Milkのメモ帳

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歯学部の授業で知った虫歯と口の驚きの秘密


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こんにちは。Milkです。
私は「急性歯槽膿漏」になりやすいんですよね
(-_-;)

「歯槽膿漏」はよく聞くと思います。

歯茎が弱くなって、歯がぐらぐらして、最終的には抜けてしまうという症状(病気?)です。

私の場合は「急性歯槽膿漏」と言って、それが早く進行するというもの。

スコン!って歯が抜けちゃうとかじゃないんだけど、簡単に言うと「歯茎が直ぐに腫れてしまう」というものです。

なので、歯磨きは丁寧にしているつもりなのですが、磨き方が荒いと、ズキズキ歯茎が痛み始めます。

大概は虫歯じゃなくて、急性歯槽膿漏。なので、マッサージするように歯を磨くのです。

さて、いつものごとくゆっくり歯を磨いていたのですが、ふと思い出したことがありまして・・・

大学生の時に何故か「歯学部」の授業を受けたんですよね。

所謂、一般教養の部類の講座です。そこでびっくりする内容を聞きました。


虫歯は簡単にはならない?

虫歯菌(正確にはこんな名前じゃないと思うけど。)はどこからやってくるのでしょう?

実は、これは親から子へ受け継がれていくものなのです。

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どうして?!

赤ちゃんは生まれたときには、口の中に虫歯菌は存在しません。

では、どの時点で虫歯菌が口の中に住み着くようになるのか。

これは、親から子供へ食べ物を口移しであげるときに、一緒に渡してしまうからです。

「そんな。口同士で食べ物あげるなんてしないんですけど!」

まぁ、そうですよね(;・∀・)

しかーし。食べ物が熱いから「ふーふー」と冷ましてから食べさせるとか、少し味見をしてからそのスプーンで食べさせるとか、意外と間接的に虫歯菌をうつしていることは多いのです。

ある一定の年齢(2歳~3歳だったと思います。)で、免疫がついてくると、こういった間接的な口移しでも、虫歯菌に対抗出来るようになります。

そうすると、一生虫歯にはならなくなるのです。

でも現実問題として、回避するのは難しいし、そんなに神経を尖らせて「虫歯菌をうつさないように・・・」なんて考えているとノイローゼになります。

いいんですよ。ちゃんと歯磨きしてれば虫歯にはならないんですから。

虫歯になっても、歯医者に行けばいいじゃない。うん。

リミットは10ヶ月

その講義の中で先ず驚いたのは、「虫歯になるには10ヶ月かかる」ということ。

え? 直ぐに虫歯になるんじゃないの?!

実は違うらしいのです。

食べた後の食べかすは歯垢として残ります。そして、歯を磨いても取り切れなかった場合、それが長く放置される(磨き方が同じで、結局とれない)と歯石となって、かたまりになってしまいます。

この中で、虫歯菌は増殖を始めていき、歯を溶かし始めるのです。

歯の表面も対抗して補修を続けますが、これが突破されてしまうのが10ヶ月。

と言うわけで、10ヶ月間同じ場所に歯石があると、そこに虫歯が発生してしまうとのことでした。

逆にうと、10ヶ月の内に歯石をとって、歯のクリーニングを行えば、虫歯は限りなく発生しなくなるということです。

ですから、半年ごとの歯石取り(口内クリーニング)が推奨されているわけですね。


口は最初から”口”ではない

胎内で細胞分裂を繰り返し、赤ちゃんは徐々に臓器が出来てきます。

その中で様々な形を経て、最終的に「人間」の赤ちゃんの形に成ります。

例えば、乳首の数。

最初は、4つもあるんですよ? それ以上ある場合もあります。

その中から、2つだけが産まれる前に残ることになります。

時々、副乳と言って、その名残がホクロのような形で残っている方もいます。

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参照:副乳 - Wikipedia

副乳がある有名人は・・・熊田曜子!

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自分でカミングアウトしてました。ぐへへへ(〃∇〃)

他にも徐々に形成される不思議な部分があります。

それは”口”

皆さんは、口というものは最初から”口”の形をしていないことをご存知でしょうか?

