いやはや、古いPCを現役として復活させるのに2日もかかってしまいました;
本当は1日で終わったんですけど、何やら原因不明のバグ?に遭遇しまして・・・
結局、解決はしなかったので違うアプリで代用するという結果になりましたです。
というわけで、今回の記事は古いPCでもこんな感じで復活できるよ?的な、ここ2日間の日記です。
兄ちゃん!何もしてないのに壊れた!
昨日、妹が珍しく早起きしてきました。
7時半ぐらいかな?
私は朝食を食べてたんですけど、私を見るなり第一声が、「兄ちゃん!何もしてないのにパソコン壊れた!」
あはぁ〜ん。きたー。
何もしてないのに壊れた事件!
そして、とにかく私に放り投げればどうにかなるという・・・(笑)
兄ちゃんは騙されないぞ!何もしてないって言う奴に限って、何かしておるのだ!!
ですが・・・妹の申告は本当でした。
電源ケーブルをコンセントに挿すと通電してLEDライトが光るのですが、ノートPCの本体に挿しこむと消えて電流が供給されないのです。
うーん・・・こ・・・これは・・・?
初めて経験する故障タイプ。
どうしたものか・・・
Google先生で調べてみた
とにかく症状は分かりました。再現性もあります。(これ大事)
困った時の頼みのGoogle先生です。
調べてみると、以下の症状に似ていることに気づきました。
どうやら、マザーボードのコンデンサーが故障すると同様の事象がでるっぽい。
ということは?ハードウェアの故障か・・・
うーん。こうなると、本格的に修理に出さないと直りませんね。アプリ屋の私にはお手上げです。
問題はこのPCは仕事にも使われていて、個人情報の関係上HDDを外に持ち出すことは出来ないという制限がある点なんです。
なので、妹からの注文は・・・
- 修理に出すときにダミーHDDに変更してから修理に出したい
- 直近で使う用事があるので、スペアのノートPCを用意して欲しい
うわぉ。要求多すぎ(笑)
というわけで、家中のノートPCをかき集めてこういう状態に;
あんたら、パソコン壊しすぎ!(笑)
他の2台は、「壊れた」と言って家で眠っていたノートPCです。
しっかりと、2台とも復活させておきました。そのうちの1台を私が借りて使用していたのです。(え?直ったの?どうやって?って言われましたけど、逆になんでこれが壊れたって言ってんのかの方が不思議ですよ・・・)
ノートPCの内部構成をいじくる
さて、妹の使っているノートPCから、HDDとメモリを引き抜き、私が大事に直してあげたノートPCと入れ替えてあげようと思ったんですよ。
そうすれば、フォーマットしてるからHDDは個人情報入ってないからね☆
妹の最新ノートPCを開けてびっくり。
i7だし、メモリは16GBも載ってるし。マジかよ。お兄ちゃんもこんな良いパソコン持ってないよ?(;´∀`)
さてと・・・入れ替えますか。
だが罠があったのだ。
数年前の型のdynabookに入れ替えたところ、HDDを認識しない。しかも、メモリも6GBまでしか読み込めていない。どうも変だ;
立ち上げると一瞬、HDDを読みに行くが、その後に「ハードウェア構成変えただろ?なんか変だから立ち上げられねーぞ!バーカ!」と怒られる。しかも意地悪なことに英語で罵られる。
あれ・・・もしや?と思って、メモリをもともと挿さっていた4GBに戻すと、やっとHDDの読み込みを始めた。
マジか・・・そういうこともあるのか。ハードが専門じゃない私には未知の世界じゃ。勉強になった。
がしかし、ここからまた問題が;
こんどはHDDを正常に読まない。なんで?なんでだぁー!!
別のPCとかに挿し直したりして試してみたがダメ。でも・・・あれ?何か変な感じが思い出される・・・
妹の最新ノートPCのHDDを取り出した時に、周りにゴムパッキンがはめてあり、高さを調節してあったのだ。
つまりは、普通のHDDの大きさと違う。差込口の規格は同じなのだが、何やら大きさの規格が違うぞ?
すると、仕事休憩に来た父親がボソリと言った。
「あー。(妹)のパソコンはSSDだぞ?」
な・・・なぬ?!SSDだとぅ?( ゚д゚)
そ・・・それは、古いマザーボードが読み込めなくて当然では?
