こんにちは。Milkです。
つい最近まで、「イラストレーターさん」と「デザイナーさん」の違いが分かっていませんでした。
私は、「Milkカフェ」という精神疾患支援の任意団体のスタッフをしています。
それ用のために、「名刺」を作ることにしたのです。
知り合いのイラストレーターさんに名刺作りを依頼することにしました。
すると、私からすると「?」な発言が。
イラストレーターさん「名刺サイズなら私でなんとかなるよ。でも、これより大きいパンフレットとかになったら、私の範疇では難しいなぁ。デザイナーさんが必要になる。」
今回は、名刺なので・・・お願いしたいんですけど・・・
でも「イラストレーターさん」と「デザイナーさん」は、何かそんなに大きく違うんです?
イラストレーターさん「うん。全然違う。」
違いは何?
その違いは明確で、「全体の構成を調整出来る人」がデザイナーさんなのだそう。
では、イラストレーターさんは?
イラストレーターは「素材を描く人」
少し語弊がある感じはしますが、イラストレーターさんは「素材」を提供します。
もちろん、絵画のようにしてキャンバスに描き、それを販売することもします。
しかし、多くはグッズの模様の為の「素材」を描くなどをします。
どのようにしてそれが配置されるかまでは関与しません。
あくまでも、納めるものは「素材」となります。
ですが、その人の「味」が出ますので、ファンはそのグッズを欲しがるというわけです。
デザイナーは「素材を使いこなす人」
それでは、デザイナーは何をするのでしょう?
イラストレーターから提供された「素材」を、上手く使いこなしバランスを考える人になります。
各々の素材を加工したり(了承は得る)、パンフレットなどではイラストと文字のマッチ度や配置バランスを考えていきます。
Webデザイナーは良く聞く単語ですが、上の内容を分かっていると、すんなり頭の中で整理出来ると思います。
様々なイラストレーターさんが素材を提供し、WebデザイナーはWebサイトの全体美を考慮しながら、それらの配置を行います。
最後に
もちろん、細かい部分を考えていくと、これだけでは説明が難しいとは思います。
大きくざっくり話をすると、このような違いがあるということです。
中には、イラストレーター兼デザイナーという方もいますから。
しかし、デザイナーさん皆がイラストを描いているわけではありません。
イラストレーターさんから納品してもらい、それを必要なモノ(グッズやパンフレット等)に切り貼りしたり、合わせていくフォントが美観を損なわないよう調整したりするのです。
逆を言うと、イラストレーターさんは「素材」に集中しますから、「パンフレットを作って欲しいんだけど」と言われた場合、イラストを描くことが出来ても、全体のバランスまで考えるということは普段の作業にはないわけです。
なので、冒頭の「名刺ほどの大きさなら大丈夫だと思う。」という話になります。
しっかりと、オリジナリティを含めた広告などを出そうとすると、イラストレーターさんとデザイナーさんの両方に依頼をかけることになります。
これに広告費が必要となりますから、思った以上に値段がかかるわけです。
それについては、以下の記事を御覧ください。
デザインの世界って面白いですね!
システムエンジニアとプログラマは混同されがちなんですけど、なんだかそれに似ています(笑)
それでは、今回はこの辺で。
adios!!