こんにちは。Milkです。
睡眠の質が知りたくて、少し前から「fitbit」を使っていました。
私が利用していた「fitbit」はこちら。
「fitbit flex2」を使っておりました。
精度としてもかなり良いですし、とにかく軽いのが良い点。
ただ一つだけ、どうにかならんかなぁ・・・と悩んでいたことがあって・・・
左手に「腕時計」、右手に「flex2」という状態。
この腕時計は個人的に思い入れがあるもので、ちょっと奮発して買ったのです。
そう。「EDEFICE」の腕時計。
そんなに高級な腕時計ではないのですけど、「モータースポーツ好き」にはたまらない腕時計なんです。
なので、「腕時計」から「スマートウォッチ」に切り替えるのを、かなり渋っていました。
そうしたら、気になる看板を発見。
「あなたの腕時計が、スマートウォッチになります。」
ん? どゆこと?
「今の腕時計」がスマートウォッチに
どうやら、「wena」と言うスマートウォッチみたいです。
今一歩、想像がつきません。
何がどうなったら、自分の腕時計がスマートウォッチに変わるのか?
秘密は「バンド」の部分
簡単に言うと、腕時計のバンド部分にスマートウォッチに必要なセンサー類を埋め込むことで、バンドを交換して今の腕時計をスマートウォッチ化してしまおう!という発想です。
ですから、売っているのは基本的に「バンド」の部分。
「時計」の部分はあなたのものを利用出来ます。
もちろん、「時計付き」の「wena」を購入することも可能です。
恐るべしSONY
この発想には恐れ入った!
「従来のものに付加して能力増強をする」という考え方はとても大切で、これに似た発想だと「Chromecast Audio」が挙げられます。
本当にこれも画期的なガジェットです。
実際に使ってみる
様々な機能がこれ一つで揃います。
- 睡眠計測
- 運動計測(消費カロリー計算)
- 歩数計測
- 通知機能(スマホへの通知を知らせる)
- Edy機能
- 心拍数計測
アプリで管理を行う
基本的に以下のアプリで、「wena」の設定や確認を行います。
こんな感じです。
常時、bluetoothで接続を行います。
バックグラウンドで、こちらのアプリはスマホに常駐しますので、同期は自然と行われます。
各々の機能を見てみましょうか。
睡眠計測
計測する時間を設定可能です。
運動計測(消費カロリー計算)
これは「アクティブモード」というのに切り替えた時に計測されます。
GPSで位置情報を計測出来ますから、後から移動した道をマップで確認出来ます。
ただし、ちょっと問題がありまして・・・
GPSの受信感度が弱いこと。
かなりの頻度で、「受信ロスト」を起こします。
ですから、あまりマップ描画機能は期待出来ないです。
そしてGPSを使うなら、GPS受信が完了してから計測開始となりますので、かなり時間がかかってスタートします。
(しかも、途中でロストする・・・)
これはこれから改善して欲しいなぁと願う所です。
歩数計測
これは常時監視出来ます。
目標設定をし、それを達成するとバイブレーションでお知らせしてくれます。
通知機能(スマホへの通知を知らせる)
実は、これが一番のオススメ機能。
通知して欲しいアプリの選択をすると、それに通知が来た時に「wena」がバイブレーションでお知らせしてくれます。
また、ディスプレイを見ると、概要を表示してくれるのです。
これで、ポケットからスマホを取り出す頻度は少なくなりましたね。
後は、通知に気づかないということが無くなった!
また、今まで全部の通知に対してスマホを確認してた訳ですが、時計をチラッと見るだけで「あぁ・・・後回しでいいや。」とか、「これは直ぐに対応しないと。」とか、取捨選択が手元で出来るようになりました。
かなりGoodな機能です。
Edy機能
この「wena」をかざすだけで、つまり「腕時計」をかざすだけで「Edy」での支払いが出来ます。
最初の設定だけは、iphoneが必要です。
Edyの登録が必要で、機器を紐づけないといけません。
これには、技術的な問題(どうやらAndroidはEdyの部分がOSのレイヤーに食い込んでいるらしく、制御をかけたくても難しいとのこと)が関係しており、iphoneの登録アプリを経由して、「wena」をEdyに登録させます。
一度登録すれば、後はOK。
チャージはコンビニ等で出来ます。
心拍数計測
常時計測も出来ますし、「アクテイブモード」の時のみの計測も可能です。
充電頻度は?
マイクロUSBに、専用の変換コネクタ(付属品)を噛ませて充電します。
電池の持ち具合ですが、「通常モード」なら4~5日は持ちます。
ただ、「アクテイブモード」を利用すると、1~2日に激減する感じですね。
(心拍数計測、GPS計測が同時に動くので消費が激しい)
最後に
今回購入したのは、こちらになります。
この「wena」は、SONYの中でも社内ベンチャーのようにして実った製品になります。
クラウドファンディングを利用し、なんとか製品化。
また、これをちゃんと軌道に載せるためプロジェクトメンバーが奔走しているという話も聞けました。
つまり・・・「SONY」が全面的にバックアップしてくれているのではなく、アイデアを実現するために社員が頑張って世に送り出すことに成功した製品です。
徐々に人気が出て、Suicaなどの「交通系ICカード」に対応して欲しいとの要望も多いのだとか。
でも、それにはあれこれと契約が必要で、四苦八苦しているとのこと。
今回、このアイデアに対して、久しぶりに「SONYらしさ」を感じ惹かれました。
そう。これこそ「SONYだよ!」って。
そして、社員の方と話をする中で、社内ベンチャーとして本当に努力している姿をビリビリと感じ、「応援」の気持ちも込めて購入させて頂きました。
あちこちと荒削りなところもあります。
しかし、だからこそ面白い。
アップデートがされると、大きく画面UIが変更されていることも(笑)
いやいや。それもまた趣ですよ。
さて、「wana」をどのようにフィッティングさせるかですが、一度電気屋さんでフィッティング作業を行ってもらうのがいいでしょう。
そうでないと、時計のバンド幅が合わないということがあって、微調整が必要な場合があるからです。
また、腕の太さによってバンドの長さもカッティング等の処理が必要です。
「試しにバンドを付け替えてみる」ということも出来ますから、気に入ったら購入してみるのはどうでしょう。
私はオススメですし、気に入って使っています。
また、これからすくすく育っていくプロジェクトだと思って、そういう点も楽しみです。
では、今回はこの辺で。
adios!!