あぁ〜。下手こいた・・・orz
こりゃ無理だわ。
という訳で、妹の最新ノートPCはSSDの部分を引き抜いてあげて、妹が一時的に使う用は、私が使っていたノートPCを別のノートPCのHDDと交換することでWindowsが使えるようにしてあげて・・・と懇切丁寧に対応することで一応は要求を満たしてあげることにしました。
はぁ・・・ここまでで昨日の半日を使った;
しっかし・・・結構な値段するノートPCをボコスカ壊しすぎだよ;ほんと。値段聞いてビビったからね。
私はアキバで3万で買ったノートPCを何年も使ってるのにww
一から入れなおしすれば大概は直るんだからさぁ・・・ぶつぶつ・・・
私のパソコン失くなった\(^o^)/
さて、妹様に私の大事に直してさしあげたノートPCが献上されたことによって、スペック的に最低な状態の搾りかすみたいなノートPCしか手元に残らないという結果に。
DVDドライブは壊れていて、メモリは2GB。
もう遅すぎて、寝てしまいそう。ブラウザ立ち上げたら死んでしまいます。/(^o^)\
うーん・・・もすこしどうにかならんか;
いっそのこと軽量Linuxに入れ替えて、なんとかするか?でもDVDドライブが死んでるよ?
父上のお古をゲッチュした
そう言えば、父親もパソコンクラッシャーだったな!(笑)
3年おきぐらいに最新型のPCに買い換えるんですよ。ほんと。
しかも、仕事用なんだ!と言って、その時の最新型買うんだよ。
今使ってるやつとか、CPUがXeonだからね?
貴方のパソコンはサーバに使うんじゃないんでしょ? Xeonってサーバ用の高級CPUだからね!? 分かってんのかなぁ・・・(;´∀`)
俺のお金じゃないから文句言えないけどさ(笑)
で、クローゼットに放置されているデスクトップPCがあることを思い出した。あ!あれ使ってないなら復活させよう!
父上に聞くと、「もう古すぎるから使わないからあげる。」だって!
マジかー。もうこれから、パソコンは買うの止めようかな。父上のお下がりでいいよ(笑)
そして、使っていないモニターもゴロゴロ転がっていた。使っていないなら俺が使わせていただく。
私は絶対にデュアルモニターじゃないと嫌だ!という主義なのでね。
と言うことで、冒頭の写真の状態になったのです。
DELL PRECISION T3400
今回復活させようとしたデスクトップは、DELLのPRECISION T3400という型のパソコンです。
ワークステーションという扱いで、やっぱり当時のハイエンドモデルですね。
今となっては、そこまで飛び抜けて性能が良いわけではありませんが、私的には現役バリバリで行けますよ。
じゃぁ何で復活させようかな?
とりあえずはWin 10だ!!
Win 10 での運用に失敗
まず立ち上げると・・・懐かしのWin XP !!
ひゃっふー。こいつはフォーマットしがいがあるぜ!(笑)
という訳で、DVDドライブにWin 10 のインストーラーを入れて、BIOSを起動。
DVDドライブを指定してBootです。
「ガガガ・・・」
嫌な音するんですけど・・・
しかも、Bootするデータが無いと表示される。
父上に聞いてみると、「え?DVDドライブ壊れてるよ?」
T3400お前もか!!俺は悲しいよ!( ;∀;)
ちょいと初めてでしたが、USBメモリにOSデータを入れてインストーラを作成し、OSを注入するという作戦に出ました。
これは意外とすんなり行けた。そして、未だに Win 10 のISOデータを提供しているMicrosoft。
へへへ。こいつ7月末で無料提供終了とか言ってた割にはちょろいぜ。
が・・・
「プロダクトキーを入れてください。そのプロダクトキーは受け付けられません。購入はこちらでどうぞ。」
Microsoftの鬼! インストールまで出来て、アクティベーション出来ずに試用バージョンで止まらせるとか・・・この外道!
うわーん!(ノД`)シクシク
もう怒った! Ubuntuにしてやるからな!
