こんばんは。Milkです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。あ!っと言う間に12月。
なんと言うことだww
そして、クリスマスにお正月とイベント事が雪崩れ込んでくるんですよねぇ。
先ずは、あま〜いクリスマスがやって来ます。
今回は、そんな冬の曲達の「懐かしボカロ」をお送りしましょう!
Twinkle Melody
この一昔前な感じがたまらない!(笑)
キラキラのシンセサイザーが雪のように降りますね。とっても素敵。
また、下でベースシンセサイザーがしっかりと支えますから、全体のバランスとしてもバッチリです。
安心して聴くことが出来ます。
この方のミクさんは、ちょっと不思議な声をしています。
この透き通り方の声のタイプはあまり聞きませんね。どういったコンプレッサーで調整してるんでしょう?
声の芯自体はしっかりしてますね。その周りの音が少しふわっとしています。
しかし、トータルとしてはくっきりしたイメージを持つ声質です。
いやぁ・・・コンプが気になる!! ここが解明出来ないと、近づけるのは難しいなぁ。
後は、何より肩出しニット!エロス!(´ω`)
あざとい!でも、それがいい!!(笑)
snow knows
今度は、Rockな冬曲です。
全体的にギターで押し切る形で、今風の軽めのRock曲に仕上がっています。
ギターも重い、ヘヴィーな部分の音域を使わず、中音から上を意識し使うところも、やはり今の流行りの曲の構成ですよね。
少し残念なのは、全体的にマスタリングが失敗しているところです。
常にクリップ(音割れ)が発生している状態ですね。
特に、ボーカルとギターがかち合って、クリップ気味になっており、シンバルが入ると更に顕著にクリップが発生しています。
ここを綺麗にまとめきれば、更に聴きやすく、魅力的な曲となったでしょうね。
ですが、そんな問題は些細なこと。
曲自体のエネルギーで押し切って、人を魅了し続けた結果、現在では「ボカロ殿堂入り」のタグを付けられるようになりました。
やはり、大事なのは曲の構成と熱量。
そうなのだと思います。
聴こえていますか
とっても優しいバラード曲です。
薄っすらと後ろに控えるストリングス(弦楽器)が美しいですね。
また、下を支えるのはベースももちろんいますが、ピアノがちゃんといるんですよね。
ピアノの低いキーが全体をしっかり支えますし、ぐっと前に出てくる時も綺麗に上のキーを使います。
イントロのピアノの入りが印象的ですよね。
また、歌詞もとっても心に染みます。悲しい片思いの曲ですね。切なくなります。
ミクさんに関しては、これが素の状態のミクだと思います。
デフォルトと言うか、この声質のミクは多くいましたね。
ですから、順当にMIXをしていくと、この声質に収束するのでは?と思うんですけど、たまに特殊な声質の娘がいるのです(笑)
その方法は、MIXの時にかけるコンプレッサー、及びEQによる周波数帯のカット&ブーストで決まるわけですが(もちろん、ボカロの調整パラメータも大きく影響を及ぼします)、個々の楽師によって使用方法が異なります。
時には、コンプレッサー二段かけという方法さえあります。
これは、楽器トラックに一旦、ある種類のコンプレッサーをかけて音を叩きます(平たんにする)。その後、さらに別のコンプレッサーをかけます。
この目的は、本来のコンプレッサーの使い方ではなく、かけた後の音質の変化を目的としたコンプの使用方法です。
この方法はある本で読んだ知識です。本当にびっくりしました!
えぇww そんなことしちゃうの?って(笑)
プロの行う技ですからね。ハードウェアコンプレッサーをかけたり、ソフトウェアコンプレッサーを利用したり、音の雰囲気を追求するためには本来の使い方以外も大事なのです。
Just Be Friends
ボカロ曲の中で、名曲中の名曲ですね。
これはかなり流行りました。巡音ルカの代表曲です。
本当に歌詞が切なくて、互いに何かがずれ始めていることに、ふとした瞬間に気づいてしまうのです。
そして、ずれがもう戻せない、道が互いに違うと気づき、愛し合いながらも恋人から友人に戻っていく・・・
聞いていて悲しくなります。
アップテンポの、上手くテクノポップな曲なのですが、この淡々と進んでいくリズムに無機質さを感じ、彼らの何かの違和感を表しているようにも聞こえます。
「何度も会いに行くよ」という歌詞は、過去の時間が自分にとって必要な時間だったという解釈なのか、それともあの時の選択を変えていれば結果が違ったという意味なのか・・・
それは分かりません。
この曲は、テクノポップの王道という感じで、相当聞き込みましたね。そして、お手本にしました。
うまーく逆再生をかませていたり、リズムボックスで細かくシンセを刻んだり・・・本当に沢山のテクニックを盛り込んでいます。
ボーカロイドたちがひぐらしのYOUをセッションしたようです
それでは、今回はこの曲でお別れといたしましょう。
これは、カバー曲になります。
以前の、「ボーカロイドたちがただテッテーテレッテーするだけ」を作った人と同じ人です。
原曲自体もとっても有名な曲ですが、これをお洒落にカバーしています。
そして、素晴らしいのは、カバーしながらもオリジナルテイストを付加し、どんどん変化させていっているところです。
原曲は、ピアノ一本で、基本的に派手なピアノ演奏はありません。
しかしこれに、ジャズテイストを加えて、よりリッチなサウンドに仕上げています。
「ひぐらしのなく頃に」というゲーム及び、アニメは、まぁ・・・ストーリーや映像がかなり暗く重いものとなっています。
そして、映像も残虐なシーンが多いために物議を醸した作品でもあります。
私自身は見たことがないのですが、ストーリーは本当に涙を誘い、心にずしんとくるものらしいです。(所謂、鬱ゲー)
この「YOU」という曲の歌詞は、そのストーリーとかなりリンクする重要な曲となっているみたいです。
もし、原作を知っている人は、このアレンジバージョンはもっと心に刺さる曲となるでしょう。
それでは、今宵も素晴らしい時間が貴方に訪れますように。
adios!!