一般的に”口”と言われると、顔の中に唇に囲われて丸く穴が開いているというイメージだと思います。

しかしながら、口が形成される過程は、パカっと口が出来るわけではないのです。

皆さんの鼻の下にくぼんだ部分がありますよね。

実は、これは唇がくっついた跡になります。

口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)

これを顕著に表している症状があります。

一般的に、「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」と呼ばれます。

画像については・・・自分自身で検索していただければと思います。
(少し刺激的な画像になります。私は講義の中のスライドで症例として実際に見ました。)

この、口唇口蓋裂というのは、所謂、奇形の一種なのですが、鼻と唇がつながっていない状態を言います。

なんと唇は、はしから徐々に形成されていきます。そしてその中央にある鼻の縦筋とつながり、唇全体の形が出来上がるのです。

この時、何かしらの問題で上手くつながりきらなかったまま、産まれるということがあるのです。

これが「口唇口蓋裂」を持った赤ちゃんになります。

実際の症例をスライドで見ましたが、なんとも不思議な状態でした。

可愛い表現をすると、「猫の口」のような状態。

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「ω」こんな感じです。

しかし、残念なことに「受け入れ難い」と感じる親御さんもいるようです。

口唇口蓋裂の何が問題か

この口唇口蓋裂ですが、その症状はさほど問題ではありません。
(あくまで「病気」という観点からです。確かに、この症状を持った方は、何かしら心に傷を負うということはあるかもしれません。)

この唇が分断された状態は、治せないわけではないのです。

少しだけ一般の方と比べて違和感が残るかもしれませんが、十分に成長してから手術によってつなぎ合わせることが出来ます。
(最近の整形手術では、ほとんど見分けがつかなくなるまでになったようです。)

どちらかと言うと、唇が上手く発達していないので、赤ちゃんが母乳を上手く飲めないと言う点が問題です。

ですから、特別な装置を通して、赤ちゃんに栄養を与えてあげる必要があります。

最初から保育器の中で特別な処置をして見守ることになります。

口唇口蓋裂の赤ちゃんが、成長後に整形手術によって唇が上手くつなぎ合わされたスライドを見たときには、感動すら覚えました。


最後に

今更思い出しんたんですけど、この講義は医学部と歯学部共同の講義でした(笑)

そうそう。毎回、受け持つ教授が違ったんですよね。

人の体がいかに不思議で満ち溢れているのかということが分かって、私は大変面白く、知識欲が満たされる授業でした。

あるときは、「レーシック手術」の様子を見せられまして、真横からの映像でしたがレーザーが目に照射されて煙を上げている様子を見て、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル としたのを思い出します。

やっべーぞ。やべーぞぞぞ!

いや。まじで煙がもくもく出てたからね!!

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参照:レーシックを受けることをお考えの皆様へ ―そのレーシックは本当に安全でしょうか?― | 重要 | 公益社団法人日本眼科医会

あれを見てから、「俺は・・・レーシックはしない・・・」と思いましたね。

後は、インプラントのことだったり、緑内障の角膜手術のことだったり。

どれも実際の手術映像やら画像を出してくるもんだから、情報工学の私はビビりまくりですよ。

角膜移植はビツクリ。怖いぐらいに「つるりん」と角膜が取られて、人口角膜がはめ込まれていました。

怖い・・・怖いよ・・・

目は大事にしなきゃ・・・

と言うわけで、自分の専門だけでなく、一般教養の時には他の分野の講義も受けてみると面白いですよ?

私は、教育学部の教育論をとったりしましたけど、その内容に対して、

なんでも言うことを聞く、教科書みたいな子供いるわけないだろ!
俺が知りたいのは、実際の現場の教育論だ。
人と人の関係性を重視しなければ「教育」ではない!
教え方なんてどうでもいい!

と独りでプリプリ怒って、その講義を自主的に放棄しました。 (単位の放棄)

こんな授業だらけでは、まともな「先生」が育つわけないだろ!と独りで怒っていたのを覚えています。

最後に余計なことを書きましたけど、大学のうちはあれこれ色んな授業を受けてみると面白いよ!

そんな思い出の話でした。

では、今回はこの辺で。

adios!!