Ubuntuで完全復活
その後、妹が壊れたノートPCを電気屋に持って行くと言うのでついてきて欲しいと頼まれました。説明出来ないからって(笑)
まぁ・・・外付けDVDドライブを見にくついでに行ってあげるか。
で、買ってきたのがこれ。
3千円ぐらいでした。使ってみた感じでは、ちゃんとBIOSでもBootの対象として認識されるんで、OKですね。
さっそくUbuntuを入れます。
そして、こんな感じになりました。
久しぶりに、デュアルブートでなくシングルです。Ubuntuしか入っていません!
そして、自分の過去記事を見ながら、あれこれと設定をしました。
メモリは4GBで、HDDも150GBしかありませんけど、もう結構昔のデスクトップですから、仕方ないですね。
でも全く問題ないです。挙動もキビキビ動いていて、何もストレスないですね。
やっぱりデスクトップは安定してます。フリーズ率が低い感じがしますね。
そして、目を引くのは「Core 2 Duo」
懐かしい!!学生時代にはこれが最新のCPUでした!
この頃から、CPUを複数搭載するのではなく、コアと呼ばれるコンパクトなチップで1つのCPUを構成するという流れになったんですよね。
ここからあとは、Duoと呼ばれながらも、Quad(4コア)とか、iシリーズになるとOcta(8コア)なんて出てきて、プログラムの並列処理(スレッド)を意識する必要性が出てきました。(大変なんだよ・・・;)
何気に、3GHz以上のCPUが載ってるし。
もぉー。良いのを買うんだから(汗)
宝の持ち腐れ・・・ゲフンゲフン・・・
このマシン、今でもまったく現役で行けます。
Dash機能がおかしい・・・
ただ、今回はUbuntu 16.04 という最新版を入れたんですけど、今まで可能だった「Dashの日本語入力」が上手く行かないんですよ。
Dash機能というのは、Windowsで言うアプリ一覧みたいなもんです。文字を入れると検索してアプリを絞ってくれます。
今までは日本語でちゃんと入れられていたんですけど、今回のT3400ではなんでか上手く行きません。
これは今でも謎のままです。
最近、マイナーアップデートがあったらしいんで、バグ報告がないかも調べましたが引っかからず;
似た現象は、14.04でもあったらしく回避方法(マウスカーソルの位置が関係する)が書いてありましたが、それでも解消しませんでした。
という訳で、苦肉の策として補助的なランチャーをインストールすることにしました。
「Synapse」というランチャーです。アプリやファイルの検索に特化しており、日本語入力もOKです。
http://mogi2fruits.net/blog/os-software/linux/ubuntu/2366/mogi2fruits.net
もし似た現象に行き当たった人は、「Synapse」で回避しちゃうのも手だと思います。
このDashの問題を解決?するのに1日かかっていました。
んで、諦めました(笑)
最後に
Ubuntuはちょっと重めのディストリビューションですから、あまりにも非力なPCになると復活させるのは難しいかもしれませんが(Pentium4とか?)、ここ数年のPCなら全然問題なく復活させられます。
あと、PCが壊れた!ってのは、大概がデータ破損を起こしてそれが直せない状態だと思われます。
ですから、必要なデータだけを退避させて、一からOSを綺麗に入れなおしてあげれば8割方は直ります。それに、速度も全然変わりますから。
速度が落ちる理由として、Windowsの場合はレジストリーという問題があります。
HDDの中にはレジストリーという特別な箇所があり、Windowsは起動時にそれを全て読み込むという決まりになっています。
今のアプリは、レジストリーにデータを何でも書き込んで、アンインストールしてもレジストリーを掃除せずにいなくなるという厄介な奴が多いのです。そうするとどんどん、レジストリーが肥大化していきます。
これが起動するまでに時間がかかる要因です。(レジストリーの掃除ソフトがありますが、あれはあまり意味がないと思いますよ。それよりも、根本的にOSをきちっと入れなおす方が、何倍も効果があります。)
Windows とか有償のOSなんて持ってないよ!って方は、Linuxを試してみることをオススメします。
今私が使っているUbuntuは無料ですし、ネットサーフィンぐらいなら何も気にせず出来ますよ。
もし、捨てようかな?って思ったPCがあったら、試しにLinuxを入れて遊んでみるのも楽しいかもしれません。
それでは、今回はここまで!!
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