の「Milkカフェ」は、ほとんどがあいまいみーさんに依頼をしてるんです。
出来るだけ細かく文章にしてイメージを伝えますが、予想以上のクオリティーでいつも応えて下さいます。
流石・・・プロ・・・
打合せを重ねる
これは、あいまいみーさんの場合ですが、最初にヒアリングシートを記入します。
どのような場所に使いたいかや、大きさ、またどのようなメッセージを伝えたいか。
他にも、雰囲気としてどのようなものを想像しているかなどです。
これをお渡しすると、いくつかの案を提示してもらえます。
その中から一つを選び、大枠は決定です。
そして、内部の詳細。例えば文言やフォントの変更など、気になる点の修正を依頼します。
これはやり取りとして原則3回まで。(これは双方にとって、無駄な疲労がないようにです。例えば考えすぎてよく分からくなったなど。)
仕事のスタイルはイラストレーターさんによって異なるでしょうから、しっかりとそこは相互に確認しておきましょう。
また、掲載する媒体と最終的なアウトプットの形式(フォーマット)について伝えておくのが大切です。
ここで認識が違うと、出来上がるデータや作業工程が異なってきます。
今回は、最終的に「雑誌(紙媒体)」に「AIデータ」で広告掲載の窓口に渡します。
なぜ、媒体が大切になるかというと、「トンボ」と言う部分を入れる作業が発生するからです。
簡単に、かなり大雑把に言うと「余白」みたいなものです。
「ここで断裁していいですよ」というマークを付けるのです。
雑誌は紙ですからこのマークが必要で、このマークが入っていないと、思惑と違う部分で断裁されてしまう可能性があります。
その為、「きらり。」さんも「AIデータで欲しい」と言っていたわけです。
この作業はアイキャッチなどとは違い、特殊な作業になりますので、ちゃんと伝えていないと手戻りになってしまいます。
また、料金としても変わってくる可能性がありますので確認しておきましょう。
著作権の確認
この点は、イラストレーターさんと認識を合わせましょう。
著作権がイラストレーターさんにある場合、どこまで改変がOKなのか?という承諾を得る必要があります。
例えば、「大きさの変更まではしてもいいよ。」であったり、「中の文字や位置を変更する場合は、料金が発生します。」ということだったり。
大事なことなので覚えておきましょう。
データ授受と入金
広告データの送付を入稿?と言っていいのか分かりませんが、イラストレーターさんからデータを受け取ったら、雑誌会社へデータの入稿を行います。
これで終わり。
と思いますが、まだまだー!
大事なマネーのお話。
イラストレーターさんへの入金と、掲載するための掲載料の入金が必要ですね。
各々で、入金方法や口座指定があると思いますから、期日までにお支払いを済ませましょう。
一応、トータルの料金が気になるでしょうから、今回の大体のお値段を書いておきます。
イラスト作成費:13,000円程
広告掲載費(B9 ):10,000円程
(消費税は抜いています。)
最後に
いやぁー。
書き出すと、意外とあっさりしてるんですけど、広告掲載に関しては双方(イラストレーターさんと雑誌会社さん)の期日を意識しないといけないので、余裕をもって依頼と納品をしなければなりません。
また、広告イメージが出来上がっていればいいですが、ぼんやりしていると打合せは難航しますので、フリー画像を眺めたりしてある程度「こんな雰囲気!」と意識しておくと良いでしょう。
さて私達、「Milkカフェ」の広告は「きらり。」2018年7月号に掲載予定です。
よろしかったらお手にとってみて下さいね。