こんばんは。Milkです。
今日は金曜日ですね。私は毎日の変化が大きくないため、この「懐かしボカロ」の記事を基準にして一週間を認識しています(笑)
さて、前回はあまりにアダルティーな選曲だったので、今回はちょっと真面目に行こうかなww
でも、アウトな路線の曲はまだまだある(ry
はい。自主規制します。また今度ね☆
それでは、今宵も美しい貴方の時間のお供に「懐かしボカロ」を・・・
ロストエンファウンド
見えないと思い込んでいた、「何か」を探し求める曲です。
静かに始まり、サビで一気に盛り上がります。
その勢いに圧倒されそうです。
また、PVもとっても美しいですね。
「何か」が見つからなくて、全てが花に見えてしまう。
また、同じ初音ミクでも、Aメロ、Bメロ、とサビで声質が完全に変わっていますね。
サビの方がより自然に近い状態の発声ですね。
それ以外は、極端にパラメーターをいじって、幼く寂しげな声に仕上げています。
ピッチを少し上げて、空気の吐き出す量を多めにしているのかもしれません。ちょっとしたハスキーボイスになっていますね。
また、コンプも使い分けているかもしれません。
やはりコンプレッサーによって、かなり声質は変化しますから。
そして、途中で拍子が変化する部分があります。これは、実際にDAW上で作ろうとすると、結構大変なんですよ(汗)
演奏するほうが楽かも知れませんね。体が覚えますから。
しかし、機械上ではある一定の時間内で拍子が変更されるという扱いなので、前の方に新しくフレーズを挿入すると、拍子が変更される箇所が想定している場所からずれておかしくなります・・・
こういう所は、やっぱり難しいですね;
すんなりは行きません。
Masked bitcH
自分を虐め抜くGUMIさんですね。
言葉では、「愛されなくても良い」と言って、体だけ重ねていく。
しかし、本当は自分を愛して欲しいという気持ちを騙して生きていく自虐的な曲です。
曲の話になると、少し古めのテイストになるかと思います。
EDMの様に過激なテクノではありませんね。
あくまで、聞かせるテクノと言ったところでしょうか。
また、80'sのディスコ的な要素を所々持ちながらも、現代のシンセサイザーの音でそれを再現している感じがします。
つまり、リズムのとり方や、音の重ね方は、少し懐かしい感じで安心して聴けます。
そして、それを新しいシンセサイザーで表現することで、より耳に残りやすい構成になっていますね。
PVも面白くて、GUMIの心が乱れていくのが、リズムゲームとして表現されています。
段々と上手いタイミングでリズムを刻めなくなり、最後には心が壊れるゲームオーバという終わり方です。
切ないですね。
ggrks-ググれカス-
ここで若干、箸休めということで(笑)
散々、私が会社で言われたことですね。「ggrks」
確か、巡音ルカが発表されて、かなり早い段階で投稿された曲ではないかなと思います。
また、GACKTの声を使った、がくっぽいど(通称:がくぽ)も、まだまだボカロファミリーに入って時間が経っていなかったんですよね。
実は、今までのボカロ(初音ミク、鏡音リン・レン等)は、YAMAHA&クリプトン・フューチャー・メディアというタッグで発売されていました。
基礎的な技術をYAMAHAが保持しており、どのような声をボーカルとしてサンプリングし、キャラとして発売するかをクリプトンが担っていました。
ここへ、インターネットという会社が新しく、ボーカル部分を担当することで参入してきたのです。
そして、今までのミクやリン・レンの人気を超えるために(声優さんを起用していた)、本物のボーカルをサンプルリングとして使うという手にでます。
それが、GACKTだったわけです。
そして、風貌も武士のような格好という、ちょっと変わった感じになりました。
ですから、この曲は別々の会社のボカロが共演するという、ある意味では異種合作曲になったわけです。
因みにGUMIもインターネットから発売されたボカロで、これも中島愛という歌手を起用しています。
これに対して、巡音ルカの目玉機能は、バウリンガルということだったんです。
それまでのボカロは日本語だけが得意でした。と言うよりも、音符に割り当てられるのは日本語の音に近い状態でした。
(ローマ字で入力することで微妙に発音を変化させることも出来た。)
しかし、あくまで日本語での発音で、英語に近づけるのは困難でした。thとか日本語にはない音ですからね;
英語専用のボカロというのも存在していました。LEONやLOLAというボカロです。
これは初代のVOCALOIDで、初音ミクはVOCALOID2という発声エンジンを搭載しています。つまりミクは次世代のボカロということだったのです。
実は、MEIKOやKAITOと言ったボカロも、VOCALOIDの発声エンジンですので、調整が非常に難しいことで有名でした。ですから、MEIKOやKAITOのマスターは本当に、凄腕が多いのです。ちゃんと聞けるようにするだけでも一苦労なのです。
さて、少し話が脱線しました。巡音ルカは、日本語と英語を同時に発音出来るというハイブリッドで、且つVOCALOID2の発声エンジンを搭載しているボカロとして注目を集めました。
なのでこの曲で、がくぽとルカで英語部分の発音の流暢さが違うのがご理解頂けるでしょうか。
現在では、他のボカロも英語バージョンが発売されているようです。
にしても・・・歌詞がひでぇ(笑)
ファインダー
kzの曲ですね。
この方は、GoogleのCMに初音ミクの曲で採用されたりと、本当に有名人になりました。
この人の特徴は、とてもキーの高いキラキラしたシンセサイザーを多用するところです。
ですから、聞いた瞬間に「あぁ〜、kzの曲だな。」って分かります。
ミクのテクノ曲は数多くありますが、先ずはこのkzの曲を挙げずにミクテクノは語れないでしょう。
たぶん、多くの楽師(ニコ動では作曲者をそう呼んでいました。)がかじりついて彼のテクニックを勉強したと思います。
このベース音のシンセサイザーの使い方とか王道ですね。上下にオクターブ違いを挟むことで、ノリの良いリズムを生み出します。
また、この人のミクの声も独特で、kzの声って感じがします。
ちょっとピッチは高めで、でも音がばらつくのではなく丸くおさめています。
イメージとしては、高音のシンセサイザーにマッチさせながらも、丸っこい声と言いましょうか。
これは彼の使うコンプレッサーによる影響かなぁ。
素の音だけでは、これにはならないと思います。
まぁ・・・しかし、私自身は鏡音リン・レンのマスターなので、ちょっと詳しいところまでは分かりかねますが(汗)
でも、やっぱりkz独特のミクさんだと思いますよ。
ボーカロイドたちがただテッテーテレッテーするだけ
では、今宵のお別れはこの曲といたしましょう。
最近枠で、ボカロ達は楽しく「テッテーテレッテー♪」って歌います。
それをジャズなテイストの音楽で、ゆったりと包みます。
完全にBGMとしてどうぞ。
ゆっくり、音楽に浸りながらワインを飲むのもいいですね。
私なら、なんとなく赤ワインがいいかな〜。
こういうジャズバーにも行ってみたいものですね。
それでは、皆さん「懐かしボカロ」はまた来週!
楽しい夜の時間を。
adios!!