最近、Twitterが少しずつ先行き不安になってきている感じですね。
自分も使いながら窮屈さを覚えるようになってきたし、不安定さを感じるようになってきたし・・・ってことで、Mastodonを併用してみようと考えました。
気にはなるけど使い方を覚えるのは大変じゃない?って方向けに、Twitterとどのように対比出来るかを中心にして話をします。
Mastodon(マストドン)
そもそも、Mastodon(マストドン)が開発されてきた理由ですけど、「権力集中からの解放」みたいな側面があります。
なので、「分散型SNS」や「絶滅しないソーシャルネットワーク」なんて言われます。
この概念が、ややMastodonを理解しにくくしているというか、警戒させているというか・・・
考え方として、TwitterはTwitter社のサーバで管理されているし、ルールを決めるのはTwitter社です。
Mastodonは?と言うと、サーバ(Mastodonではインスタンスと呼ばれる)は有志の人が建てるし、ルールを決めるのもインスタンス(サーバ)の管理者が決めます。
では、ちっちゃなTwitterがたくさん乱立するの?と考えると思います。ここが大事なところで、そのインスタンスの管理者が他のインスタンスと連携をさせていくことによって、インスタンスの集合体が出来上がります。
この集合体を「Mastodon」と呼んでいるわけです。
つまり、アカウントをどこかのインスタンスに作成します。インスタンスが連携しているインスタンスも、そのアカウントで閲覧や返信が出来るというわけ。
そのインスタンスから、別のインスタンスへアカウントをお引越しということも出来ます。
因みに、私は以下のインスタンスに所属しています。
インスタンスは同じ趣味を持つ人たちの集団です。
いつもはそのインスタンスで事足りると思いますが、別の趣味の会話にも参加したい!と考えることもあるでしょう。そうしたら、そこから連携しているインスタンスも閲覧など出来るよって仕組みです。
このように集合体で成り立っているので、分散型と呼ばれているのです。
Twitter社が無くなったらTwitterも消えますが、あるインスタンスが無くなってもMastodonが消えることはありません。誰かがインスタンスを作っているからです。だから、絶滅しないとも呼ばれています。
それぞれの機能も、Twitterとそんなに変わりません。
ホーム
「ホーム」では、フォローしている人のトゥートが一覧で見れます。
フォローは自分の所属するインスタンスだけでなく、他のインスタンスのアカウントもフォロー出来ます。どこのインスタンスというのは意識しなくても良いです。
因みに、投稿(つぶやく)することをTwitterではツイートと言いますが、Mastodonではトゥートと言います。(ちょっとダサいかな・・・(笑)
ローカル
「ローカル」では、所属するインスタンスのトゥートした内容が一覧で見れます。
とにかく同じ趣味の人たちのトゥートが見たい!というのには楽です。
連合
「連合」では、所属するインスタンスから連携している全てのインスタンスの内容が一覧で見れます。
違うインスタンスの人たちのトゥートが見たい!という時に使います。
まぁ、しかしながら検索機能があるので、通常はそちらから何かのワードで検索するんじゃないかな?と思います。
その他
他にも機能はあって、ダイレクトメールも存在しています。
また、投稿はトゥート、リツイートはブースト、ファボはお気に入り、という名前になっているだけで、やりたいことはそろっています。ただし、引用リツイートは、出来るには出来ますが引用先がURLとして表示されてしまうという点が注意です。(標準的な機能にリツイートはありません。)
最後に
最初は使い方に戸惑いましたが、意外とTwitterと操作は変わらないので、直ぐに慣れました。
また、Mastodonは500文字でトゥートが出来るので、かなり文章が長く書けます。(作文用紙1枚を超える文字数)
今のうちに、少しずつ慣れておくのはいかがですか?
Twitterの黎明期に戻った感じがして、かなりワクワクすること間違いなしです!
それでは、また。
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