こんばんは。Milkです。
何となく眺めていたらこんなTLが流れてきました。
本当に優秀な若者であれば、Macbookくらいさっさと借金でもして買ってるんですよね。
— やまもとりゅうけん (@ryukke) 2017年7月27日
あのね。WindowsはLinuxを取り込んで、Bashが動くようになり始めてる。
— Milk@狐 (@milk19873) 2017年7月27日
そもそも、Macじゃないとできないことって何があるんだよ。
イラストレーターじゃあるまいし。
本気ならLinuxやれ。
この後、この人のTLを眺めてみましたがこれの前後の関連性は見えませんでした。
なんか、優秀な人なら金借りてでもMacを使うらしいです。
何が言いたい?
全く意味が分かりませんでしたね。
なぜ、「優秀=Mac」の方程式が成り立つのか・・・
今から書くことって、ネタにマジレスってやつですかね?(笑)
Macだと何か良い記事が書けると勘違いしてないか?
これ、長く論争として続いている話だと思います。
まぁ、「Windows VS Mac」というやつですよ。
ブログを書くということに限定して話をしましょうか。
断言しますよ。
「Macが圧倒的に勝っている部分はない。」
じゃあ、Macの源流は一体何なのか説明できるブロガーがどれだけいます?
どっちもHTMLもCSSもJavaScriptも使えるじゃん。
あのさ。Webってそもそもの仕組みが分かってる?
結論として言いたいのは、「好きなOS使えばいいじゃん」に尽きるんです。
Windowsだとライティング速度が遅い?
そんなもん、お前のタイピング速度が遅いからに決まってんだろ!
周辺機器を自分にあった環境に揃えれば、なんぼでも早くなりますよ。
Windowsだと上質な記事が書けない?
そんなもん、お前の記事がおもろくねーってだけだろ!
どちらとも場数を踏むしか方法はないのですよ。
それを棚に上げて、「Macがないとブログはじめられねぇ~なー。」的なこと思ってるの?
おじさん。意味が分かんないよ。
「万年筆じゃないと上手に書けないの~❤」ぐらい意味が分かんないよ。
Macの特徴を活かしきれているのか
Macの源流はUNIXというOSなのです。
Windowsはそれとは全く違う概念で設計されたOSになります。
UNIXは有償であるために、ここからUNIX like なOSを作ってしまおうという事で開発されたのが、Linuxなのです。
と言うことは、Macの人は親戚のLinuxの中身の説明ぐらい出来るよね?
出来るよね? 出来るよね?
WindowsとLinuxでは、アプリケーションの動作やフォルダ(ディレクトリ)形式の概念、拡張子という考え方、データフォーマットも全く違います。
しかし、近年ではデータフォーマットに互換性を持たせたりしてLinuxは成長を続けています。
そして、今ではWindowsはLinuxを内部に取り込むという驚異的な進化を遂げつつあるのです。
つまり、いわゆる「OS抗争」はこういうレベルでの話でなら意味は分かりますよ?
でも、Webサービス(ブログ)でしょ?
Webサービスはブラウザとサーバの方がよっぽど重要な役割を果たすのですよ。
そんな書き手のPCのOSの話なんて関係ないんです。
記事を書きやすいかどうかなんて、好きなOS使えばいいんですよ。
自己満足の世界に入っていないか?
Webサービスとは、クライアントはブラウザを通して情報を受け取るわけです。
ならば、見え方が大事なんじゃないですか?
つまり「ユーザビリティー」という部分です。
君の視線の先にユーザはいるか
何で記事を書いたかなんて、読者にとってはどうでもいいわけです。
出力結果は、読者(クライアント)のブラウザに表示されるわけですから。
と言うことは、あなたがどれだけ「Windowsはフォントが汚い。クソみたいなOSだよね。」なんて言っても、そのクソみたいなOSで読者は読んでるわけ。
そのクソみたいなフォントで読んでるわけ!!
それなら、どのブラウザで読んでも大丈夫なようにフォントを統一するとかそういう発想にたどり着くよね?
これはブラウザ上で動作するから、OSなんて関係ないんだよ。
JavaScriptも然り。
ブラウザが解釈して動作するからね。
と言うことは気にするべきは、ユーザがどのような解像度の画面で見ていて、そして見え方はどのブラウザでも変わらないのか・・・
と言ったユーザの利用環境を想定した部分を深く考えるべきだよね?
あなたが3万円のWindowsPCでブログ記事書こうが、15万のMacBookAirで記事を書こうが、ユーザにしては見分けはつかないわけ。
そして、Webサービスというのは、必ずそのデータはWebサーバというコンピュータ上で管理されているし、ユーザの要求に対して返答している。
昔はMacもサーバ用OSを開発していたが、それは今の主流ではない。
今は、WindowsサーバかLinuxサーバが利用されている。
(この部分は、サーバを大量に管理している場所であるクラウドで、各々使いやすいOSが動作しているのが実態だ。)
とどのつまり、Macで喜んでいるのは「あなただけ」なんだよ。
最後に
だから言いたいことは、「好きなOSを使ってブログは書いたら良いよ。」なんだよ。
3万円のWindowsPCで書こうが、無償OSのLinuxで書こうが、15万円のMacBookAirで書こうが、記事の質には影響は出ない。
私はSurfaceBookで書いているが、これも自己満足の世界だ。
これによってブログ記事が向上するとは思えないし、ただ単に使いやすいかの話だ。
その前は、Core2Duoのマシンを復活させて、Ubuntuをインストールして使ってたしね。
どこでOSを切り替えたかなんて、ユーザには関係ないんだよ。
そして、アプリケーション開発になれば、それに合わせてOSを使い分けるものなんだよ。
どのOSが一番優秀かなんて、どの視点で見るかで全く変わる。
「出来るやつはMacを使う?」
ナンセンス。
出来るやつは全部使える。
寧ろ大事なのは、ユーザに対してどのようにサービスを展開するかだ。
どのようなコンテンツを配信するかだ。
もっと正確に言うならば、「出来るやつはユーザが見えている。」だね。
結局はそういうことなのさ。