みなさん、こんにちは!!
何とか薬の副作用から立ち直りつつあるMilkです。ですが、ちょいとまだモヤモヤが・・・(;´∀`)
さて、こんな時はハイセンスな曲でも聞いて、ノリノリに行ってみましょう!
という訳で、今回は古めの曲は少ないかも知れませんが、良い曲は良い!ということでご容赦を。
ECHO
2014年と割と新し目の曲です。
海外組ですね。このセンスは、外国人ならではのセンスだと思います。
そして、GUMIで英語を歌わせるという荒業を・・・
このイラストも、海外ならではのセンスですよね。
海外の曲は、特にボーカルが主旋律から離れて自由に歌い出すという点が特徴的です。
あくまでオケ(ボーカル以外の楽器部分)がボーカルを支える部分になっており、主旋律はボーカルに委ねるという作り方が多い気がします。
後半に行けば行くほど、コーラスが分岐していき、互いにどれが主旋律か分からないほどのハーモニーを作り上げます。
近年でかなり衝撃を受けた作品です。
決して、楽器数は多くありません。R&Bの系統にはこれが多いのですが、楽器数は少なく、ボーカルが多彩に歌うことで曲を華やかにしていきます。
今回は、EDM系に近い曲ですが、やはりメインはボーカルであり、GUMIが歌い出すと格好良さが何倍にも大きくなります。
かなりハイセンスです。凄すぎます。
拝啓シーケンサー
2015年の曲です。
これは、確か私が曲を投稿した時に、たまたま同時期に投稿されていた曲だったんです。
これを聞いた時に勝手に「負けた・・・全然センスの格が違う;」と一方的に思っていました(笑)
静かに、でも強く印象に残る曲です。
鏡音リンの調整も完璧で、オケの中に透き通るように響いていきます。
最初の入りも特徴的ですが、ギターサウンドが入って一気にスイッチが切り替わる部分が気持ちいいですね。
曲全体で多彩に変化していくタイプの曲ではありませんが、波紋(ソナー音の様な)を想像させるシンセサイザーとツボを押してくるテクノバスドラが曲全体を通して響いているために、全く飽きが来ません。
私自身も目指す曲作りはこの方向なので、かなり影響を受けましたし、どうしても意識してしまいます。
私は大好きな曲です。
Not Mine
かなりシンプルな音作りです。
しかし、ミクの加工した声が特徴的ですね。途中で入ってきて気持ちいいです。
上手く間を使って音を詰め込め過ぎない曲作りです。
曲を作る側の人間としては、”間”は怖いんです。スカスカになって厚みがないように感じたりする。
すると、どんどん楽器数を増やして音を重ね始めるわけです。
結果的に、うるさくなったりお腹いっぱいになったりの曲になります。
毎度、こってりステーキを出させれも・・・って感じですよね。
そうでなくて、いかに間を上手く使うか。
音が少なくても、しっかりと美しい曲が作れる人が、本当のセンスを持っている作曲家です。
音が少なくても勝負出来るとは、ごまかしが無いということです。
楽器やフレーズを重ねまくると言うことは、全体がぼやけ、迫力で押し切るということです。ある意味では逃げなのです。
ですから、”間”を扱える作曲家は、それだけ勇気のあることをしているし、本当にセンスがないと曲が耐えられません。
また、音作りは基本的にマイナスと言われます。
特にEQなどはそうですね。音が足りないからと言って、あちこちのHz帯をブーストさせていくと、波形が荒れまくっておかしくなります。
ですから、いかに音が痩せない程度に削っていき、間を上手に使って気持よくグルーブさせるか。
それがセンスです。
サイバーサンダーサイダー
最初聞いた時に、この発想は素晴らしいと感じましたね。
これがデビュー作ですからね・・・とんでもないモンスターです。
少し割れた音の特徴的なシンセサイザーを多用し、この曲のイメージを頭にこれでもか!というほどに刷り込んできます。
ただ少し残念なのは、この後もこのシンセサイザーを多用してしまったために、どの曲も同じに聞こえてしまうこと(笑)
まぁ・・・それほど、彼の代名詞と言えるほどの衝撃的な音作りだったでしょう。
VY1という、YAMAHA純正のボーカル・シンセサイザーを使っているようです。
YAMAHAも遂にボーカロイド市場に参戦って感じですね。
ですが別段まったく想像出来なかったというわけではなく、基礎的な技術はYAMAHAが持っており、誰のボーカル音を使用するかというのが、クリプトンやインターネットと言った会社が担っていたわけです。ですから、YAMAHAが参入することは時間の問題だったでしょう。
VY1は、あくまでボーカル・シンセサイザー(楽器)という側面を押し出しているために、キャラクター設定等は無いようです。
だんだん幅も広がってきましたね。
この曲は恐らくは、VY1をわざと素の音に近い状態にしているんだと思います。こうすることで、オケが無機質な感じですが、これにマッチしやすくしているのだと思います。
曲の印象としては、かなり機械的な雰囲気をまとった曲ですからね。
そういう、狙ったところをちゃんと実現するのが素晴らしいですね。
GLIDE
テクノロックと言ったら良いでしょうか。ディストーションがかかった、かなり良いサウンドのギターがぐっと曲を引き締めます。
そして、このセクシーな曲作り。大人な曲ですね。
サビが特に良いですね。なんと言うか、音のちょっとした繰り返しが癖になります。
また、ベースがいい仕事してるんですよね。
基本的には出しゃばらずにしっかりと、低音を支えているんですけど、時々弦の弾く生音が出てきてクールです。
こういうEDM系では珍しく、テクノベースを使うのではなく、普通のベースを使ってるんですね。
そういった点も、他の曲とは一味違う感じです。
リシェ.ver
リシェが歌うと、セクシーさが倍増です。
本当にこの曲の良さが引き出されます。この曲には、この声が一番マッチしていると思います。
ボーカルの音が少し控えめにMIXされていますね。
オケの方が若干強めのMIXです。でも、それがかえって良いかも知れません。
吐息とともに囁くように艶めかしく歌っている感じがします。
さて、今回のボカロ曲紹介はここまで!!
ちょっと今回は新し目の曲が多かったけど、カンベンしてちょ!
では、また来週。
adios!!